思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

文章

2006年11月30日 | Weblog
文字を連ねて文章を紡ぎ出す。
小説、エッセイ、ルポ、演歌歌詞、新聞記事にしてもそうだ。
書き手の個性がにじみ出る。

日記の一種と思われるブログも、個性が創造する豊かな世界を創出する。
匿名だから嘘を書いてもかまわない。
自分を吐き出せる人に見られる日記というユニークな場所でもある。

読んで嘘とわかっていても、その人の想像力を楽しめばいい。
嘘のつき方にも個性が出る。
嘘も真実味を帯びれば小説家になれる。

面白くほのぼのと読めるブログは特徴があることに気づいた。

 誇張がない。
 自慢がない。
 自惚れがない。
 日常の些事をユニークに表現している。
 心の動くままに語るその語り口に好感が持てる。
 自分の人生観とか価値観と共通する雰囲気が感じられる。
  同じ価値観、人生観の文章には「それがどうした」という気分にはならない。
  一見つまらないことでも「うん、そうだよな」と思ったりする。

人間は凄い。
猿は今のところ文章を書けない。
「人間にはなれません」というCMがあったな。


演劇のチケット

2006年11月30日 | Weblog
何故か私は素人劇団に所属している。
年2回の公演を行うことになっており、将来は商業演劇の劇団を目指す、ことになっている。
今年の冬公演が近づいてきた。

前回公演から300円のチケットを製作して運用することになった。
舞台装置、パンフレット、チラシ、チケットなどにそこそこの費用はかかる。
会場費は市民会館のホールを使用するので無料ではあるが。

しかし、日も浅い劇団だし技量のほども知れているので、お金を払ってまで見に来てくれる奇特な人は少ない。
従って、かく劇団員が20枚なり30枚なりのチケットを自腹で負担して、知り合いに来てもらうようお願いして回ることになる。

私は、演劇を見に来そうな友達なんぞはいないので、もっぱら女房にお任せだったが、今回は少し努力した。
学芸会に毛の生えたような演劇を見に来て欲しいと頼むのは相当な決心が要る。

私の努力で来てくれる事になったのは、
 英会話の講師(カナダ人、フィアンセと一緒に来てくれる、日本文化に興味を持っている)
 英会話での友人(奥さんと来てくれる、以前彼の絵画展を見に行った関係)
 カラオケ店のママ(友達と来てくれる、無理強いは決してしてない)
これだけ。

しかし、この人達が来てくれることは励みになる。
あまり無様な姿は晒したくない、練習にも真剣味がましてくる。
たとえひと時とはいえ観客と共に共感と感動を享受できる瞬間を目指して頑張ろう。

今日は何をした?

2006年11月28日 | Weblog
今日は何日だったかな、27日だったかも、いやカレンダーを確かめると28日だ。
火曜日だったことは、朝ゴミを出しに行ったから間違いない。

まもなく今日も終わる、しかし今日は何をした?、思い出してみろ。

朝起きたのは8時半頃だ。
まずゴミを出して朝食をとりゆっくり新聞を読む、テレビもついてる。
それからどうした。
そうだ皿洗いをした。
しばらくテレビを見たな。

その後パソコンの前でコーヒーを飲みながら一通りブログに目を通した。
思わずコメントを入れたくなる記事もあるが、「爺さんに言われたくないよ」と思われそうで止めたりする。
そのうち昼になった。
食事の後また食器とか調理器具を洗った。

午後は先日の旅行の全員の集合写真をプリンターで印刷してみた。
30数名の集合写真だから、相当大きくしないといけないかなとか思いながら、何種類かの印刷をしてみる。
Å5版程度の大きさがちょうどいいようだ。
それ以上大きくしたら皆年寄りだから皺が目立つな、とか余計な事を考える。

女房が「ちょっと来て」という。
ちょっと来て、という時はロクな事がない。
「この部屋のドアノブの調子が悪いからちょっと直して」
という。
何でも俺に言ったら直ると思っている。

ドライバーでバラバラにしてみたが、結局良く分からない。
取りあえずは何らかの行動をしないと納得してもらえない。
「オイルが足りないんじゃない?、どっかにオイルあるでしょう?」
と勝手なことを言う。
取りあえず支障はないから、しばらくこの儘で様子を見ようということで済んだ。

その後何をしたかな。
女房が今日は風邪気味で家にいるからいろいろ話しかけてくる。
12月の予定、旅行の予定、正月の予定、何となく聞いて頷いておく。

そのうち夕刊を取りに玄関ホールのメールボックスまで行ってくる。
朝刊は部屋まで入れてくれるが夕刊は入れてくれない。

夕刊には、戦艦大和の生き残りの乗組員の話が連載されている。
ここ何日間かそればかり真剣に読む。

やがて夕食、テレビを見ながら、女房の話し声を聞きながら済ます。
また皿を洗い、その後、夜のダンスレッスンのために髭をそり着替えをする。
この日のレッスンは女房は参加していない。
車で10分ほどのところへ練習に行く。

9時過ぎ帰ってきて風呂に入る。
10時から女房と一緒に約1時間のテレビドラマを見る。
自閉症の青年のドラマ。

終わって女房は、「お休み」と寝室へ。

明日は演劇の練習日だ、すこし自分の台詞を見直して記憶に刻み込む。
練習も終盤にさしかかっている。
そろそろ完璧を期さないといけない。

かくして今日1日は終わろうとしている。
感動のない1日。
結局こんな繰り返しが続いていくのだろうか。
そんな人生は面白くないなと思う。

じゃ、どんな人生にしたいんだ?、といわれるとハタと困る。


星野哲郎さん

2006年11月27日 | Weblog
日本作詩家協会会長を務めている。
年齢は80歳を超えていると思う。

昨日某テレビ局で演歌の作詞大賞を決める番組に審査員の一人として出演していた。

大賞の賞状を受賞者に渡すときに驚いた。
アシスタントの女性に手を引かれて登場、うつろな目をして自分の役割が分からない様子。

「賞状を渡してください」という仕草で促される。
しばらくじっと賞状を眺めていたが、ようやく手に取った。

しかしその後何をしたらいいか分からない様子、賞状をてにしてあらぬ方向をぼんやりと眺めている。

「賞状を読んでください」という仕草で促されるが理解していない。
結局読まないままでホイと渡してしまった。

そのまま元の場所にヒョコヒョコと戻ってしまった。
何も分かっていないことは傍目に見ても明らかだった。

罪な映像を流すなっ、テレビ局。

鍵がない。

2006年11月27日 | Weblog
昨日、某市のホールの地下の駐車場で車の鍵がない。
あらゆるポケット、バッグの中のあらゆる場所、探しまくったが、ない。

冷静に、冷静に。
さっきホールを出るときには間違いなく一度手にしている。
ホールから地下の駐車場まで来る間に落としたか置き忘れたかのいずれかしか考えられない。

冷静に冷静に。
落としたら音がするはずだが聞いてない。
女房に預けたということはないか、ない、過去に一度も鍵を女房に預ける行為はなかった。

置忘れか。
あり得ないなあ、置き忘れるなんて事は。

もう一度ホールを出てからの行動を思い出そう。
あ、一度だけタバコの自販機に立ち寄ったぞ。
それ以外は置き忘れる行動は一切なかった。

あすこで確か荷物を傍の置き台に乗せた、あるとすればあの台しか考えられない。

そしてそこに鍵は無事残っていました。
確かに無意識のの中にも微かに何かを置いたような記憶に似た残像が脳に残っている。
良かった良かった。

車の傍で待っていた女房は、どうして帰ろうかと方策を練っていたそうだ。
ごもっとも。

なんか変だ

2006年11月27日 | Weblog
心に引っかかる新聞記事。

その1
アジア競技大会が12月1日からカタールのドーハで開催される。
その種目に今回から「チェス」が採用されたという。
チェスはスポーツかと思う。
それなら囲碁将棋、マージャン、クイズもスポーツかと言いたくなる。

その2
ディープインパクト汚名返上と出ている。
ジャパンカップで見事な走りで優勝したが、なぜ汚名を返上したことになるのか。
フランス凱旋門賞では禁止薬物が検出され資格を剥奪され3位入賞も失格となった。
ヨーロッパで禁止されていて、何故日本では使用可なのか理解できない。

その3
お詫び広告が気になる。
ロッテが11月初旬から販売を始めた「雪見だいふく(生チョコレート)」が売れすぎて供給が追いつかず、関東甲信地区を除く他の地域はしばらく販売を休止する旨の広告だ。
どんな食べ物なのか想像が膨らむ。
売れすぎてうれしくなって思わずお詫び広告を出したのか。

灯油

2006年11月26日 | Weblog
我が家の暖房は石油が中心になる。
去年から原油高で灯油の値段も高騰している。

配達してもらうと結構高い。
それでガソリンスタンドに灯油缶を車に積んで買いに行くことに、女房は決めた。

今年は今日初めて買いに行った。
18リッターで1260円だった。
2缶を両手に下げて車から部屋まで運ばなければならない。
重たいことよ。

配達してもらえよ、といっても女房は頑としてきかない。

ダンスパーティ

2006年11月26日 | Weblog
別のダンスグループが主催するパーティに誘われて行ってきた。
150名ほどが参加しているとの事。

1時から4時半まで続いた。
女房も一緒。
少しは踊れるようになったかも。

ここもお年寄りの女性が多い。
どこでも女性が元気だ。

これから団塊の世代の退職で、男性会員も増えるかも、と期待されているとかの話題が飛び交っていたそうだ。
ダンスのサークルは男性不足が続いている。

素人オーケストラ

2006年11月25日 | Weblog
今日は市が主催する「第9」のオーケストラとの音あわせ。
市民会館の大ホールに夜6時集合、初めてオーケストラのメンバーと一緒に練習した。
見た目にも分かる素人集団、高校生かと思える人もいればかなりお年を召した面々も見える。

皆さん大事そうに楽器をケースから出したりしている。
80名ほどの構成。
合唱する部隊とほぼ同じ人数だ。
ステージは人と楽器でぎゅうぎゅうの塊になる。
音は今ひとつの感じだが、どんな楽器にせよ一応オーケストラのメンバーとして皆と一緒に演奏できるということは、それだけでも楽器を扱えない人とは違う人生の楽しみの一つだ。

合唱との合わせなので、第4楽章のみの演奏だ。
素人とはいえ、第9を演奏できるのだから大したものなのだろう、と感心する。

中にトライアングル担当の人がいる。
たまにチンチンと音を出しているが、あれはあれで楽しいのかなと思う。
一応楽器なんだろうけど、殆ど出番はないがやはりオーケストラの一部の構成として必要不可欠なんだろう。
そういう人生もあるよね。


地方都市の財政破綻

2006年11月25日 | Weblog
人がどこに住むかは自由といえ、現実には今住んでいる場所から別の場所に移り住むのは相当な決心と財政的な裏づけが必要だ。

市が財政破綻して、来年から税金を上げます、福祉予算は大幅に削減します、といわれたら困り果てる。

北海道の旧炭鉱の街がいまそんな事態に直面している。
この街はかつての人口が10分の1に減少しているが、更に減少し老人ばかり残っている様子だ。
移り住む方策もないから更に条件の悪くなる同じ場所で暮らしていかなければならない。

なんか理屈に合わないものを感じる。
政治の貧困だろうか。

わが市も隣の市と比べるといろいろ劣ることが多い。
他人事ではすまなくなる。