思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

公用語

2010年06月30日 | Weblog
日本企業が「社内公用語を英語とする」というニュースが放映されている。
経済のグローバル化に対応するためだそうだ。

「我が家の公用語も英語にしようか」
と女房に持ちかけた。
その返事。

「Why?,No kidding!」

ほう、言ってくれるじゃないの。
大阪弁に直すと
「なんでやねん、冗談もほどほどにしてや~」
というところでしょうか。

照明係り

2010年06月29日 | Weblog
大衆演劇の照明係りです。

昨日、箕面市にある温泉ホテルに妻と行っておりました。
隣接するレジャーランドも入場無料です、客はお年寄りばかりが目立ちます。

そこの大広間ホールで大衆演劇が行われておりました。
「新生紅」座長は紅大介、女装して歌ったり踊ったりする若い男です。
総勢12,3名の若者がやっている劇団でした。

前半1時間半は世話物劇と言うのでしょうか人情劇と言うのでしょうか、母子もの、殺陣もあり、庶民向けの歌舞伎と言ったところでしょうか。

後半の1時間半は歌と踊りの時間です。
おしろい塗りまくりの化粧で踊ります。
団長の女装の踊りが評判なのかもしれません。

会場はほぼ満員でした。
女房は前のほうに空席をひとつ見つけそこに陣取ります。
私は「後ろのほうで良いよ」といって後ろの空いた席に座りました。

私の横の一段高いところに照明係がパイプ椅子に座っています。
30代の女性です。
ジーンズにTシャツ姿です。
すこしお腹が豊満な小太りの女です。

自分の体の大きさほどの2本のスポットライトを操っております。

「プロだなあ」と感心してそちらの方ばかり見ておりました。
彼女の心と動作が舞台に同化しているのです。

彼女の指先ひとつで舞台の照明が次々と変化してゆきます。
ひとりで全ての照明作業をこなしているのです。

音楽にあわせて自分の体をゆすります。
時々舞台と同じ歌を小さな声で歌っていたりします。
場面に合わせて自分の手を合わせて祈りのようなポーズになったりします。
と思うと自分の手を頬にあてて切なそうなポーズをなります。

指はピアノを弾くように照明器具のボタンを次々におして変化させてゆきます。
彼女は舞台上の役者の次の動きを全て覚えこんでいるのです。
スポットライトの変化はスピードが必要です、多分0.1秒のズレがあってもおかしなものになってしまうはずです。

彼女の動きはこの3時間何一つミスはありません。
完璧にこなしていました。
踊り手が変わる僅かの時間も余裕でゆったりとお茶を飲んだりしています。

「うーん、これぞプロ」と感心してしまいました。

殆どの人は照明係りになんか関心を示しません。
うまくやって当たり前、失敗すれば大きく目立ちます。

私はこの劇団は彼女に支えられているような気持ちになってしまいました。

終わったあと女房は隣にいたおっちゃんに話しかけられたそうです。
「もう帰るんか」
「はい帰ります」
「今度はいつ来る?」
「さあ分かりません」
「もし次に会えたら結婚しような」
「ははは」
大阪人の会話ですなあ。

父の日

2010年06月22日 | Weblog
日曜日が「父の日」だって?
何事も起こらんかったな。
期待もしてないしテレビで「父の日」の話題が出てても俺には関係ないなと思っていた。

昨日、去年結婚した広島の息子夫婦から宅配便が届いた。
「甚平」の父の日プレゼント、息子からは初めてだった。
嫁さんが発案したんだろ。

東京の娘は毎年マメに送ってくる。
今日、お手紙付きのハンカチが届いた。
遅いな、忘れてたんだろ。

そんな訳で私も「父」だった。

無口

2010年06月20日 | Weblog
私の無口は少し異常かもしれない。
無口でいることが平気なのもおかしいことかもしれない。

先日10人ほどでワイワイガヤガヤやっていたが、一瞬シーンとする間がある。
その時ある人が
「誰か何かしゃべって、私シーンとする空気が嫌いなの」
と叫んだ。

私は全然平気なんですが。

カーナビ

2010年06月19日 | Weblog
愛車のカーナビも大分よたってきました。
というよりも新しい道路がどんどんできてきますので、そんなところを走ると画面上では道なき道を走っております。

人が多く住むところには不思議にたくさん新しい道ができます。
不思議なくらいにどんどん作ります。

道は文明かもしれません。
古代から多くの道を作ってきました。
古代ローマにも「全ての道はローマに通ず」と言われたくらいです。

しかし、地方都市にはあまり道はできません。
私の田舎も何十年ぶりに帰郷しても昔からの道路が一層幅せまく感じさせながら残っています。

新しい道はやはり新しい何かを生み出すのでしょうか。
家の近所も50メーター幅の道路が工事されています。
沿道には多くの新しい建造物が次々と建設されつつあります。

6年前のカーナビが役に立たなくなるほどの勢いです。

正しい答え

2010年06月17日 | Weblog
いつの間にかソファーで眠ってしまっていた。
暑さで目が覚めた。
昼下がりうとうとしたが、今日の予報では32度くらいまで気温が上がるといっていた。

テレビがなっている。
多分教育放送だ、さっき高野山の話をしていたから。

画面が切り替わって「言葉のすれ違い」というタイトルに変わった。
朦朧として眺めていたが面白い場面にぶつかりパチッと目が開いた。

妻にこう聞かれたらどう答えますか、司会者が言っている。
「私と仕事、どっちが大事なの」

分かってる、どう答えてもいい結果は生まないような気がする。
3択だろうと思う。

私か仕事か両方か。
と悩んでいるようでは人生乗り切れない。

正しい答えは
「そうか、さびしい思いをさせていたんだね」

つまり、直接答えてはいけない、問いの裏の真実に迫らなければならんのです。
そういって肩でも揉んであげる。

うちのかみさんには通用せんかも。
「ふん、そんなことでだまされるもんかっ」
とやられそうだ。

人違い

2010年06月16日 | Weblog
たこ焼きやの前に立っている小柄な女性が、私が近づくのをじっと見ている。
「はて、知り合いだったかな」
と思って記憶を辿るが思い浮かばない。

更に近づくとニコニコしながら
「こんにちは」
という。
「え~っ、思いだせん」
軽く会釈して通り過ぎようと思ったが、思い切って尋ねた。
「どちらでご一緒しましたっけ?」

「あら、プールでいつも一緒でしたよね」
げっ、わしゃプールなんか行ったことない。
完全に人違いである。
「人違いですよ、私はプールは行きませんから」

彼女、信じられないといった顔で私を見ている。
しかしそんなに私に似ている人がこの世にいるんだなあと感心する。

そういえば私は時々プールで泳いでいる夢を見ることがある。
その夢はクロールでゆったりとプールを何往復もしている夢である。
あれは夢ではなかったのか。

クミコ

2010年06月15日 | Weblog
シャンソン歌手「クミコ」
実際にはどんなジャンルの歌でも自分の好きな歌を歌うそうです。
そういえば「ひばり」の「一本の鉛筆」も歌っていた。

有線でトップの人気になっいるのが
「INORI~祈り~」
気に入りました。
心に沁みてきます。
今日のテレビに出てました…徹子の部屋

そしてもう1曲、Youtubeで見つけました。
「我が麗しき恋物語」

今日は2曲、心に沁みる歌に出会えました。

DearDoctor

2010年06月13日 | Weblog
かみさんが
「映画の招待券あるけど見に行くか」
と言うので一緒に行った。

市の総合センターへ、題名は「DearDoctor」
寒村で皆に信頼されていた医者の話だが、実は偽医者だったと言う話だが、何か心温まる映画だった。

書きたいのは映画の中身のことではない。
開場前に招待券を持った人たちが並んでいる。
かみさんは
「並んで待っててね」
と言うなり受付の係員となにやら交渉じみたやり取りをしている。

「何をやってるの」
と聞いたら、かみさんが持っているのは午前の指定がある招待券だそうで、我々が行ったのは午後だ。

そこでかみさんは午前の招待券で午後の部に見させてくれと交渉していたのだ。

あきれた。
私なら絶対に午後に見には来ない。

係員の結論は
「満席にならなかったら入場してもらいますから開演5分前まで待ってください」
ということだった。

期限切れの招待券で人を誘うか、とかみさんの度胸には感心した。
見れたから良かったものの。