思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

黒塚物語

2008年05月31日 | Weblog
今度の演劇のタイトルは「黒塚物語」。
戦国時代の山奥の寒村「黒塚村」に生きる女たちにも戦国の波は押し寄せる。
そんな村の盛衰の物語。

今日はほぼ完成した大道具・小道具・衣装などを利用した通し稽古が一日続いた。
百姓女、足軽、大将、女衒、足抜け女郎などが登場する。

稽古を重ね、しっかりした舞台装置の下で演じると少しずつ深みも増していっているように思える。

突然話は変わるが、テレビで「タンザニア国立公園」に保護されている動物たちを見ていて先日英会話サークルでの会話を思い出した。
「○○さん3週間休むと言ってたね」
「エジプトとギリシャを旅行するらしいよ、(冥土の土産にとか話していたのは私も聞いていた)」
「え~っ、3週間も~、羨ましいなあ」
「私はいつかアフリカへ行って自然の動物を見てみたいよ、ケニアなんかどうかしらねえ」
元教師だったと言う年配の女性が
「ケニアから留学で来てた青年と話したことあるわよ、彼は、学校はライオンの背中に乗って通学してたよ、と言って、もちろん冗談ですといった後、ライオンも象も日本の動物園で生まれて初めて見ました、と言ってたわよ」

まだ、アフリカに行けばどこでも猛獣に出会えると思ってる人がいる。

小町針

2008年05月28日 | Weblog
小野小町と言えば平安時代の超美貌の女流歌人。

  花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に 「古今集」

は一度はどこかで聞いた事のある歌だ。
美貌の持ち主であるにもかかわらず言い寄る男を寄せ付けなかったそうだ。
それ故かどうか定かではないが、いろんな中傷めいた言葉が彼女には付き纏っているそうだ。

先日酒飲みながらママさんと話しているときに、小野小町みたいにあれがついてないなんてのもあるしね、と言われて無学な私は「えっ、どういうこと?」と思ったが、なかなか教えてくれない。

「まち針」はもともと「小町針」だったそうだ。
「まち針」には通常の針のようには穴が開いてない、つまり穴がついてない。

小野小町が男をすべて振ったのは「穴がなかった、つまりtchtuがついていなかったからだ」という説が流布していたらしい。
バカらしい話と言えばそれまでだが、隠語として立派にまかり通っている。

あまりの美貌に嫉妬しての中傷だろうし、生年も没年も不明なので詳しいことも分からないので脚色しやすいのであろうと思う。
秋田県の出身らしいことは分かっている様子。

話し相手

2008年05月28日 | Weblog
時々ママさんと2人だけになってしまうことがある。
日ごろは無口な私も饒舌になる。
女房にそんな場を見られたら
「何じゃ、こりゃああ」
と思われるだろう。

話していて楽しいのはやはり百戦錬磨の修羅場を潜り抜けてきたようなママさんだ。
お互い腹のうちを明かさない中にも、真実を嗅ぎ取って理解しあうような会話が好きだ。

4泊5日

2008年05月26日 | Weblog
今日、近くの総合病院に行った。
案の定、「そけいヘルニア」と言われた、「脱腸」のことである。
放っておいても絶対に直らないそうで手術する以外に方法はないそうだ。

待合室で待っているときに飲み屋で知り合った爺さんに合った。
嬉しそうに近寄ってきて
「やあ、今日はどないしたんや」
と問いかけてくる。
これこれしかじかと説明したら
「年取るといろんな病気が出てくるもんやね」
と言う。
彼も通院している様子で薬を抱えていたが、彼の病気に関心はないので私は何も聞かなかった。
お喋りおっさんだからそのうちにママさんの耳にも入るだろう。

そんな訳で来週の後半に4泊5日の手術入院を予約してきた。
やれやれ。

中国のことわざ

2008年05月25日 | Weblog
今朝の新聞で面白い文章があった。
釣り好きの作家開高健さんが紹介していたと言う中国のことわざだそうです。

 1時間幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。
 3日間幸せになりたかったら、結婚しなさい。
 8日間幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。
 永遠に幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。

確かに釣りに嵌った人の行動は、快楽を追い求めるかのようでもある。
私も海の近くで育ったので子供のころよく釣りに行った。

釣れなくともよい。
待つ間が至上の喜びでもある。
何が釣れるか分からない期待感。
かかったときの引きの生命感。

今は、永遠の幸せから遠ざかってしまった。

某家では亭主が大漁で帰ってくる、奥さんが夜中までかかって魚をさばく。
亭主はたくさん釣って帰ったから奥さんも喜んでくれてると勝手に思う。

私も会社の友人と釣りに行ってクーラーに山ほどの釣れてもって帰って、女房がさばいているのを見るのが楽しかった、ビールを飲みながら。

自営業

2008年05月24日 | Weblog
サラリーマンではない自営業と言うか自由業と言うか、体を張って生きているように見える人たちは、生きているなあと言う感じがする。
エリートサラリーマンと言われる一流企業に勤務する人たちは、生きていると言うより歯車のひとつとして生かされている感じがする。

死を迎える直前まで必死で生きる風の人もいい。
自分は必死で生きて来ただろうかと考えると、ただ漫然と流されて生きてきたようで、はなはだ面白くない。

残る人生もそんな風に終わるような気がする。
意欲と体力も衰えてくる。

印象に残る

2008年05月21日 | Weblog
1日のうちで印象に残ることがひとつ位はある。
今日印象に残ったのは英会話でのこと、若い教師が黒板に書いた次の文字だ。

 C U L8R

これは、「See you later」を表す表記で「じゃまた後で」の意味だ。
読み解くのにトンチがいりそうだ。
現実にそんな風に使用されているらしい。
 

人名地名

2008年05月20日 | Weblog
朝女房の携帯メールの着信を知らせるメロディーが流れた。
しばらくメールを眺めていたが「いわき平」の平は「たいら」か「だいら」かという友達からの問い合わせだそうだ。
盲人さんへの朗読をボランティアでやっているので読み方にはこだわる。

「いわきたいら」だよ。
というと、「ちゃんと調べてっ」という。
自分で調べればいいのに、電子辞書を持ってきて、調べてっ、と言う。
そんな地名まで載ってるわけがない。
女房は電子辞書にも触ったことがないから使い方も分からない。

インターネットで調べてみるとやはり「いわきたいら」と読むのが正しい。
女房は早速「いわきたいら」がただしい読み方です、と返事を書いている。

「そのページをコピーしておいて」と言う。
うるさい友達なので証拠に持っておくのだそうだ。

「錦織」という名前がある。
「にしきおり」というクラシックの歌手がいる。
「にしこり」と読むテニス選手がいる。

大阪の地名で「茨木」は「茨城」の連想で「いばらぎ」と読みたくなるが正しくは「いばらき」である。

朗読をする人にとって初めての地名人名は読み方に神経を使うだろうと思う。
私の故郷でも「左沢」と書いて「あてらざわ」と読む。
これなんかは初めての人には不可能だ。
しかし、人名も地名も間違えて読まれたほうは、いい気持ちはしない。

人名に関しては笑われた思い出がある。
ノーベル賞を受賞した「朝永振一郎」を新聞で拾い読みして出社した朝に、私はテレビを見てなかったので「あさながしんいちろう」と発言してみんなに笑われた。
テレビニュースでは「ともながしんいちろう」と言っていたはずだ。

高校野球の校名の読み方も捻った読み方があり、間違った読み方で恥をかくこともあった。
その場で「お前、その読み方違うぜ」と言ってくれる場合はまだいい。
みんな黙って聞いてて誰も注意しない、それを後で気づいたときは何とも恥ずかしい。
自分が「無知」のかたまりに思えてしまって孤独。

子宮で考える

2008年05月19日 | Weblog
「病院で静養してました」
と彼女は言った。

10日間入院して手術をしたそうです。
人間ドックで子宮筋腫と卵巣に大きな腫瘍が発見され、総合病院で精密検査の結果今年中には摘出が必要と言われたそうです。

6月に手術を申し込んでいたところキャンセルで空きが出来て4月の末に急遽手術となったそうです。
悪性ではなく癌の心配はないそうです。

そして子宮と卵巣をすべて取ってしまったそうです。

彼女はまったく自覚症状もなく、医者の言うとおりにするしかないやん、と言ってました。
手術の日は母親と亭主がきたそうで、彼女は子供がおりません。

いずれにしても手術後に10日間ほど静養して今は日常生活に不便はないそうです。
本人も前にもまして元気でよかったです。
風呂はだめだそうでシャワーのみ、そのときはお腹の傷の上にテープをはってくださいと言われているそうです。


(余談)

担当は女医さんで30代の「あっ」と驚くほどの美人だったそうです。

お腹を10センチ足らず切ったそうですが、手術前にあそこの毛は全部きれいに剃られたそうで、「お臍も掃除しましょうね~」といって綿棒みたいなもので掃除してくれたそうです。
そのときにお臍を掃除している人が「あれっ」と一言発したそうです。
なにが「あれっ」なのかは遂に説明がなかったそうで、いまだにそれが気になっているそうです。

「私もっとバカになるわ」と言うので「なんで?」と聞いたら
「子宮取っちゃったし、女は子宮で考えるって誰か言ってたでしょう」
と答える。
勿論ジョークのつもりだろうが笑えなかった。

「膣の先は結んでおきますからね」と言われたそうです。
「はい」と答えはしたが意味がよくわからんと言ってました。
俺にはまして分からん。