思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

自惚れ

2006年10月06日 | Weblog
昨日行ったカラオケのお店は久しぶりの店。
入ったら客はおばさん2人だけ、結構お上手で感心する。
広い店でステージもついている。

3人だけなので5,6曲歌った。

彼女らは先に帰ったが、帰り際に2人が私の傍に来てしばらく話して帰った。

「ほんまに上手やわ」
「声もバリッとしてるし、なんといっても声がいい、甘い声やしはっきりしているる。喋ってるときと歌の声が全然違うの不思議やわー」
「歌い方も丁寧やし言葉もはっきり分かる」
「若い頃歌手やってたんと違うの、隠さないではっきり言うて」
「カラオケの先生やろ」
「あんたの歌にはほんま引き込まれてしまうわ」
「今日はほんまにいい歌聞かせてもろて得した気分やわ」
「歌手のステージを只で聞かせてもろたような感じやわ」

褒め言葉に弱い私は内心「ふふふ」と思いながらも
「とんでもない、ただ好きで歌うてるだけですわ」と一応謙遜する。
これを「自惚れ」と言います。

国会討論

2006年10月06日 | Weblog
今、予算委員会の討議風景をテレビで中継している。
ついつい3時間あまり見続けてしまった。
野党の質問に総理が答える。

いつもの事ながら質問にもなるほどと感心し、総理の答弁にもなるほどと納得したりする。
物事を正しく判断するのがいかに難しいかと、つくづく思い知る。

たとえば「好景気」、ここ何年か好景気が続いていると報じられているし政府の統計でも好景気が持続していることになっている。
その一方で、国民の可処分所得は減少し続けている。
大企業は空前の利益を上げているが、生活保護世帯は増加している。

景気が持続的に良くなっているという統計の前提のもとに国の政策も立案される。
国家予算もそういう前提で配分される。

好景気なるものが本当に正しいかどうか、討論を聞いていても結局分からない。
政治家は本当に口達者だなあと、ただただ感心する。

もひとつ、
総理は本音を言わない。
もしも側近を同じ考えの人たちで固めて、権力を手中にしたときに意外に怖いことを平気でやりそうな不安に似た気持ちが残るのは不気味だ。