思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

衣装合わせ

2009年09月30日 | Weblog
今度の劇団公演は来年2月末です。
明治初期の日本で初めての女医の誕生物語で、彼女の医師国家試験に合格するまでのほぼ10年間の苦難の軌跡を演じます。

多くの登場人物がおり、その10年間に絡んでいる人は何度も衣装替えをしなければなりません。
明治の幕開けの時期ですので時代は急速に変化します。

衣装のみならず小物・髪型・履物まで変化を追わないといけません。

今日はその衣装合わせ。
各自が申告し、足らないところは演出者が補います。
今回は大掛かりな舞台になります。

まだ先のように思いますが現実には何回練習できるのか、全部で18場ありますから練習できる回数は知れています。

なかなか大変です。
私の出番は後半ですのでまだ殆ど練習できていません。
自分で役柄を理解し準備するしかありません。


ココ・シャネル

2009年09月29日 | Weblog
そんな映画なんか見たくねえ、と思いながら昨日女房と見てきました。
「ココ・アヴァン・シャネル」
孤児院・修道院で育ったシャネルが成功するまでの物語です。

案の定、面白くもなんともない映画でした。
ネットで調べると彼女はいろんな名言を残しています。
そのひとつ。

   Nature gives you the face you have at 20;
   it is up to you to merit the face you have at 50.

   20歳の顔は、自然の贈り物・・・50歳の顔は、アナタの功績よ!

映画の後にハイアット・リージェンシイホテル大阪に宿泊。
リッチな夕食と朝食つき9800円ポッキリでした。
女房に言わせるとホテルの閑散期のための通常ではありえない値段だそうです。
うちのかみさんはこういうの探すの好きです。
私は迷惑ですが。

ホテルの駐車場を出るとき駐車券を入れたら駐車料金8400円と表示されました。
勿論、宿泊者はサービス券で無料でしたが。

高齢者

2009年09月26日 | Weblog
「65歳以上のお年寄りが・・・」とニュースなんかでよく耳にする。
女性の場合は人口の4人にひとりが65歳以上、男性は5人にひとりが高齢者という人口構成になったそうだ。

この街で日中ウロウロしているのはおそらく殆ど高齢者だ、というように思えてくる。
若いのが歩いてたらそれはプータローだよ、と誰かが言ってた。
めぼしい会社もないこの近辺は確かにそうかもしれない。

私も立派なお年寄りで、若い人が払う年金で支えられて生きている。
が、言わせて貰えば私も数年前まで延々と年金を天引きされ続けてお年寄りを支えてきたひとりだ。

「老害」と見られないようにひっそりとうまく立ち回って嫌われないように生きていこう。
ふふふ。

ピアノ教えます

2009年09月25日 | Weblog
近所にピアノを教えている女性がいる。
ピアノ教師というと過去何度か映画になっているが、なぜか官能的な映画が多い。

よく彼女を見かける。
家の前に「ピアノ教えます」と書いた可愛い看板が出ている。
彼女は毎日お鼻に水をやったりして家の周りを囲んで配置してあるお花の世話をしている。
いつの季節も綺麗な花が咲いているのは不思議な気がする。
夜は奥の出入り口まで誘導灯のようなものが点灯して導いてくれるようになっている。

いつも「彼女はいくつくらいの人かなあ」と思う。
日によって40歳にもなり50歳にもなる。
時々どこかのクラブにでもお勤めかと思うような衣装で歩いていたりする。
かと思うと「寝起きか」と思うような格好で花の世話をしている。

いつも恐い顔をしている。
たまに目線が会ってもニコリともしない。
当然と言えば当然だが。

家族の姿を見たことはない。
独り者だろうかなどと想像する。

なぜか私が彼女にピアノを教わっている場面を想像してしまった。
きつく叱られている。

「宿題をやったんですか、家にピアノがあるんでしょ、何にも練習しなかったんですね」
「何のためにここに来てるんですか」
「その右手の使い方は違うでしょっ」
「何度言ったら分かるんや」
「しまいにしばくでえ」
「やる気あるんかいっ」


幸夫人

2009年09月24日 | Weblog
鳩山幸さんは面白そうな人だ。
主体的に生きてきた女性とお見受けする。
いろんな映像から感じることは、生きていく能力に優れたひとで、自分の人生を自ら切り開いてきたと言う印象を受ける。

こんなひとと結婚したら退屈しない人生を送れそうだなと思う。

桁は違うけどわが愛妻と一脈通じるものがあるような気がする。
ちと言い過ぎかも。

サーカス

2009年09月23日 | Weblog
きのう「国立ボリショイサーカス」を見に行きました。
よかったです。

モスクワに旅行したことがあります。
その時も「ボリショイサーカス」なるものを見せていただきました。
名のあるサーカスですからどれほどのものかと期待しましたが、その時はまったく期待はずれでした。
後日談ですが当時サーカスの一線級のスターたちは海外公演に出払っていて残っているのはカスばかりだったとか。

さもありなんと思いました。

昨日はロシア美女もよかったです。
10匹の虎を扱う芸も最高でした。
サーカスはすごいです。

敬老の日

2009年09月21日 | Weblog
結婚して41回目の記念日でした。
9月15日です。
何でか女房も忘れているらしく「今日は何の日?」なんてかましてきません。

「結婚記念日過ぎてしまったなあ」
と言うと
「今日よ、敬老の日でしょ」
と言う。

少し昔は敬老の日は9月15日と決まっていた。
いつの間にか結婚記念日は9月15日ではなく「敬老の日」に摩り替わっていた。

んな訳で今夜は某ホテルでのディナーでした。

5連休

2009年09月19日 | Weblog
秋のゴールデンウィークと言われても、生活を邪魔されるような感じがするだけだ。
ドラ娘が帰省したり、女房のボランティア活動の手伝いをさせられたり、拘束されることが多い。
何かと面倒である。
楽しい気はしない。

今まで一人旅と言うものをしたことがない。
最近そんな旅をしてみたいと思う。
行楽で混み合う中ではしたくない。
のんびりと鄙びた土地なんかいいと思うが、それもなかなか叶いそうもない。


天晴れおじさん

2009年09月18日 | Weblog
そのおじさんはフラリと店に入ってきた。
バイクのヘルメツトを小脇に抱えていた。
なんかの紙袋も持っている。

少し時間が余ったのでその時間歌でも歌おうという風情である。
年のころは60歳前後、少し白髪も目立つ。

順番が回って彼が歌いだした。
途端に私の心は震えた。
「素晴らしい」
声の張り、音程、感情の表現、声のよさ、いずれもプロのような雰囲気、歌手本人の歌とは違う彼独自の世界を作り上げている。
思わず「プロの方ですか」と聞いてみる。

「とんでもないです、でも若い頃生バンドの人たちと一緒に歌ってました」
とご謙遜。

世の中には歌のうまい人は居るもんだと思った。
3曲歌って、時間が来たといって帰っていった。

もっと彼の歌を聴いてみたかった。
その店には初めての客という。
またどこかで会えるだろうか、2度と会えないかもしれない。