思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

年末年始

2006年12月31日 | Weblog
今年1年を振り返っての感想、特になし。
新年を迎えるにあたっての抱負、特になし。

ブログで知りあった方々からは大変多くのことを学ばせてもらったような気がいたします。
過去知りえなかった多くの考え方に触れることが出来ました。
顔が見えないのも想像力がかき立てられて大変よろしい。
女性はみな頭脳明晰な美人、男性はダンディな一匹狼などと勝手に想像をたくましくしています。

皆さん良いお年を、そして来年もよろしくお願いいたします。

モロッコ、犠牲祭。

2006年12月30日 | Weblog
モロッコ旅行。

イスラム教国であるモロッコの大きな行事が「犠牲祭」で、今年は年末がその日に当たるそうです。
犠牲祭は旧約聖書の古事に倣うもので、その日は各家庭で羊を殺して近所の貧しい人に一部を「喜捨」の教えに従い分け与えます。

モロッコの人口は約3000万人、年末までに犠牲になる羊は約500万頭だそうです。

至る所で羊の市が立っていました。
1キログラムいくらの表示が出ています。
1頭を図って値段が付くのでしょう。
都市部のスーパーマーケットの片隅にテントが張られ羊が中で群れています。
郊外の草地にもたくさんの人と車が集まって運ばれた羊の市が立っていました。

車窓からも羊を追う羊飼いの姿が方々で見られました。

モロッコ、田舎の風景

2006年12月30日 | Weblog
モロッコ旅行。

モロッコは地形的にも非常に変化に富んだ国です。
アトラス山脈をはさんで北西部は肥沃な土地に恵まれた地域ですか、南東部は荒れ野が続く痩せた土地が続きます。そしてサハラ砂漠に続いてゆきます。

国土の面積は西サハラを除いて日本より少し大きい程度です。
国土の南端が西サハラに接していて、西サハラはモロッコから独立したがっていて国連の管理下にあるようです。

その痩せた土地をバスで移動している際に車窓から写した写真です。
これはこの横の道路でトラックがハンドル操作を誤って横転し道路をふさいでしまい一時交通がストップしたものです。

いつの間にか道路わきの小高い丘の上に子供づれの母親がどこからともなく集まってきて、飽きる様子もなく事故処理の様子に眺めいっていました。

このあたり山間部は、家は日干し煉瓦を積み上げて作るそうです。
日干し煉瓦とは、土泥に麦わらを混ぜたものを日に干して固めたものだそうで、雨には非常に弱い。しかし、殆ど雨は降らない。

水汲みが女性の仕事だそうです。
水場から1頭のロバと3人の女性が水を運んでいました。

洗濯も女性の仕事、あちこちの川で洗濯している集団の女性を見ました。
川の水は我々が見る限り泥水です。
そして、川辺の岩や石ころの上に洗濯物を広げて乾かします。

また背中に薪を背負っている女性も見かけました。
冬の暖房用の薪です。

都市部はかなり電化も進んでいるようですが、山間部の田舎はまだ自給自足の生活者が多いと聞きました。

年の瀬

2006年12月29日 | Weblog
今日モロッコから帰ってきた。
12月29日といえば年末だ。
明日から年末休暇に入るところが多いだろうから今日は1年の締めくくり。
溜まっていた新聞にも目を通したが、これといった事件もなかった。

カタールのドーハ空港での3時間の乗り継ぎ時間に、一緒に旅行したグループの女の子が、無料のインターネットで日本のニュースを見たといってた。
「日本の北部は大雪」
「中国観光の日本人のバスが事故で1名死亡」
などのニュースがあったと言ってた。

モロッコのカサブランカでのホテルは熱い湯が出ない。
殆どの人は風呂もシャワーもやめたらしい。
私も風呂に入ってないので、帰ってすぐに風呂を沸かしてゆっくりつかった。

乗り継ぎ含め4回の機内食で胃が変になりそうだったので、家に帰るや否や冷蔵庫の冷ご飯をチンして生卵を載せて醤油とフリカケを混ぜて食べた。
それにインスタントラーメン。
日本人は醤油味が一番落ち着く。
ギタギタのオリーブオイルが少しは洗い流されたような気がした。

夜10時前、東京からお帰りになる娘を迎えに駅まで車で行く。
途中の行きつけのカラオケの店は今日が今年最終営業日、賑わっている様子が分かる。
いつもこの時期は女房の用事の固まりになるので私は行けない事が多い。

という訳で愚痴めいた年の瀬であります。

拘束される日々

2006年12月21日 | Weblog
今日からしばらく拘束される日々が続きます。
 今晩から旅行に出ます。行く先は何故かモロッコ。
 帰ってくるのは29日。その日から娘が帰ってきます。
 年末年始は義母が泊り込みにきます。
 1月5日まで行事が連なっています。
従って、他人が作ったスケジュールに拘束され自由時間は殆どありません。

おお神よ、我に自由を与えたまえ。

演劇DVD

2006年12月20日 | Weblog
先日の演劇公演をDVDで見た。
団員の一人のご主人が一番前の席で撮影していた。
今日はそれを彼女の持ってきた結構大きなパソコンと付属のスピーカーをつけて全員で見た。

2度と見たくない。
自分の大根役者振りが目に付く。
しかし、3日やったら止められないという。
止めちゃうか、もっと努力して磨きをかけるか、どっちを選ぶ?

今日の英会話はクリスマスパーティ、講師のフィアンセのアンドレアも参加。
演劇公演を見にくれた一人だ。
「天道さんの役は、女たらしの役よね」
と日本語で言う。
「女たらし」なんて言葉どこで覚えたんだろう。
言っておくが「女たらし」の役ではない。
35歳の女性と59歳の男が純愛の末結婚するというまじめな話だ。

そのわりに彼女の最後の日本語は変だった。
「今日はありがとうございました。これからクリスマス・お正月、休みが続きます。どうぞごゆっくり、しんで下さい。」
「えっ、死んで下さい?」
にわかに覚えた日本語、「楽しんでください」の「楽」が抜けて「死んで下さい」
になってしまい、皆で大笑い。

僕の歩く道

2006年12月19日 | Weblog
テレビドラマのタイトルです。
今日が最終回でした。
自閉症の青年の自立していく過程とそれを暖かく見守る人達の心温まるドラマでした。
最近みたドラマでは一番心に残るドラマでした。

草なぎ剛、香里奈、長山藍子、素晴らしかった。

女房と一緒にみていた。
見終わったとき女房は私に向かって
「お前は何も言うな、余計なコメントはするな!」と叫ぶ。
せっかくの感動を私の一言で台無しにされたくないという訳です。

私はそういう男なんです。

年賀状

2006年12月19日 | Weblog
年末はこの悪しき習慣に付き合わされる。
昨日は一気呵成に作成し、完了。
住所録も去年のデータは消してしまったので作り直した。
夜中の2時までかかった。
今朝はごく親しい人に手書きで一筆コメントを付け加えた。

女房は年賀状160枚買ってきて、自分では50枚使うといっていた。
私は110枚に抑えないといけないのに120枚使用してしまった。
不足分を買ってきて、といわれて郵便局に行ったら売り場は長蛇の列。

何か余分なことにつき合わされているような感じが消えない。
女房は、1枚1枚丁寧に手書きする。
ありきたりの挨拶ではなく、心がこもっている。
本来はかくあるべしと思う。

ささやかな幸せ

2006年12月16日 | Weblog
明日は劇団公演の本番、今夜はゆっくり休もう。

ところで本題。
私は納豆が好きだ。
子供の頃良く食べたからなのかもしれない。
血液をサラサラにする、とか言われだして益々好きになる。

女房と2人の食事で納豆1個を食べる。
そしていつも必ず女房が言う。
「3分の1残しておいて、私も食べるから」

好きなら自分も1個食べれば、と言っても少しでいいという。
3分の1削られて、納豆を1個食べる「ささやかな幸せ」をいつもいつも奪われているような感覚を味わう。

化石が語る

2006年12月15日 | Weblog
良く目にする記述。

「この化石から分かることは、かつてこの生物は数千万年地上に存在したことが分かる」
こんな記事に出会うと
「ははーっ、恐れ入りました!」
と頭をたれる。

人類もそのように言われる時が来る。
いろんな生物に枝分かれした生命そのものも、いつの日にか消滅するに違いない、と思ったりする。

そして、
「お前さん、そんな小さなことに思い煩うな」
と気が楽になったりする。

そういえば恐竜の化石収集を趣味にしている英会話サークルに来るおばさんがいる。
家中化石といっていた。
確かに彼女は思い煩うようなタイプではないぞ。