思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

マカカ発言

2006年10月21日 | Weblog
「マカカ」というのは北アフリカやアジアに棲むサルの学術名だそうです。
今日の新聞に人種差別発言のことが載っていました。

米中間選挙で共和党議員の選挙集会に民主党のアルバイト学生が敵情視察でビデオカメラをまわしているのを見て上院議員が「ここにいるマカカを歓迎しよう」といったそうな。
アルバイト学生はインド移民の子。
これに激しく反発したのは白人主婦達と記事に出ている。

上院議員ともあろうものがこの発言。
白人社会が肌の色が違う人種に対して、いかに根拠のない差別意識を持っているかをうかがい知ることが出来る。
おそらく子供の頃からの自分の環境がそういう意識を醸成しているのだろう。
思わぬところでふっと口をついて出る。

アメリカは白人の構成が相対的に減少し続けている。
有色人種と言われる人々がやがて社会の中枢を担う時代が来るかもしれない。
そのときにも白人を蔑視するようなことは決してあるまいと思う。
根拠のない蔑視がいかに人を傷つけるか何世代にもわたって味わってきたからだ。

同じ東洋民族の中でも、この日本にも愚かな差別意識が人知れずはびこっている。
根源には「持てる者」と「持たざる者」、金持ち優位の社会、根拠のない優越感があるように思う。
それも子供の頃からの成長の過程でその環境から自然に植えつけられてしまった感覚かも知れない。

プーの失言

2006年10月21日 | Weblog
ブッシュ大統領はロシアのプーチン大統領を電話会談などで愛称で「プー」といっていたと何かで読んだことがあります。
2人に共通するのは「酒飲み」で悪ガキが大人になってしまったような点です。
もっともブッシュさんは若い頃のアルコール依存症から脱却したらしいですが、最近の演説を見ていると演説前に一杯引っ掛けてきたような印象はぬぐえません。

そのプーさんのほうですが、今日の新聞にオフレコのつもりの会話が暴露されていました。
イスラエルのオルメルト首相との会談の場でのオフレコ会話です。
イスラエルのカツァブ大統領に触れたものです。
イスラエルの大統領は部下の女性10人を性的関係を強要したとして今問題になっています。

「大統領によろしく。とても強い男性だそうで10人の女性をレイプしたとは。皆びっくりしている。私達は彼をうらやましく思っている」

これに対してオルメルト首相はどう答えたかは載っていませんでした。
2通りの答えが想定されます。
「いやあ、私も同感ですわ。でも世間にバレちゃったのはマズイよなあ」
もうひとつは
「むっ」として不快感を露にしますが、外交上黙って口をつぐみます。
多分レアケースです。

絶対に女性に聴かれてはならない男の会話です。
男には女が多少嫌がってもセックスをやり遂げたいという本能が植えつけられています。
愛とか恋とかよりも女性の人格よりも優先する「やりたい」本能です。
法律とか倫理とか世間の常識とかにより押さえられていても、酒を飲んだりして心が開放されれば性本能が目覚めてくるわけです。
そうなると女性のあらゆる仕草が自分を挑発しているように見えてくるのです。

これはプーさんの言うような強い男性に限らず男性すべてに共通しています。
勿論私もそのひとりです、平素は女性に対してもシラッとした顔をしてますが。
ですがこの時代レイプするなんてのはアホとしかいいようがありませんね。