思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

ドライブ旅行

2005年06月30日 | Weblog
久しぶりにドライブした。
琵琶湖を一周して奥琵琶湖のリゾートホテルで一泊、竹生島へ30分の遊覧、石の階段の上のご本尊とかを見て帰った。
30番札所とかで、団体を率いる若い女の子が、般若心経をそらんじて唱えていたのが印象的だった。
そのほか、紫陽花と蛇を見た。紫陽花は前日の雨で生き生きと咲いていた。

往復約300キロ、生きも帰りもノンストップで運転した。
行きはカーナビの指示通り走ったが、殆ど高速道路ばかり走った。
久しぶりに飛ばしてすっきりした。
帰りは有料道路は使うな、という女房のご指示で喧嘩しながら帰った。行きの2倍の時間が掛かった。
ノンストップで4時間半、京都でいい加減な女房の道案内に従ったためにえらい目にあった。
アー疲れた!
女房とドライブするといつもこうなる。


殺さなければ殺される

2005年06月28日 | Weblog
米軍基地の集中する沖縄の過去と現状についてのテレビ報道があった。
軽々しく書くのは憚られるが、いろいろと考えさせられる報道であった。

元米軍兵士の証言は、軍隊組織の非人間性に多くの暴力犯罪を起こす原因があることを思い知らされる。ただひたすら殺人マシンになるように訓練される。殺さなければ殺されることを体に教え込まされる。兵士の凶暴性が増すほど強い軍隊となる。上官の命令には何の疑問も抱かず従うことをまず教え込まれる。
そして死と隣り合わせの日々を送る。生き延びるために何人も殺す。
そんな兵士が、つかの間の快楽を求めて街をウロウロする。
人間性を剥ぎ取られた殺人マシンなのだ。

そして、自らは手を汚さない政治家が資本の利益と結びついて軍隊を操る。誠しやかな大義名分を掲げて。
ベトナムで死んだ多くのアメリカ兵だって一体何を守るために死んでいったのか。
イラクだって似たようなもんだと思う。石油の利権にからむ石油資本の謀略ではないのか。
アメリカ国民の多くは正義の戦争と信じて息子を戦場に送っているのだろうか。
負の部分は覆い隠されたマスコミ報道を信じて。

沖縄に米軍基地を提供しているわが国も戦争に加担していると言わざるを得ない。
そして、沖縄を犠牲にしていることに本当に心を痛めている日本人はいか程居るのか。わが身に降りかからなければ対岸の火事的な思いしか持たない。
基地の分散を受け入れる県知事は1人もいない。
日米軍事同盟のツケを沖縄の国民が背負わされている。

性暴力犯罪に関しては、アメリカ兵は暴虐の限りを尽くしていたと思う。20年経って証言を始めた女性の言葉から、埋もれている犯罪がいかに多いか思い知らされる。
多分日常茶飯事のように起こっていたのではないか。

戦場に狩り出され、殺人マシンにされて獰猛な野獣に育てられる兵士は哀れでもある。
戦争に伴う悲惨な出来事はもっともっと公にしていくべきだ。
多くの人が戦争は嫌だと思うように。



ふてぶてしい女

2005年06月28日 | Weblog
林真須美被告のこと。
今日2審判決で再び死刑が言い渡された。

ずる賢い図太さで世間を渡ってきた女だ。夫も犯罪の臭いがする。まっとうな生業はできないし、インチキばかりで生計を立ててきた印象を持つ。
「世の中、チョロイもんよ。お金なんてチョイト頭を使えば簡単よ」
と世間を舐めて生きてきた。
荒稼ぎした蓄えが底をつけば、また次の犯罪を計画して実行する。

いずれにしても死刑は確定するだろう。
悪知恵の限りを尽くして、ふてぶてしく生きてきた女だ。
人の命を平気で玩ぶように、自らの命も玩んでいるような感じを受ける。
過去どんな事情があったにせよ、許せない女だ。

死刑のときも反省することはないだろう。
ふてぶてしく笑いながら死刑を受ければいい。

サイパン島

2005年06月27日 | Weblog
今日、天皇皇后両陛下が、戦没者慰霊のためにサイパン島を訪問するニュースをやっていた。
戦争を知らない育ち方をしたので、サイパン島なんかあまり興味もなかった。
関係のある方々には申し訳ないとは思う。

バンザイクリフとかスーサイドクリフとかは、現在は観光地名称?になっているが、地名の由来が恐ろしい。
大戦末期に、米軍の侵攻を逃れ、米軍の説得にも拘わらず、捕虜になるより死を選んだ何千の人々が自決した場所という。
単に戦前の日本の軍事教育を非難して済むものではない、悲しい史実である。
信じて死んでいった人々の純な魂は、戦争の悲惨の証として永久に祭られるべきとの感情を持つ。

多くの兵士と民間人が、海岸の崖に飛び込んだり、岩場で自決したりした。それだけ多くの人だから、まさしく血の海と化していただろう。文字通りそれが地名になっている。そんなことに興味を持たなかった自分が恥ずかしいような気持に捉われる。

いつの日か行って見てみよう。
美しい南の島らしいし。

ブログ読んでます

2005年06月27日 | Weblog
もし、身近な人に「あなたのブログ読んでますよ」とか言われたらどうなる?
口には出さないとしても、知人が密かに楽しんでいないとも限らない。

大いに有り得ることだ。
と言うのはある席で自分のブログの話をしてしまって、ある老人がアドレスをしつこく知りたがっていた。
結構パソコン好きの爺さんなので、必死で探れば到達するかもしれない。
もしたどり着いたとしても、永久に知らなかったことにしておいて欲しい。
私が知らなければ、それはそれで「知らぬが仏」で過ごせるわけだから。頼むよ。

匿名性を信じて、好き勝手なことを書いている訳だが、身元が割れているとしたら大いに抵抗がある。女房でさえ知らないんだから。
自分の一部とはいえ恥部も曝け出しているんだから。
私の場合は、ブログに書く理由は、あくまでひと恋しさに尽きる。
こういう感じ方をする人間もいることを1人でもいいから分かってもらえればという気持ちによる。
卑怯だが自分の身は隠したままで。

友達同士のおしゃべりではない。



人間としてはクズだ

2005年06月27日 | Weblog
俺は人間としてはクズだ!と思うことがある。
そんなことを書いて何になると思うが、恥を忍んで自虐的に残しておこう。

・自分のことしか考えてないな、と思った時。
・他人の不幸を喜んでいるとき。
・自然に口にした言葉にヒンシュクを買うとき。
・いわれのない嫉妬に狂っているとき。
・大惨事を興味本位で見ているとき。
・女をただ欲望の対象としてのみ見ている自分に気づくとき。
・性犯罪の詳細を知りたがるとき。
・女房に我が心根をたしなめられて、悔しがるとき。
・ひとに取り入ろうとして心にもない言葉をはくとき。
・本心を隠すために嘘を並べているとき。
・弱者の味方を装うとき。
・権力に媚びる発言を、良心の呵責なくするとき。
・偽って迎合しているとき。
・親兄弟をたいして愛してない自分を発見するとき。
・汚れた老人をみて、何故生きてるんだろうと冷たい思いを隠している眺める自分に気づくとき。
・自分の悪魔的心情にふと気づくとき。
・犯罪者の心情に共感できる自分を発見したとき。

数え上げればまだまだあるが。
勿論、四六時中そんなことを考えているわけではない。
ふと思うと、そういう自分も分身として存在しているなぁと思う。

2つの人形

2005年06月27日 | Weblog
ソファーの上にいつも2つの人形が置いてある。
女房は娘と息子に似ていると言って可愛がっている。
そういわれてみるとそんな気もするが。
確かに子供の頃の可愛かった子供に似てないこともない。

私は時々寝転がって蹴飛ばしているが、いつも同じ場所に戻してある。

少子化問題

2005年06月26日 | Weblog
昨日テレビで「少子化問題」を取り上げて討論していた。
何が問題なのか。
今後1950年までに驚くべき速さで日本人口が減少していくことが想定されると言う。
それが何故問題なのか。

かつて賑わっていた地方の小都市が老人社会と化してゴーストタウンの様相を呈していると言う。
だがこれは少子化問題とは少し違う。その地域から若者が大都市へ出て行ってしまっただけのことだ。
だが同じような事態が国全体として起こってくる可能性がある。

夫婦が子供2人を産めば人口は維持されるが、2人産む人は減っている。
昔は多く産んで病気で淘汰されたが、医療の進歩で病気は殆ど克服された。
我が家は2人生んだが、娘も息子も1人も産んでいない。結婚すらしていない。
だが何故問題なのか。
放置したら、日本経済が疲弊し、国が力を失い、日本人が絶滅して消えてしまうから問題なのか。

老人社会が到来するのは分かっているが、経済を支える働き手の若者が減少し、多くの者を背負って生きなければならない社会。
関連して多くの問題が噴出していた。
過去驚くべき経済成長を遂げてきた日本だが、新たな局面に突入しようとしている。

経済成長が止まる老人社会にどんな問題が潜んでいるのか。
誰もが不幸な思いをする社会が待っているとしたら、やはり大問題で日本人の叡智を結集して解決に向けて努力しなければならないように思う。

・一部の有閑老人と、やっと生きていく貧乏孤独老人
・働いても働いても老人を支える税金が重くのしかかる若者勤労者
・育児の費用を考えると子供を産めない夫婦
・低賃金の外国人労働者の増加が、更に若者のを職を奪う。
・未来が見えない絶望する若者の増加、働く意欲も失う。
・貧富の差の拡大、極端な富裕層と大部分の極貧層に分断。
・捨て鉢な社会には当然犯罪が増加する。女は1人で外出できない社会。
・大幅な増税、消費税は確実に税収をあげる最良の税、大幅に上がるだろう。
・NEET…親のすねかじり、働かない学ばない青年。やがて犯罪者予備軍に転化してゆく。
・地方都市から始まる町の疲弊ゴースト化。犯罪者とテロリストの巣窟と化す可能性がある。

悪く考えると、想像を絶する絶望的な近未来である。

男社会の終焉を早めるべきだ。
全ての議員数の50%を女性とするのはどうか。世の半数は女性なのだし女性の意見も通り易くなる。いち早く歴史の実験として。過去歴史的に女性は不当に扱われてきた。
自然を破壊し自然から多くのものを奪い取って成長してきた工業経済社会だが、自然回帰を目指す方向で一度女性に全ての権力を渡したらどうか。
女性はマルチ思考で全ての問題を解決してゆけるかもしれない。
世代間の経済不均衡のやりくり、適正な人口の維持、母系社会の実現、心の安らぎが得られる安寧世界。そういうのは女性の方が得意なような気がする。

いかがでしょうか。




日本舞踊の発表会

2005年06月26日 | Weblog
ダンスサークルの女性2人は日本舞踊もやってる。
今日はその発表会ということで、女房と2人で見に行ってきた。
9つの団体が参加するチャリティー公演と言うことで無料。68組がエントリーしていた。
近所にこんなにたくさんの日本舞踊の好きな人たちがいるとは思わなかった。
しかも私が知っている少なくとも2つの会は参加していない。
若いお姉さんからお年寄りまで幅広い年齢層だった。

日本舞踊はあんまり好きでないので滅多に見ることはない。
特に下手なのは見ていて気の毒になってしまう。今日も1人いた。ものすごいデブの姐さん、着物姿でもデブさ加減がはっきり分かる。途中から着物の裾を伸ばしたりの変化があるが自分で裾を踏んだりして、よろけていた。笑うわけにもいかないし。
まずデブを直してからやれ、と言いたいが、デブ解消のために踊っているのかも。

曲にあわせて5分前後の踊りだが、下手なのは曲に合わない、ぎこちない、要所の形が決まらない、などの欠点が露呈して、途中で「まだ踊るんかい」という気持ちになってしまう。
カラオケもそうだ。まだ歌うんかい、という気持ちを持たれたらお終いだ。
芸事は誰でも参加できるが、人に感動とか安らぎを与えるのは難しい。

お目当ての2人は格好よかった。
2人ともいわゆる男踊り、かなり経験がありそうで、もう少し見ていたいという気持ちを抱かせて終わった。飽きさせなかった点は良かった。
1人は小ぶりのおばさん、もう一人は太り気味のおばさん。2人とも形が決まっていた。
ダンスもなかなかの2人、通じるものがあるのかもしれない。

2人の踊りが終わったあと、2人に会って(心から)褒めちぎって帰ってきた。

物足りなさ

2005年06月25日 | Weblog
今の気分を表す言葉は「物足りなさ」
いろんな要素が重なってそういう感情を抱くのかもしれない。
今日は気温33度位になりそうだ。エアコンなしで窓を開け放っている。涼しい風とは程遠い生ぬるい風が通っている。梅雨はどうなったんだろう。紫陽花が雨を待ってるだろうに。
何となくけだるい。
仕事から離れてしまうと時間に強制されることがない代わりに、怠惰な気分に襲われる。
時間もとりとめなく過ぎて行ってしまう。

朝は5時頃目覚めてしまった。
目覚めたときが起床時間、昼前まで寝ていろこともある。女房も私もお互いの睡眠は妨害しないことにしている感じで、好き勝手に寝ていることもある。
新聞も読んだ、テレビニュースも見た、インターネットの動画ニュースも見た。あまり興味を引くこともない。
演劇の台本を読み直して少しずつ台詞も頭に入ってきた。
お気に入りのブログも見た。
あっという間に昼食。

皿洗いも風呂掃除も済んだ。
やりたいこともあるのだが何となく取り掛からない。

老人の憂鬱、どうも様にならない。
やってることも、やろうとしていることも大して意味を持たないような感じに捉われる。
何とない物足りなさだ。

世間から隔絶された隠遁生活をしているわけではない。窓からはけだるい都会の雑音がひっきりなしに入ってくる。
人生とは何か、とまた青臭いことに首を突っ込みはじめる。
やめておこう。