思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

入れ歯

2009年08月31日 | Weblog
上の前歯が2本グラグラしている。
隣に歯医者があるので行ってきた。
即座に
「取れそうになってますし抜くしかないですね、部分入れ歯ですね」
と言われた。

「前歯が2本無い状態で過ごす期間はどれくらいですか」
と聞いてみた。
「歯を抜く前に型を作ります。型が出来上がったところで抜きましょう」
と答え。
どうやら差し歯にしたところで時間の問題らしい。
下の前歯は差し歯になっているがこれもそう長くは持たないという。
はっきり言ってくれるこの歯医者、好きだな。

「じゃ早速型取りりしてもらえますか」

と言うわけで入れ歯を作ることになった。
ひしひしと老いが押し寄せてくる。
いつかこうなることは分かっていたが。
もの悲しい。

客を繋ぎとめる

2009年08月29日 | Weblog
「ねえねえ」
と言って身を乗り出し私の左手に両手で触れる。
「この歌の歌詞の英語の部分、発音の仕方教えて」
という。

「来たな」
うまいこと言って触れてくる。
女房だってそんなことはせんぞ、と思いながらも悪い気はせん。


惚気?勝手にしろ

2009年08月27日 | Weblog
彼女は何気なく時々15歳年上の亭主の話をする。
結婚して12,3年と聞いている。

「テレビ、ビデオ、雑誌、ゴルフばっかりよ、あすこまで嵌ると少しあきれるよ」
「でも彼はシングルの腕前だぜ、プロ並だよ」と客。
聞いてない振りして彼女はにっこり。
彼女も勧められて亭主とゴルフに行ってたこともあったらしいがすぐにやめちまったらしい。
子供が居ないから経済的には余裕がある。

彼女はどう見てもどんくさい。
スポーツはま~ったく不向きである。

亭主が「明日のゴルフに着ていくシャツが無い」と夜の10時ごろ騒ぎ出して「シャツなんかなんでもいいじゃない」と言っても聞き耳持たず。
彼のお気に入りのシャツがどこへしまったかいくら探しても見当たらなかったそうだ。

「それで夜に知り合いの店に電話して11時過ぎに買いに行ったわよ」

今度はカラオケの話だ。
「この前うろ覚えの『吾亦紅』歌ったらえらい誉められた、テープ買ってきて」
と言い出したとか。
彼女は彼の歌を聴いたことが無い。
でもテープを買ってきて渡してあるらしい。
車に常備して聞いているみたいだとか。

「あの歌は難しいよね、まともに歌う人歌いないよ」
カラオケの店をやってるから耳だけは肥えてる。

でも一芸に秀でたる者は・・・で、彼も上達するかもしれない。

「ふう~ん」
と聞いてる方はあほらしい。

あるおばあちゃんの言葉

2009年08月26日 | Weblog
先日テレビを見ていて、あるおばあちゃんの言葉が耳を離れない。
山里の5軒だけ残った集落にひとり住んでいるおばあちゃん。
家の近所に四季折々に咲く花の木を植え続けることを生甲斐にしているおばあちゃん。
車で通る人たちが思わず見とれてしまう。

一緒にやってきた夫は既に他界している。
子供たちも皆巣立ってしまった。

でも毎日が楽しくてしようが無いと言って花の咲く木を植え続ける。
おばあちゃんの名前は「むつさん」

彼女が言う。
「人生なんてあっけないもんだよ~」
「83歳になるけどあっという間に過ぎた」

そのテレビの放映時には、むつさんは帰らぬ人になっていました。

秋立ちぬ

2009年08月24日 | Weblog
今日の外気は昨日とは様変わりしていた。
心地よい涼しさを感じる。
クソ暑い夏がもう往ってしまうのかと思うと、不思議な寂しさがある。

日付に対して驚くほど無関心になった。
えっ、今日は何日だっけ。
8月24日だ。

曜日に対しては敏感だ。
習い事やサークルの行事なんかは曜日ごとに決まっている。
月1回の第一金曜日の予定、なんかはよく忘れる。

そんな訳で気がついてみれば8月も下旬だ。
間もなく秋が来て冬が来る。
そしてまたひとつ年を重ねる。

話し変わるが、例のイタリアの宝くじ当籤200億円の事件。
「貴方だったら200億円当たったりしたらどうする?」
と聞くと
「値札を見ないで洋服を買いたいわね」
との答え。
庶民だねえ。

ゴーヤー

2009年08月21日 | Weblog
カラオケの店で時々一緒になるおじさんがいる。
今日もそのおじさんが入ってきた。
ママさんが
「先日はゴーヤありがとうございました。新鮮でとっても美味しかったです」
等と言い、暫くゴーヤの料理方法や美味しい食べ方の話しが続いている。

彼は自分の畑でいろんなものを作っている様子だ。
そして
「そんなに喜んでもらえるとは思わなかった。まだ大分残っていますから取りに言ってきます。10分位ですから」
と言って出て行った。

ママさんは
「うわー、そんなにゴーヤをもらっても食べきれないよ、誉めすぎたかなあ」
と言う。
「貰って後で捨てたりするなよ」
と私が皮肉。

そんな訳で彼はトレトレのゴーヤをまた5本持ってきた。

彼と話しているうちに彼は料理の天才であることが分かってきた。
いろんな料理について玄人はだしの言葉を吐く。

彼は病気の奥さんと2人で住んでいる。
そして食事の支度は全て彼がやると言う。

午後4時頃になると帰る。
夕食の準備にかかるためである。
頭が下がる。

可内(べくない)

2009年08月20日 | Weblog
「これ、べくない、・・・」
で始まる落語のネタを女房が貰ってきて練習し始めた。

「べくないって何?、どんな字書くの?」
と私が聞く。
「何何すべしの可という字と内という字、家来の名前じゃないの」

「むむ」と思ってe広辞苑を引いてみたらあった。
こうである。

 (書簡文で「可(べく)」の字は必ず上に置かれることから「可ない」は下に置かれる意、つまり下につく者の意)
  武家の下僕の通称。べくすけ。

はあ、落語は勉強になるなあ。
それにしても女房が「これっ、べくないっ」と始まると、私が呼びつけられているみたいで気分がよろしくない。

急須を磨く

2009年08月19日 | Weblog
彼は医学生であるが、今年に入ってから大学の講義に出ていない。
本を読めば分かるようなことを得々と講義する授業に魅力を感じない。
貧乏学生でもある。
彼はひょんなことから大枚の金子はたいて衝動買いした急須を磨く行為に取り付かれている。

何かをしていないと落ち着かない心理状態を癒すためにひたすら急須を磨く。
疲れると小説なんぞを読んでやすみ、またひたすら急須を磨く。

不安から一時逃れするための代償行為だろう。

そんな内容の小説を、女房が朗読練習している。
明日、プロの指導を受けるための練習だそうだ。
うるさいがいつものことなので慣れてしまった。
何かの短編小説の一部分を朗読しているのだろう。

確かに人生の一時期なんらかの代償行為に逃げる必要にとらわれることがあるような気がする。


幸福実現党

2009年08月18日 | Weblog
今回の衆院選で「幸福実現党」から多数の立候補者を出している。
「金持ちだな~」と思う。
勿論新興宗教の会員が負担しているんでしょう。

党首の写真入りポスターも目立つ。
マニュフェストも単純だ。
分かり易す過ぎて分かりにくい。

何人当選するのか気になる。



貴方が生きたLoveSong

2009年08月15日 | Weblog
デュエット曲。
高橋真梨子と玉置浩二が歌っている。

「宿題よ、覚えて」
と言って宿題を出される。
今までのところキチンと宿題はこなしてきた。

彼女と歌えるならと必死で覚えるつもりだか、ちと難しい歌だ。
多分ハモリの部分があるが何しろ楽譜が無い。
ハモリを歌を聴いて耳だけで覚えるのは難しい。

パソコン動画には彼らが歌っているのが結構入っている。
聞き較べるとハモリもかなりいい加減なところがある。
あれ、ここはハモリのはずなのに別の場面では全然ハモリが入ってない。

プロの歌手はその場の雰囲気で自由に歌っているように見える。
あまりこだわらないのかも知れない。
一応大元の楽譜はあるんだろうけど。

ヒトカラで要練習。
ガイドメロディがついてればいいけど無いだろな。