思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

得意技

2006年10月04日 | Weblog
昨日、午後カラオケの店で同い年のおじさんと一緒になった。
私はアイスコーヒー、彼はキープしてある焼酎をママと2人で飲んでいる。
いつもこのおじさんはママにも付き合わせる。
私は夜ダンスのレッスンがあるし飲むわけにはいかない。

人生楽しく生きなきゃ損だな、と言う話で盛り上がる。
私は素面で付き合っている。

楽しく生きるためのひとつの条件は特技を持つことだと彼は言う。
彼の特技とは社交ダンスとテニスだ。
テニス暦15年、ダンス暦10年。
私もダンスを3年ほどやっていると言ったら、10年やらんと本物にはならんとのたまう。
そして、船旅で踊った話を聞かされる。
酔っているから時々踊る仕草をしたりするが、口ほどにもない様に見える。
きちんと踊る姿を見たわけではないから何とも言えないが。

だけどこのおじさんとはなんとなく気が合う。
テニスにしろダンスにしろ10年以上継続して努力したことには敬意を払う。
彼は47歳で現役を引退したそうだ。
バブルの時代不動産業を営み、それなりの蓄えはあるらしい。
それこそ睡眠時間を切り詰めて働いたと言う。

凝り性のおじさんだ。
ある意味で天才肌のところがある。
「外を歩くときはサングラスかけてるね」
と言ったら、恥ずかしそうに「実は私、目が弱いんです」という。
可愛いところもある。

しかし、楽しく生きることとは、昼から飲み歩く毎日だとは、私は思わない。