ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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感動の呉服屋を目指すのだ

2010-10-22 12:34:00 | ノンジャンル
こんにちは。

今日もみんな、元気かな?

さて、とあるお客様がご来店。

お嬢様とお母さんがお越しくださいまして、振袖のご用命をいただきました。

それはそれとして、翌日お母様が一人で、ご入金に来てくださいました。

このお母さん、ちょっと言葉が外国人ッぽいのです。

が、そんなことをあたしは気にするはずもなく、お嬢様とお母様にいつもながらのあたしの全人格をかけた商いをさせていただいたのでありました。

そんなお母さんが、ツラツラとあたしに話しかけてくださいました。

「お気づきのとおり、私は韓国人です。
日本人のお父さんと結婚してもう長いのですが、言葉がまだ普通にできなくて、娘には、人前ではあまり話さないでと言われています。
でも、昨日社長さんの態度を見ていたら、ついつい話してしまいました。
着物のことがまったくわからないのですが、社長さんならよいと思いました。」

涙声でそう言われて、ついでに「嬉しかったから」とご実家から送ってもらったという韓国海苔までくださいました。

・・・P 号泣!

お母さんの手をとって、心から「ありがとうございました」と申し上げました。

お嬢様は、現在県内の国立大学に行っておられます。

またお目にかかることがあれば、あたしはお嬢様にこう言おう。

「あたしは、あなたのお母さんが大好きよ。」

・・・

本当にありがたい商いをさせていただきました、ある秋の一日でした。

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