ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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いろいろ初体験でした。

2023-09-29 11:32:06 | 

こんにちは。

ようやくらしくなりました。

ええ感じです。

今日も次男は、相も変らぬあたしのお弁当を持って、元気に出勤いたしました。

それで良い。

それが良い。


さて、2週間ぶりのブログになります。

いやぁ、なかなかに怒涛の2週間でしたの。

以下、回想。


2週間前、藤田病院へ2回目の通院。

そこで、その前の1回目の検査の結果報告。

前白血病・・・というものらしいと診断。

それはなんだ?というと、いずれ白血病になりますが、少し猶予があるらしい。

処置をして、1年くらい、調子が良ければ、もうちょっと生きられるらしい。

これをご覧の皆さんは、例えば「余命1年」と言われたら・・・と思うでしょ?(思うかな?とあたしが思った)

が、当の本人は、あにはからんや・・・「あぁ・・・そうなんんだ」と、すこぶる穏やかでしたのよ。

頭が真っ白になるとか、目の前が真っ暗になるとか、それは全然なかったです。

ただね、咄嗟に思ったのは、次男のことでした。

「一人になるけど、大丈夫かなぁ・・・」でした。

その後帰宅して、その日一晩、グルグルとあたしがいなくなってからのことが頭を巡るのでした。

・・・

治療に関して、とりあえず1か月入院をするらしい。

病床が詰まっているので、すぐには入れないそうで、次の診察の時にそれはたぶん決まりそうだ。

「今日が9月21日なので、28日に再診して、入院日が決まるとなれば、今週中にしなければならぬことは何とかする!」

う~む・・・

とりあえず、喫緊のこととして、来年と再来年の成人用のお客様には、ご迷惑をかけぬ対策をしないといけない。

ということで、9月22日から電話をかけまくって、

「急なことで申し訳ありませんが、ややこしい病気になってしまいましたので、お着物一式差し上げますから(レンタルが多い)、取りに来てください」

とお願い。

着付けとかのサービスもできないことをご了承いただきまして、ギリギリの電話もあったりしながらも、23日までにすべてのお客様に、振袖ならびに預かりの諸々含めてお渡しすることができました。

ご不満もあるのを承知しておりましたが、

「ご主人、お大事にしてね」

とお声までかけてくださる方が大半で、おかげさまのあたしでした。

ご迷惑をおかけしましたが、本当にありがとうございます。


こうして、とりあえずの第一関門突破。(ものすごく安心)

が、まだまだなので、さて、次。


子供たち姉たちに、現状報告。

そして、そこに何より、次男の面倒を頼む。

よろしくお願いします。

特に、タケル

事後のいろいろがあるですが、頼んだよ。


次。

法務的なことも禍根のないようにと、廃業手続き。

昭和29年から続く豊坂屋です。(創業何年だ?)

それもやる。

じいちゃんばあちゃんから引き継いだ豊坂屋ですが、9月30日をもって、廃業します。

ちなみにこれは、税務署に紙一枚でOK。

切羽詰まってるから、ここにあんまり感情はないのでした。

まぁ、じいちゃんばあちゃんには、位牌の前で報告して、

「あなたの息子は、こんなでした。それで勘弁しておくんなまし。」

と、お鈴をチーンと鳴らして、ご了解を得たところです。

(かすかな声で、「まぁ、よう頑張った。」と言ってくれた気がしました。)


その他、思うところのいろいろをズンドコとやっつけて、昨日、3回目の藤田病院へ。

当初一人で行くつもりでしたが、前々日に姉二人が付いていくというので、丁度休みの次男も一緒に診察へ。(それが昨日)

4人で現状の説明と今後の対処を担当医から聞く。

前回病床が開いていないので、すぐには無理だと言われていた入院ですが、10月10日以降ならええよとお医者がおっしゃる。

「一か月の入院後、あたしはどんな様子になっているのでせうか?」

と、あたしが聞くと、

「今とあんまり変わらんと思うよ」

と先生はおっしゃる。

・・・エエやんけ!

と、横から長姉が言う。

「早いほうが、いいんじゃない?」

・・・

姉の想いは理解できた。

速く対処すれば、それが良かろうという判断だ。

が、それに対して、どうせ1年なら、現状が長いほう(入院日を遅らせる方)がエエかな?と思う弟。

命の長さが実はわからんところで、微妙なそれぞれの心理を感じているあたしがおもろかったですの。

で、結局10月10日に入院決定。

この後、入院に際してのいろいろ説明をみんなで聞いて、帰宅しました。


と、ここまで書いてきて、雰囲気で分かっていただけると嬉しいのですが、あたしはもちろんですが、姉たちも次男も、あんまり切迫感がない。

行きも帰りも、車中ではいつも通りのくだらない話でゲラゲラ笑いながら過ごしました。

それは、あたしにはとてもありがたかったです。


こうなってから、あたし自身が穏やかなのはなんでかな?と考えております。

一番は、あたしが65歳で、子供たちがそれぞれ自立していることですね。

次男に多少の心配はありますが、長男と長女が付いていると思えば心強いし、本人もこれまでいろいろ経験して、これはやったらいかんということはやらないとお父さんは信用しています。

そして、今年無事に、じいちゃんばあちゃんをあちら様に送ったということがある。

順縁・・・親が子供より先に逝く。

親より先に、子は逝ってはいけない。

それが叶うのは、エエことです。

そんなことが、穏やかさの原因だと思っています。


ここまで書きましたが、実はあたし、輸血を受けているせいもありますが、すこぶる元気です。



今・・・こんな。

ありがとうございます。(全然緊張感はないですの)


そうそう。

田んぼが、7日に稲刈り予定です。

10日に入院だから、稲刈りに参加できそうです。(動けんけどね)

メンバー各位、よろしくお願いします。

今朝も田んぼを見に行ったら、





市野さんが、排水口を開けてくれていました。

市野さん、ありがとうね。

1年生きていたら、来年の田植えも見れるかもしれない。

2年生きていたら、また新米が食べられるかもしれない。

打ち上げの飲み会も、ぜひ参加したい。(隊長も言っていましたが、酒はだめとは言われていない)

・・・希望があるということは、とても良いことです。


以上、ご報告でした。



皆様へ

今後、いろいろお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。

ありがとうございます。










































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