ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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田んぼの草の声を聞く。

2017-06-28 17:35:00 | ノンジャンル
こんにちは。

今日は定休日で、それでもお仕事をいただいておりましたので、朝一で名古屋へ。

それを済ませての帰り道。

「昼には帰るから」

次男に告げていたので、お昼ごはんをどうしよう?と思いつつ、産業道路を走っていたところ、

「あぁ、前回訳も分からずに買わなかったでっかいコストコのピザを一度食べてみよう」

と気がついて、コストコへ。

が・・・

11時過ぎの駐車場に入って、あまりの車の多さにうんざりしてしまった。

時間帯が悪いのか?それともいつもこうなのか?・・・それはわからずも、さすがに前回レジで随分待った記憶があるので、たかだかピザの一枚でそれに耐えようとも思わずに、退散しました。


それでも面白いもので、お昼にはピザ!と自分で刷り込んでしまったものだから、毎度の買い出しのついでに寄ったそのスーパーのピザを買った。

帰宅して、思い通りに次男との昼食はピザと相成りました。

にびたし、にびたし。(わからなくていいです)


その後、懸案の田んぼ2号地の草取り。

半分ほどやっつけていますが、まだ雑草ははびこっておりますの。

田んぼのメンバーにいつも言っていますのが

「やれる人がやれるようにやって、それで無事にお米ができるのが一番の理想」

要は、だ~れも無理せんで、進んで楽しんで作業ができるのがあたしの本意。

だから、言い出しっぺの責任はないことはないけれど、あたし自身は、田んぼが愛おしくてかわいくて、世話をする。

そして本日、田んぼの雑草を抜いてやりました。


出来のよくない素人のあたしたちだから、田んぼの地面のならし方も下手で、つい雑草を生やしてしまいます。

それを取らないと、お米がたくさん取れないから、草取りします。

あのね・・・

雑草は擬態するんだよ。

稲とそっくりに生えるんだ。

それは、おのれがここで生きるための命の知恵とも思われる。

稲とそっくりに、稲のそばに、稲の振りをして何とか生きのびようとしているのが・・・わかるんだな。

田んぼを始めたころ、それの見分けがつかなかった。

それでも、15年やったせいか、おおよその見当で、こいつは違うと判断できるようにはなった。

ただ、そうして雑草を抜くときに、いつも思うのが、

「おまえも、命だよなぁ・・・」

という、なんともいえぬあたしながらのおもしろかなしずむ感慨。


あたしが食べるお米のために、お前さん、スマンが今回は死んでくれ・・・

大仰なつもりではないですが、心の奥底で、あたしはそんな思いを感じている。

見た目、稲と同じような見栄えなんだ。

でも、方やお米、方やヒエ(雑草)。

今ここの出会いとご縁で、哀れヒエは雑草として抜かれます。


土に親しむと、哲学者になる・・・

と誰かが言った。

物言わぬ相手に、こちらが勝手に己を投影して、あれこれと考えるんだな。


「お前は必要、お前は不必要・・・」

と見分けて雑草は引き抜かれます。

そうして抜かれる雑草に、

「ごめんなさいね」

と祈っているあたしを見ています。

随分と勝手なあたしです。


そう言えば、陽ちゃん、元気かな?

・・・今回も、何の役にも立たぬ、独り言でした。


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