心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

どのようにしたら、社員のやる気は向上するのか?

2014-05-27 21:28:55 | 本のネタ
 東京ディズニーランド・シーを運営するオリエンタルランド社のように、やる気に満ちた社員であふれている会社は活気があり、顧客提供価値も高いですね。

 多くの経営者は、どのようにしたら社員のやる気が向上するのか、頭を悩ませていることでしょう。というか、悩んでくれていると信じたいです。


 では、社員のやる気を向上させる特効薬(これさえやれば大丈夫というもの)はあるのでしょうか?

 残念ながら、個々人によって、やる気スイッチが異なるので、特効薬は存在しません。

 ただ、特効薬を探す活動は、共通したものになるはずです。


 やり方は、2つあって、1つは、和民のように、会社が社員に求める内容を明確に発信し、その内容に共感を得た人を採用する方法。

 このやり方でポイントになるのは、会社が社員に求める内容を具体的に伝え、ギャップが生じないようにすること。

 会社の規模が小さいうちは、社長自らが採用予定者全員と対面で話す場を設けられるので機能します。

 が、規模が拡大すると、採用予定者との面談を他のメンバに委任し、伝わるメッセージが薄まるため、ギャップが大きくなってしまいます。

 DeNAの南場元社長は、人材確保こそ、社長の重要業務と定義し、かなり力を入れていたそうです。この比重のかけ方こそが、人材(財)に重きを置く経営方針そのものになるのでしょうね。


 特効薬を探すもう1つのやり方は、ベタな話ですが、社員のやる気スイッチを聞くことです。

 人間には、他人から認められたいという”承認欲求”があり、どのような観点で承認を求めているのかを理解しないと、やる気スイッチが入らないのです。

 ただ、やみ雲に全社員に聞くのではなく、会社の方針を明確にした上で、重要になる観点を聞くだけでもいいでしょう。社員満足度調査のような感じで!

 社員が満足していない会社は、社員のやる気がなくなり、魅力ある商品・サービスが提供できないでしょう。その結果、顧客満足度も低下し、企業競争力も低下するのです。

 社員満足度調査を通して、会社の改善点を明らかにできて、その改善点への取組み計画・実施状況が社内に浸透すれば、社員も希望を持て、徐々にやる気が向上するサイクルに入るのです。


 どのような満足度調査をすれば、改善点を明らかにできるのか、ここが知恵の絞り所でしょうね。

 会社のエネルギーの源泉である、社員のモチベーション向上に焦点を当てた知恵絞りができる会社が増えることを切に願います。


 あなたの周辺で、知恵を絞っている人はいますか?!




 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿