数年前から新たな習慣として
取り入れたゴミ拾いを通して感じたこと。
それは、
「ゴミを捨てる人生」か
「ゴミを拾う人生」かの
どちらの人生を選ぶのか?
やっていることは至って簡単。
自宅から最寄駅までの徒歩経路で
目につくゴミを拾って
駅のゴミ箱の捨てること。
正直に告白すると
ゴミ拾いを始めた当初は、
「なんでゴミを捨てるんだろう?」
「ほんと悲しくなるな!」
とゴミが捨てられている事実に対し
不快感や苛立ちを抱いていました。
この感覚に変化が起きたのは
心理学の師:衛藤信之先生の教えが
脳裏をよぎった瞬間でした。
その教えは、衛藤先生がアメリカ生活の中で
ご自身の車に傷をつけられた場面からでした。
ご自身の車の傷を見て、
落ち込みと苛立ちを抱いた衛藤先生に
ご友人がかけたのは
「よかったじゃないか、ノブ
お前が傷つける側の人間じゃなくて!」
との一言。
矢継ぎ早に
「人の車に傷つける時
どんな気持ちか想像できるか?」
「そんな気持ちを味わう人生を生きたいか?」
と付け加えられたといいます。
確かに、
車を傷つける人生と
車を傷つけられる人生の
どちらかがあるとしたら
傷つけられる方が選択したい。
ゴミも同じかな!って思いつつ、
「よかった、捨てる側の人生じゃなくて」
と心でつぶやきながら
「一つ拾えば、一つ綺麗になる」
を楽しみながらやっています。
今日も一日をいただけたことに感謝です!
ありがとうございます。
【しあわせです、感謝】