★省略します
■O:今日のコラム
この13章で登場してくるものは、悪の三位一体です。
・ 竜であるサタン = 父なる神のマネ
サタンは偽りの父です。
・ 最初の獣 = イエス様のマネ
この獣は致命的な傷が癒されるというしるしを見せ、イエス様の復活のようなことをします。
偽りの父であるサタン(竜)から、イエス様が全てを任されたように全権を任されます。
天では4つの生き物がイエス様の4つの側面を象徴していたように、3つの側面の象徴が記されています。
イエス様が3年半の公生涯で御言葉を宣言し、勝利していったように、彼は、3年半(42ヶ月)の間、汚し事を宣言し、神の民に勝利していきます。
・ 第二の獣 = 御霊のマネ
御霊がイエス様を拝ませるように、彼は、獣を拝ませる。
ペンテコステに天から火のような分かれた舌が降ってきたように、天から火を降らせる。
御霊が神の民に証印を押すように、獣の刻印を押す。
なぜ、主は、この三位一体を許されるのでしょう?この働きを許されるのでしょう?悪の部分的な勝利に思える事を許されるのでしょう?
一つには、神の栄光を表すためと言えるでしょう。『同じようなことをしても、同じ結果にはならないのだよ。』とハッキリとサタンに分からせるためです。ヨブ記の中で、主がサタンにその力を振るうことを許したのは、ハッキリさせたかったからと言えます。ご自身の正しさ、栄光、勝利をです。
私たちは、自分の勝利さえあれば良いと考えてしまいます。しかし、神の勝利は、私たちの感じている以上のスケールの大きな勝利です。私たちの地上での成功によっても、主はご自身の栄光を表されるでしょうが、主のイメージしている勝利、表そうとしている栄光は、もっと大きなものです。たとえ部分的に敗北しているように見えたとしても、それによって表されるスケールの大きな主の勝利があるのです。悪はマネをすることが許されます。しかし同じ結果にはならず、主が勝利されるのです。
また、一つには主の憐れみのゆえにと言えるでしょう。天の父は、悪人にも太陽を昇らせる方です。立ち返らないことを悟りつつも、サタンへのラストチャンスを忘れないのです。イスカリオテ・ユダにラストチャンスを与え、最後まで友として扱ったようにです。
私たちも、人を見た目で判断したり、チャンスを与えずに見捨てることをしていないでしょうか?どんな人にもチャンスを与えるのが、父の心です。
■A:考えてみよう
この地に主の栄光が表されることを求めよう!たとえ、それが自分の感じ方、考え方と違っても主に信頼しよう!また、この季節は伝道の季節です。見た目で判断せず伝道し、その人にチャンスを作ろう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
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