★ 自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。
■O:今日のコラム
ガラテヤ書においてパウロは肉に属する生き方と、御霊に従う生き方を対比して書いています。そして、この二つの性質は決して一つになる事がありません。
「なぜなら、肉の願うことは御霊に逆らい、御霊は肉に逆らうからです。この二つは互いに対立していて、そのためあなたがたは、自分のしたいと思うことをすることができないのです。」(ガラテヤ5:17)
そして、私達が自分の人生(時間、思い、心、経済、言葉・・・)を蒔く方の性質が私達の人生に多大な影響を与え、私達の結ぶ実となるのです。
肉の生き方とは、「不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。」(ガラテヤ5:19~21)
また御霊の為に蒔くとは「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。」(ガラテヤ5:22~23)
私達の人生をどちらの為に費やしているのかよくよく点検する必要があります。なぜならそれが、永遠の報いに繋がるからです。しかし、一つ私達が覚える必要があるのは、良い実を結ぶ為には時間がかかる。と言う事です。
体をトレーニングしたり、ダイエットする時にもすぐに変化は出ないものです。継続した取り組みを通して確かな良き実を結ぶ様になります。
私達の内なる人がキリストの似姿に変えられて御霊の実を結ぶ事も一夜にしては出来ません。時々、「祈っているのに何も変わりません。」、「御言葉を朗読してもまた否定的な思いに戻ってしまいます。」、「血潮を宣言しても相変わらず以前の私のままです。」と言う様な意見を聞く事があります。
それに対する良き答えは「あきらめないで続けること。」です。失望せずにいれば、時期が来て必ず豊かな御霊に属する実を刈り取る事となります。御霊に従う歩みを共にあきらめないで続けましょう。
■A:考えてみよう
今日も明日も御言葉の朗読、祈りの生活を飽くこと無く続けましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
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