(クリスティが所属するクラブティーム)
日本からハワイにやってきて、空港でシャトルバスに乗りコンドミニアムに行く。チェックインして部屋に入り、シャワーを浴び、下着を着換え、ハワイ風の服装をしてから出かける。
オアフ島はどこに行くにもバスが便利である。ハワイに着いてすぐあちこちに行く用事があるので「定期」(Bus Pass)を確保するようにしている。そのために市役所に行って、すでに持っている「シニア・パス」を「有効」(Valid)にしてもらう手続きをする。手続きが終わるとバスの利用が可能になる。
市役所は、日本と同じように土曜日、日曜日は休みで手続きができない。日本を出るとき、ハワイに着く日が休日以外の日になるようにスケヂュールを組んでいる。
定期は、一か月ごとに申請を出さなくてはならない。手続きをした日から1か月と言うのでなく、手続をした月の1日から月末までということだから、次の月はまた申請する必要があるのだ。
それに、その月の1日から15日までの間に申請をしないとその月はもう申請できない。したがって利用する月の1日から15日までの間にハワイに着くようにしなくてはならない。手続きは簡単で窓口で『利用します』と言ってシールを貼ってもらうだけである。市バスに現金を払って乗るとなると、その都度2ドル50セントかかるので、一日に10回、20回は利用するので、この手続きは絶対やっておくべきなのだ。
ハワイに初めて住むようになったときは、バスは50セントだった。その後インフレや物価の上昇で、バスシステムを維持するのが困難になってきて、その都度値上げをしてきた。60セントになり、1ドルになり、1ドル50セント、さらに2ドル、今では2ドル50セントにもなった。
以前ハワイに住んでいた時フォードのトーラスに乗っていたが、ハワイでは自分の車を持つよりバスのほうが便利がいい。現在大阪の大学で教えている友人は、おんぼろキャディラックを買って乗っていた。950ドル(約10万円)だったが、もともと高級車で、しかしかなりの年月乗っていたので本当は廃車にする直前に彼が譲り受けたものだった。
これが乗り心地が良くて海に遊びに行くときなど乗せてもらっていたが、本当に高級車の感じが漂っていた。ちょっと遠くのスーパーに行くときや日曜日のレジャーにつかっていたが、何しろ狭い島なので、行った先々で駐車場を探すのが大変で、ついには手放してバスを利用するようになった。
ハワイのオアフ島は、バスシステムが充実していて、これをうまく利用すれば何処にでも行ける。「全米で最もすぐれた公共のバスシステム」だとして表彰されたくらいである。
ハワイ大学の先生たちも、自家用車を皆さん持っているのだが、朝は交通渋滞などがあり、ハワイカイやカネオヘなどから通勤する人たちは、高速の道路が渋滞するようで、バスのほうが速いということでバス通勤する人が多かった。
大学のキャンパスに複数の路線バスが入ってきていて、それらを利用すれば、研究室のすぐ近くに止まってくれる。
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