(散歩をしていて、何気なく出会う花たち)
トシの新しい住所はキナウ通りにあるアパートに決まった。
15階建てのアパートで、スポーツジム、プール、サウナなどがあり、24時間のセキュリティも付いている、ちょっと勿体ないくらいに設備が整っていて、周りの環境も以前のアパートに比べると格段にいいところだったのである。
大学に行くには、少し丘を登ってワイルダー通りに出てバスに乗ってもよかったし、逆に下がってキング通りに出て、そこから6番バスを利用することも出来た。
毎朝7時前には家を出ていたが、やってくるバスは、どれも大学にも向かう学生たちで溢れていて、ぎゅうぎゅう詰めの満員だった。
はじめの頃は、朝食は大学の売店でバナナブレッドとコーヒーを合計80セント(今のお金で70円くらい)で買い、両手に持ってキャンパスを歩きながら食べていた。
早朝に家を出る必要がない時は、「コーナーコーヒーショップ」で、ワンスクープのライス、ポーチュギースソーセージ、卵の目玉焼き、ブロッコリーなどのやさいが添えられた「モーニングスペシャル」(3ドル:今のお金で240円くらい)を食べてキング通りからバスに乗ることが多くなってきた。
実は、このコーヒーショップは、家さがしで苦労していた時、立ち寄ったことがある。
当時は、ハワイに来たばかりで、右も左も分からない状態で、頼る人もなく、ひたすら新聞広告の切れ端を持って、書き込まれた電話番号やアドレスを頼りに、炎熱のもと歩きまわっていた。
ほとほと疲れていた時、ちょうどコーヒーショップを見つけて、体を休めようと中に入っていったのが、このコーヒーショップだったのである。
ランチタイムが終わって、おそらくひと段落する時間のようだった。お客は誰もいなくて、トシひとりだった。
何しろのどが乾いていたので、ジュースを注文した。その時出て来たのが、「ハワイアンパンチ」と言う赤い色の、ちょっとすっぱい、のど越しの爽やかなジュースだった。
トシが、テーブルにメモ用紙などを広げて、赤色のボールペンで印をつけたり夢中になっていたのを見ていたのだろう、店の女性が声をかけてきた。
家さがしで困っている状況を話すと、このひとは、「ちょっと電話をしてみましょうか!」とか言って、知り合いの何人かに電話で問い合わせてくれたのである。
厨房に男性と女性がいた。話しかけてくれた女性は、どうやらこの店のオーナーのようで、厨房に向かって、
" Do you know of any house or apartment for rent ? " (あなた方、どこかにアパートの心当たりはない?)とか尋ねていた。
後で知ったが、この女性は、「ナオミサン」と言って、もともとは沖縄出身の日本人で、当然日本語が話せたのである。、
お店に入って、珈琲と何かを飲食したくなります。
このへんは気軽に一人で入って、食べて飲むようなお店がなくて
チェーン店とか、なんだか味気ない店が多く
つまりません。
いい所を探して、一人でも楽しめたらいいな~と、思います。
伸び伸び明るいハワイの状況、そこにいる、色んな人達
様子がよく分かって、楽しいです。
勉強家もすごいし、違う世界のようでもありますが
写真も入るようになって
これからも楽しみです。 続けてくださいね。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
朝起きると、外はちょっと雪景色でした。寒いですね。
ハワイでは、裸で人々が泳いでいるなんて信じられないです。
いろいろありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
南国の花を見ると暖かくなります。(身も心も)
今年は元旦 起きると当たり一面の雪景色にビックリでした。
ハワイの気候を羨ましく思います。
今年もよろしくお願いします。
冬の寒い時期にハワイに行くと、" climate gap"(気候のギャップ)を感じてしまいます。
厚着をして家を出て、ハワイでは、短パンにT-シャツですから、びっくりしてしまいます。
正月をハワイで過ごした人たちが、日焼けした顔で飛行機から降りてくるのをテレビなどで見ます。
今年もよろしくお願いします。