十月になりました。まったく早いもので広告の中にはすでにクリスマスに関するものが交じっていたりします。
アイスランドも着実にクリスマスというか冬に向かって歩を進めているわけですが、この十月というのがなかなか曲者です。まず日が短くなっていくのですが、これが面白いことに夕方はまだまだ七時くらいでも明るいのですが、朝がどんどん暗くなっていきます。
例えば十月一日の記録をみると、日の入りは18:57なのに日の出は7:37です。日本と比べてどうでしょうか?
これに加えてどんどん寒くなっていきます。というよりか私の個人的な印象では十月には突然寒ーい日が飛び込んでくることが多い気がします。例えばいきなりマイナス気温の日が一週間続くとか、大雪が降るとか。
去年はそういうことはなかったと記憶していますが、実際に何回かそのような十月を体験しました。その印象が強烈で多少誇張された思いこみになっているのかもしれませんが、十月は私には鬼門です。
いきなり寒くなると、身体がその寒さに慣れていないので余計寒く感じるのです。加えて暗ーい朝が一日のやる気をくじいてくれます。
というわけで、私はこの十月の時期に毎年軽いウツ体験をしてしまいます。
実は以前に本当のウツを体験したことがあるのですが、その時は秋ではなくて明るくなってきた三月。自分でもおかしいと思いましたので病院に駆け込んで薬を処方してもらったり、心理学セラピーを受けたりしました。
余談ですが、そのセラピーをしてくれた方がとてもきれいで素敵な女性だったので週一回のセッションを心待ちにしました。これだけで半分ウツは治っていたのかも。
とはいえ二ヶ月間はまともな仕事はできなかったですし、投薬も一年間続きました。それでも幸いだったのは「理由のあるウツ」だったことです。うつ病で手ごわいのは「理由のないウツ」で、これは本当に大変な病いだと人から聞いています。
アイスランドは割とウツ病が多い国で、五人にひとりが「ウツ体験」をしていると言われます。全国でウツを体験している人が常時12.000人いると「ゲーズヒャルプ」という精神病患者の支援団体のサイトに出ていました。
アイスランドで良いと思われることのひとつなのですが、ウツ病持ちであることを人は別に隠そうとはせずに、あっけらかんと公表できることです。昔からそうだったわけではなく、以前はやはりウツ持ちの人は「怠け者」「メンタルが弱い」などと誤解されたとのことです。
隠さずに話すことで周囲の理解も増してきた、ということなのでしょう。現在は同じように、精神的疾患のある人が恐れずに堂々と話しをするようになってきています。
精神的疾患のある人々に対してはまだまだひどい誤解と偏見、差別があるようですが、これも話しをしてくれる人がいて初めてそう言う問題を考え始めることができるようです。個人的にそういうことについて話すのは勇気のいることでしょうし、恐れずに立ち上がってくれる人には拍手を送りたいと思います。
ワタシも「ちいちゃな秋」ならぬ「ちいちゃなウツ」に引き込まれないように頑張らねば。でも最近物忘れがひどくなってきてるし、敵はウツよりもボケと老化か?そういえばメタボもあるな。対策として試みた野菜スープ作戦は1キロも体重を落とせないままうやむやになってしまったし...
そう考えると心配の種がゴロゴロ。ウーン...あまり勝機が見えない?って、そいうことからウツ的になってくんだ...
考えない方がいいかもですね! (^_-)☆
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
アイスランドも着実にクリスマスというか冬に向かって歩を進めているわけですが、この十月というのがなかなか曲者です。まず日が短くなっていくのですが、これが面白いことに夕方はまだまだ七時くらいでも明るいのですが、朝がどんどん暗くなっていきます。
例えば十月一日の記録をみると、日の入りは18:57なのに日の出は7:37です。日本と比べてどうでしょうか?
これに加えてどんどん寒くなっていきます。というよりか私の個人的な印象では十月には突然寒ーい日が飛び込んでくることが多い気がします。例えばいきなりマイナス気温の日が一週間続くとか、大雪が降るとか。
去年はそういうことはなかったと記憶していますが、実際に何回かそのような十月を体験しました。その印象が強烈で多少誇張された思いこみになっているのかもしれませんが、十月は私には鬼門です。
いきなり寒くなると、身体がその寒さに慣れていないので余計寒く感じるのです。加えて暗ーい朝が一日のやる気をくじいてくれます。
というわけで、私はこの十月の時期に毎年軽いウツ体験をしてしまいます。
実は以前に本当のウツを体験したことがあるのですが、その時は秋ではなくて明るくなってきた三月。自分でもおかしいと思いましたので病院に駆け込んで薬を処方してもらったり、心理学セラピーを受けたりしました。
余談ですが、そのセラピーをしてくれた方がとてもきれいで素敵な女性だったので週一回のセッションを心待ちにしました。これだけで半分ウツは治っていたのかも。
とはいえ二ヶ月間はまともな仕事はできなかったですし、投薬も一年間続きました。それでも幸いだったのは「理由のあるウツ」だったことです。うつ病で手ごわいのは「理由のないウツ」で、これは本当に大変な病いだと人から聞いています。
アイスランドは割とウツ病が多い国で、五人にひとりが「ウツ体験」をしていると言われます。全国でウツを体験している人が常時12.000人いると「ゲーズヒャルプ」という精神病患者の支援団体のサイトに出ていました。
アイスランドで良いと思われることのひとつなのですが、ウツ病持ちであることを人は別に隠そうとはせずに、あっけらかんと公表できることです。昔からそうだったわけではなく、以前はやはりウツ持ちの人は「怠け者」「メンタルが弱い」などと誤解されたとのことです。
隠さずに話すことで周囲の理解も増してきた、ということなのでしょう。現在は同じように、精神的疾患のある人が恐れずに堂々と話しをするようになってきています。
精神的疾患のある人々に対してはまだまだひどい誤解と偏見、差別があるようですが、これも話しをしてくれる人がいて初めてそう言う問題を考え始めることができるようです。個人的にそういうことについて話すのは勇気のいることでしょうし、恐れずに立ち上がってくれる人には拍手を送りたいと思います。
ワタシも「ちいちゃな秋」ならぬ「ちいちゃなウツ」に引き込まれないように頑張らねば。でも最近物忘れがひどくなってきてるし、敵はウツよりもボケと老化か?そういえばメタボもあるな。対策として試みた野菜スープ作戦は1キロも体重を落とせないままうやむやになってしまったし...
そう考えると心配の種がゴロゴロ。ウーン...あまり勝機が見えない?って、そいうことからウツ的になってくんだ...
考えない方がいいかもですね! (^_-)☆
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com