教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

ピック

2018-07-27 | 音楽的アドバイス

ベースを弾く際に右手は指、もしくはピックを使うことが

多いんだけど(当たり前か)曲が求めるニュアンスによって

最適な方を選ぶ場合がやはり多い。

と言いつつ、実はテンポが速くなると指では追い付かないので

ピックになることもしばしば。

メイデンの曲とか指では無理っす。すいません!

 

で、ピックなんだけど、おそらく何回も書いたような気もする

んだけど、引き心地を優先していた部分が多分にありまして。

サウンドの方は補正すればいいか、みたいな。

後は割れないような素材ね。ナイロン系だと割と割れにくいので

その辺も考慮しつつ。

 

自分はあまり硬いやつより少ししなる感じの物が弾きやすく感じるので

それを使っていたのだけどどうもサウンドにしっくりこないものが

ありまして・・・。

またちょっと色々試したんですが、硬いピックの方がちょっと

弾きにくいんだけど、好みの音になると言うのを今さらながら発見

しまして(笑)。

いや、なんとなくわかってはいたんだけどね。

それと素材によっても随分違うなと言うのも再発見しました。

これもなんとなくわかってはいたのですが。

 

プラスティック系の方が高域のペチペチした音が出やすい。

また薄い方がより高域に寄ると思う。

ナイロンはそれに比べるとややアタック感がまろやかに

なる気がしますね。

少し指に近い音と言うか。ま、確かに指先に少し似ているかもね、

ナイロンの方が。

で、他にもウルティムとかメタルとか色々素材があるんだけど、

まあやはり薄くなると低域より高域が出やすくなると思う。

 

結局、何に落ち着いたか。

音的に今、良いなと思っているのは、

カーボングラファイト+ナイロン66が混ざったやつですかね。

柔軟性はほぼないです。

ティアドロップ型です。ティアドロップに始まり途中三角形時代が

多くあり(笑)、今またティアドロップに戻った感じです。

 

弾きやすいのはティアドロップ、やや乱暴に弾いてもなんとか

なるのが三角形でしょうか(笑)。

三角形だと弦に当たる面積がちょっと広いんで、ヘタな角度で

当てても大丈夫なのよ。なので激しいアクションをするのに

向いていたんだよね(笑)。やや雑でもなんとかなる的な。

ただ、弦離れは悪い。16分を刻みたい場合などちょっと

苦労するね。

ティアドロップはその辺はやりやすいけどきちんと弾かないと

空振りする(笑)。

 

さて、カーボングラファイト+ナイロン66のサウンドはと言うと・・・。

無骨で芯のある感じ。高域のペチっと言う部分はほぼない。

ベース的にはいいと思いますね。

もちろんじじいにもやさしい滑り止め付き(笑)。

ちなみに通常0.75だと柔らかく薄いと言う印象だと思うけど

これはほぼしならないし持つところは厚みもある。

この下の0.6でやっと少ししなる。

素材によってこうも音もしなり具合も変わるので数字では

判断できないねー。

しかし何年楽器弾いてんだって話でまったくもってお恥ずかしい限りですね。

今頃こんなことを再発見するとは。

ちなみにアコギ含めギターでも同じような音の傾向だとは思うけど、

アコギなんかの場合はいわゆるミディアムくらいのしなりがあるピックを

使いますね。さすがにストローク系はしなりがあった方がいい。

硬いピックでガンガンさせたい場合は別ですが。