家系図を、自分なりに手直しして書いてみた。
本家なので、8メートル近い家系図が、実家にはあるけど、
近年の親戚図を書いて整理してみたのである。
大元の祖先は、「橘諸兄(たちばなのもろえ)」とある。
歴史に名が残っているから、実は、由緒正しい血筋なのかもしれない。
そして、あの楠木正成公に仕えていたようだ。名前がある。
祖先は、福井県から四国にわたり、現在、末裔が九州は宮崎県にいるわけだ。
四国から九州に渡ったのは、お爺ちゃんが、とある宗教を布教するために、
10家族ほどでやってきたのだそうな・・・。
正確に書くと、それは、「金光教」と言う・・。
明治頃に、新たに4つほど誕生した「神道系」教団のうちの一つである。
だが、うちには、その教えが伝わってはいない。
父が、まだ赤ちゃんだった頃に、そのお爺ちゃんは死んでしまったからである。
家には、大きな神棚がある。普通の家にはない異様な大きさだ。
教えこそ受けなかったが、父は、朝に夕に手を合わせて神棚に拝んでおり、
やはり血のなせる業だろうが、近所の神社では総代をやっていた。
教えこそ受けなくても、信心深さは受け継いでいるのだ。
ちなみに、自分にもそういったスピリチュアルなところはある・・。
さてさて、それで、今回帰郷した折、親戚一同の構成をよくわかっていなかったので、
改めて、九州に来たお爺ちゃんからの家系図を、きちんと作り直してみたわけだ。
5人兄弟の末っ子である父が、嫁をもらって誕生した長男が自分。
整理してみると、とにかく、たくさんの親戚縁者がいるものである。
実は、父の兄弟の中に、第二次大戦に行って、若くして戦死した人がいる。
戦争終結前に、乗っていた船が撃沈されて、20歳で死んだ・・。
皆が止めるのも聞かず、どうしてもお国のためにと出兵していったそうだが、
自分は、もしかしたらその人の生まれ変わりではないだろうか?と思うのだ。
若くして死んで、すぐに同じ血筋の家に生まれ変わってきた魂・・。
そうすると、そういう魂は、今度こそ自分のやりたいことをやり、
生きたいように人生を生きようとするのではないだろうか・・。
今の自分の人生がまさにそうである・・好きな事に一途に打ち込んでいる。
そう思ったのだが・・・果たして、家系図は、いろんなことを教えてくれる。