父から、猪の牙が届いた。
竹弓の側木を研ぐためのものだ。
これで研ぐと、弓がこなれていいらしい。
そう、T先生(教士六段)が言われていた。
そのT先生に「もしあるなら、ぜひ欲しい!」と言われて、田舎の父にお願いしていた。
箱を開けて見ると、何本もあって、実に立派な牙が送られてきた。
父が、猪狩りの仲間からもらってきたのだそうだ。
触ってみてわかったけど、案外先端がとがっていて、切れ味鋭いものです。
それにしても、わが故郷宮崎は、弓の名産地だけど、
その宮崎の山を駆け回っていた猪の牙で研ぐんだから、竹弓も嬉しかろう(笑)
猪は、本来、警戒心が強く臆病な獣だが、いざとなったら猪突猛進で敵に突っ込んでいって戦う。
自分も、弱気が顔を出しそうになったら、この牙を思い起こして猪の如く弓を引こうか。
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