金曜は、小雨がポツポツ降る夕方、弓道場へ出かけて行った。
「まるで、部活だな・・・」そう思った。
この歳になって部活もないが、
好きなことに打ち込む気分は、案外、学生気分に近いのかもしれない。
今日は、個人利用で借りて、一人で稽古しようと思っていた。
道場で、安土整備をやって、ストレッチも終わりかけた頃、入り口のドアが開いた。
「あれ?・・誰だろう。うちの支部の誰かがやってきたのかな?」と思ったら、
高校生4人組だった。男3人、女1人だ。
「こんばんは!」「失礼します」と礼儀正しく挨拶を交わしながら、彼らは準備を始めていたが、
俺は「本当に部活みたいだなあ・・(笑)」と思ってしまった。
「いやいや・・でも、俺の年齢からいくと、顧問かな(笑)うん。」
稽古の途中で、彼らと話してみると、駒○学園の弓道部の2年らしい。
この際だからと、弓道を始めた動機とか、いろいろ聞いてみた。
中学ではそれぞれ、水泳やら、バスケ、バレー、柔道などをやっていたが、
「武道に憧れて・・」というのが共通の動機らしい。
なぜ、弓道なのか・・それは「なんとなく(笑)」だそうだ。
まあ、そんなものかもしれない。
彼らは、もうじき、都の女子の大会があるそうで、その調整に来ており、
男子はすでに敗退しているので、付き合いの稽古なのかな・・。
俺は、胴着と袴を着たりりしい女の子に「じゃあ、リベンジだね」と言った。
帰り際、輪になって、弓道やMIXIの話やら、いろいろ談笑していたが、
彼らは「高校生活ですか?楽しいです!」と笑顔で言っていた。
自分にも高校時代はあった(はずだ^^)が、それは遠く過ぎ去った。
なんだか、ああいう子たちに会うと、まぶしく見えて仕方がないんだよね。
「放課後の校庭を走る君」が弓道着
の絵を想像してみました^^
この場合、師匠の描く「君」はどんな感じでしょうか?
美術部で、静かに絵を描いてるような子でした(笑)。
・・ですから、「放課後の美術室で絵を描く君がいた~」
しかも、僕は、剣道部だったので、見つめてる暇などなくて、竹刀を振り回していました(笑)