疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

智恵子抄イラスト「レモン哀歌」

2018年03月05日 | Weblog





高村光太郎さんの「レモン哀歌」が書かれたのは、昭和14年。

その前年に、智恵子さんはすでに亡くなられています。



追憶にある智恵子さんが詩になったんですね。

その頃の智恵子さんは、すでに50歳くらいです。

ですから、この絵の少女のような御姿ではありません。

いつまでも若々しかったそうですが、さすがに無理があります。



こういうのを「換骨奪胎」といいまして、

主題や設定の中身だけを頂いて、自分流に仕上げてしまうわけなのです。

最初から似顔絵を描こうなどとは考えておりませんし、

自分は「美人画」を描きたいので、こんな風に出来上がってしまうのであります。



そうはいっても、智恵子さんご本人には文句を言われそうです。

「全然似てないし、私はこんなに美人じゃないし、こっち(あの世)じゃいい笑い者だよ、バカ!」などと・・




昨日は、アクセス数2973PVでした。最近多いですね。皆様ありがとうございます







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