日曜の夜は、「アニメ祭り」と称して、3本のアニメを鑑賞した。
全部で、劇場用5本(うち東映動画4本)レンタルしてきたが、見たい順から見る。
今や長編アニメと言えばジブリだが、その原点は、東映動画だ。
実は、日本ではじめて劇場版アニメを作ったのもここだ。
その第1作目は「白蛇伝(はくじゃでん)」!。
今や伝説ともなった記念碑的な作品(昭和33年作)・・を、初めて見た。
このアニメは、声優が、森繁久弥と宮城まり子さんのたった2人だけ・・。
なにしろ、日本で初めての長編アニメ作品なので、いろいろ試験的なところもあったろうが、
それにしては、よく頑張って作ったな~と思う。心から拍手を贈りたい。
さて、今夜、一番感動したのは、「わんぱく王子の大蛇(オロチ)退治」!!(写真)。
大学の頃、神戸大学で上映されたのを、(遅れて行ったため)10数分だけ見た記憶があるが、
今夜、この年になって腰を据えて観て、その格調の高さと美しさに、俺は何度も何度も涙した。
なんていう素晴らしいアニメなんだろうか!!!感動ひとしおだ!!
題材を古事記に得て、東映が力を結集して作ったとしか言いようのない傑作だ。
なにしろ、昭和38年制作なので、絵柄などの古さは否めないが、
それでも、大蛇との対決シーン、スピード感溢れる出来栄えと言ったら、まさに迫真!だ。
それに、このアニメには、心がある。上手く言えないが、心があるのだ。
どうにもこうにもいいものを作るんだという、アニメーターの愛情と情熱が溢れてる!!
その映像世界の美しさに感涙すること数回、八岐大蛇との戦いでは血湧き肉踊った!!
他に、東映動画の古典的傑作を上げれば、「太陽の王子 ホルスの大冒険」があるが、
それと比べても、「わんぱく王子の大蛇退治」は、金字塔の1つにあげたい。
今夜、最後に観たのは「安寿と厨子王丸」。
これは、東映動画10周年を記念して作られた、優美で悲哀に満ちた絵巻物的作品。
これはこれで、古典的な題材を、子供にも受けるように、じっくり描きこんでいた。
以上、今夜は、「アニメ祭り」をたっぷり楽しんだ。
今も、長編アニメを制作し続ける偉大なる東映に拍手!!!
なんだか、こう、マニア向けみたいなものが多く、メジャーな作品でも画面がしっくりこないのがどうもいけません・・・。
すっきりしました!
しかしアタシがすっきりしたところで、誰にも何もよい事がないというワガママにつきあっていただき恐縮です。
良いものばかり観られましたね。
(この直後に適当なTVアニメを観ると、画面が平板な紙芝居に見えてしまうという後遺症が起る場合があります。)
その夜見た3本は、「白蛇伝」と「安寿と厨子王丸」、
それと「わんぱく王子の~~」を合わせて3本です。
あと残りの1本は、「少年猿飛佐助」です。
今朝、これから見る予定です。(^o^)/
「空飛ぶ幽霊船」は、翌日、自分の持ってるビデオから見ました。
ご理解いただけたでしょうか?
もしかして、書き方が判りにくかったでしょうか・・。
だったらSORRYです。
何度読み返してもわからないので、自分の目と頭に自信が持てなくなってしまいました。
翌日のブログによると、あと1本は「ゆうれい船」のようですが、東映以外のもう1本は何なのでしょう?
知ったところで何の役にも立たない事はわかってはいるのですが、このまま放っておくのも気になってしまうのです。すみません。
なんで~~~~~!!?(^o^)
それって、スゴイですよ。
普通の女性じゃ知らないもん。こんな作品は!!
ちょっと、くもりんが不思議な人に思えてきました。
貴方はいったい何者なんでしょう・・??
それ以前にも、戦時中に2本ですか・・?
白黒で、40分ほどの劇場用アニメが作られていますね。
チラリとだけ観たことはありますが、記憶からは吹っ飛んでいました。
あとの2本は、きちんとブログを読んでくださればお判りかと・・(笑)。
(書いている内容でわかりますか)
いい物を見ましたね。。
捜しても、をた時代・・ビデオに作品がなかったんですよ。。
今は、テレビでよりどりみどりの伊藤みどり(オチにならなかった。。)
異義アリ!
テレビ放送が始まるまでは、全てのアニメは「劇場用」だったのであります。
さらに言うならば、長篇アニメも戦前よりすでにあったので、「初めて長篇カラーアニメを作った」と言うのが正しいと思います。
それにしても、良い夜を過ごされましたね。
…で、あとの2本は何ですかな?