道場には、いろんな方がやってこられるが、
その中に、Ｈさんという方がいる。
まだ、弓を始めてそう日が経っていないＨさんは、
「もういつ死んでもいいくらいかな」と笑って言われた。
もうお孫さんがいる「年齢」だからそう言われたのではない。
仕事もしっかり働いて定年になって、子供も大きくなり、
その後、自由に好きなだけ楽しい遊び事もやってきたから、
「もう、いつ死んでもいいくらいかな、ははは」ということらしい（笑）
聞けば、旅行にしても、世界中の行きたい国をあちこち旅して、
国内でも、スキーに温泉にと、充分楽しんできたのだそうだ。
よく働きよく遊んで、人生を悔いなく満喫してきた人の言葉である。
さらに、今は、座禅や弓道をやってみたいと、朝晩に励んでおられるのだ。
それで俺はこう言った「僕は、まだ死んでも死にきれないですヨ～」（笑）
確かに、好きなことに打ち込んできたから、その意味では悔いはない。
でも、そのために、俗世間の楽しみはほとんどすべて捨ててきたようなところがある。
また、志を抱いてはいても、何も成し遂げてもいない。
悲しいかな、世の中のなんにも役に立ってもいない気がするのである・・。
今の自分には、弓道と美人画という、２つの打ち込める道があるわけだが、
まあ、血液型がＢ型なので、何かに打ち込んだら他の事がどうでもよくなる性分だから、
世間一般の遊び事などには、あまり励まずに昇天しまいそうな気がする・・・あーあ（笑）
どっちかというと、修行僧みたいな生き方しか出来ない人間なのかな～～。
昨日は、稽古の帰りに、そういう話になって、
まったく、人それぞれに人生があって、おもしろいものだな～と思った。
ただ 一生懸命 生きてきただけです。
トリトンさんは 美人画と野球という、打ち込める素晴らしいものに
出逢えただけでも お幸せです。
男性ですから 大きな野望をお持ちになって 当然ですが。
世の中、主婦業を平凡に 生きる、
これが 幸せの基本で 娯楽や 創作、ネットまで
贅沢だと 分かっています。
でも その分、人様とくらべて 少し悲しい思いも
多いような？？
価値観と環境の差なので 比べることはできないと
思いますよ。
この世に生まれてこさせてくれた ご先祖様と 両親に感謝して
できるだけ 精一杯 生きるつもりです。
ここで トリトンさんと 出逢わせてくださった 運命にも感謝ですm(__)m
申し訳ありません。ノートからだったので、何か手順が違っていたのかなあ～～
人それぞれに、生き方や考え方が違っており、
どのような生き方をして、それをどう判断したかは、本当にその人次第ですよね。
社長になって大金持ちになって、大成功して幸せかというと、また違いますしね。
願いも、日々の悩みも、みなさんそれぞれに違います。
要は、その願いをかなえるために、どれだけ頑張っていけるかなのでしょうかね・・。
歓喜に魂が震えるような瞬間に出会えたら最高ですが、
そういったところまで行きたいです。
僕も、つまらない事には悩まされず、日々楽しみながら、コツコツ努力していきたい。