あまりにも有意義な会でした。
場所は、拓殖大学F館。
大学の講堂内に行くのは、本当に久しぶり。
そこに、たくさんの有識者や関係者、夢二好きの方が集まった。
写真は、修復家の大原先生。顕微鏡も使って夢二作品を修復再生されている。
絵の具を分析する科学者、学芸員、修復家の協力があって初めて、絵の修復が可能になるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f0/aeebfa0bfa77489157d275fd3841e26a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/66/6af27c94f56c60832bcef03b07674509.jpg)
一番興味を持っていたのは、夢二の線についての内容で、
それは、お馴染み、美人画研究会の畑江麻里さんが講演され、
まったく目から鱗のような深くて斬新な内容でした。
(写真を撮る心の余裕がなかったので写真なし。SORRY)
そして、夢二作品を版画で再生されている朝香先生の作品にも驚愕。
夢二の描いた一本の線を彫るのに、なんと30分以上の時間がかかる。
それは、夢二が、部分的にギザギザ線を継いだ線を描いているからで、
そのギザギザ線や掠れた線を忠実に再現するには、気の遠くなるほど長時間の緻密な作業が必要なのだ。
写真は、複製版画家の朝香元晴先生と版画作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/92/bc30d1a47da89d483e8a25d5f811b68b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9d/f49158dc58a0810cb2661ea6f9fb5740.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/dd/e48857db210348cd28a2fbc01f33b360.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f9/9a9bd22a1fb6abe8de11c58a81b21106.jpg)
他にも、豪華な方が来られており、お話を聞くたびに勉強になった。
その中で、両備ホールディングスの会長さんの言葉が心に残った。
「偽物は時代を超えられない」・・まさにその通りだ。
「複製版画家の方が、夢二の凄さに気が付いていた」にも驚きです。
夢二の絵は、写実ではないし、デッサンなども無視しているが、
それは、彼が表現しようとした「詩的抒情」に焦点が置かれているからだ。
詩人になりたかったがなれず、絵画でそれを表現することになった竹久夢二。
今回は、本当に目から鱗な会合でした。感謝、感謝です。
昨日は、アクセス数1227PVでした。ありがとうございます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
場所は、拓殖大学F館。
大学の講堂内に行くのは、本当に久しぶり。
そこに、たくさんの有識者や関係者、夢二好きの方が集まった。
写真は、修復家の大原先生。顕微鏡も使って夢二作品を修復再生されている。
絵の具を分析する科学者、学芸員、修復家の協力があって初めて、絵の修復が可能になるそうです。
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一番興味を持っていたのは、夢二の線についての内容で、
それは、お馴染み、美人画研究会の畑江麻里さんが講演され、
まったく目から鱗のような深くて斬新な内容でした。
(写真を撮る心の余裕がなかったので写真なし。SORRY)
そして、夢二作品を版画で再生されている朝香先生の作品にも驚愕。
夢二の描いた一本の線を彫るのに、なんと30分以上の時間がかかる。
それは、夢二が、部分的にギザギザ線を継いだ線を描いているからで、
そのギザギザ線や掠れた線を忠実に再現するには、気の遠くなるほど長時間の緻密な作業が必要なのだ。
写真は、複製版画家の朝香元晴先生と版画作品。
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他にも、豪華な方が来られており、お話を聞くたびに勉強になった。
その中で、両備ホールディングスの会長さんの言葉が心に残った。
「偽物は時代を超えられない」・・まさにその通りだ。
「複製版画家の方が、夢二の凄さに気が付いていた」にも驚きです。
夢二の絵は、写実ではないし、デッサンなども無視しているが、
それは、彼が表現しようとした「詩的抒情」に焦点が置かれているからだ。
詩人になりたかったがなれず、絵画でそれを表現することになった竹久夢二。
今回は、本当に目から鱗な会合でした。感謝、感謝です。
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