ご紹介が遅くなりましたが、今年も「コーポレート・メッセージ」調査結果が発表されました。
大手著名企業のデータですが、一般の企業にも是非参考にして頂きたいと思います。
以下引用開始-------------
日経BPコンサルティングが2006年7月に実施した「コーポレート・メッセージ調査2006」の結果をまとめた。その中で、回答者にメッセージと企業名をセットで提示し理解度を5段階で聞く「メッセージ理解度」(発信メッセージの説得力や企業イメージとのマッチ度、メッセージのわかりやすさを表す指標)は、84.0ポイントの「うまい、やすい、はやい」(吉野家ディー・アンド・シー)が第1位、続いて「安値世界一への挑戦」(コジマ)が77.0ポイントで第2位、「お口の恋人」(ロッテ)が76.4ポイントで第3位だった。ちなみにこれらのメッセージは、回答者にメッセージを提示し、発信元企業名を自由記述でたずねた「企業名想起」の正答率ランキング(企業名想起率)でもトップ10に入っている。●「環境配慮型」メッセージには、「地球、自然、いのち」といった単語を含む例が多い
企業による環境活動がさかんに行なわれている昨今だが、調査では、個々のメッセージに対して、企業が発信するメッセージが、「環境への配慮を意識させる」かどうかをYes/Noでたずねている。そのポイントランキングでは、50.5ポイントの「自然が好きです。」(伊藤園)が第1位、続いて「木と人の家具」(カリモク家具販売)が49.0ポイントで第2位、「人と社会と地球のために」(三菱マテリアル)が47.4ポイントで第3位だった。さらに、サントリーの「水と生きる SUNTORY」、東陶機器の「やります「生活環境企業」。TOTO」がランクインした。このランキングの上位をみると、「地球、自然、いのち」といった単語を使用している例が多かった。環境活動に取り組んでいることを、消費者に伝えるために、これらの単語を使用して、浸透を後押しする効果が期待できそうだ。
●「日本語で書き、理解しやすく、簡潔なメッセージ」は、好感度や理解度が高い
メッセージに使用する単語や和文/英文表記によって消費者に与えるイメージは変化する。日本語表記のメッセージは、全体平均と比較して、理解度や好感度がより高く出るという傾向は今回も続いた。また、「どんなメッセージが結果的に企業を認知させたり、理解させたりしていると思いますか。その要素、ポイントは?」との問いに対して、「日本語で書き、理解でき、簡潔なこと」という意見が大半を占めた。さらに、せっかく企業メッセージを作るのであれば、「メッセージと、提供している商品、サービスを結びつけること」で、「その会社ならではの、印象に残りやすいメッセージを発信すべきだ」との声も多くあがった。
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/release/cm061006.html
引用終了---------------
企業名と企業イメージを浸透させる手段としてのメッセージは非常に大切です。
何か購買行動を起こそうとした時に、パッと思い出す企業であるかどうかには重要な意味があります。
例えば、あなたの会社が”自動車塗装会社”なら、ある会社が大型トラックのボディに新しいデザインで塗装をしたいと思った時にすぐに思い出してくれるイメージを普段から与えているか?ということです。
”自動車ペイント・デザインのプロフェッショナルファクトリー”●●塗装!として行き渡っていれば、”アソコの会社に一度聞いてみよう”ってなりますよね。
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