私が会社勤めをしている時から、仕事上で苦手だったことは、大量のデータの入力ミスや誤字脱字のチェックをすること。今もそうです。
でも私からすると不思議なのですが、そういう単純作業を黙々とやるのが好きだという事務員さんが居てくれて、あっという間に終わったことにいつも驚きと感謝をしていたものでした。
私が同じことをしたら多分5倍は時間が掛かってしまう。
だから、単調な作業を喜んでこなしてくれるパートナーは今も大切にしています。
高度な専門知識が必要な業務もありますが、仕事全体で考えるとどれも重要で、日常の仕事で大きな賃金格差があるのもどうかと思ってしまいます。
話をもとに戻します。私はこれまでに無かったことを白紙のキャンバスに描いて新しいビジネスや方法を考え出すと勝手にのめり込んで何の苦もなく楽しんで仕事に取り組めます。
一方のパートナーにそれをお願いしたら、全く前に進まない。苦痛だそうです。私の苦手な事務作業と同じです。
最初から最後まで一人で完結する仕事はほとんどありません。従業員が居ない一人社長だってそうです。社員がいるか外部にいるかに関係なく、その道のプロにお願いした方が、質も高くスピードも早いのです。結果的に、本来のビジネスで売上利益が早く大きく上がり続けることになれば、それまでに掛かるコストなんてたかがしれています。
そして何よりも思わずチカラが入る好きな仕事で飯を食っていくという素晴らしさが、そこにはあるのです。
目に見えるコスト、目に見えない価値とリスク、これを上手に使いこなすのが経営者の重要な役目です。
さあ、今日も好きな仕事に思いっきりチカラを発揮しましょう!
iPhoneより
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます