中小企業が社会を変えるようなグッドアイデアを考え出し、大きなビジネスに取り組もうと考えたとしても、全く足りない経営資源や認知力、信用力と言った壁にぶち当たって、いいものであったとしても陽の目を見ないという時代から、脱却するチャンスが見えてきました。
これまでは、相当な意欲と忍耐力で、行政機関の補助金や銀行の説得、大手企業へのコラボ提案など、そもそも上から目線で見られる圧倒的に不利な交渉に挑まなければなりませんでした。
それも現場や消費者のことを知らない担当者を説得するための意味のない遠回りをしなければなりませんでした。
しかし、今年はアラブ地域で民衆の小さな共通意見がソーシャルネットでつながり、大きなうねりで改革を遂げたように、社会が求めるニーズを満たす新たな提案を多くの人に提示して賛同を得ることが出来れば、これまでビクともしなかった利害関係者が動かざるを得ない状況を創り出せることがわかりました。
事の大小は別にして、ソーシャル行動は広がってきています。
政治的、社会的なこともそうですが、私は、ビジネスの世界でも成果を上げる手法として十分使えると考えています。これまで利権や官僚が握っていることによる障害を打破するには、ソーシャルネットによる共同行動でゴールを先に提示し、そこに向かわざるを得ない知恵やお金の回り方を動かすのです。
誰かをおとしめようとするのではなく、これまで自分の立場を優先して安泰だった人達が良しとしてきたことに、現実との誤差があることに気付かせて変化の波を起こすのです。
私も具体的に一つのテーマに関して、来年早々に公開してその是非を問う新規事業の準備に関わっていますが、ソーシャルネットワークを活用して経済活性化につながるテーマは考えればいくつもあると思います。
例えば、財布の中にある大量のカードを一つにまとめれないのか、毎年毎年ガスや電気や水道だと別々にアスファルト道路を掘り起こしている無駄を無くせないのか、などなど個人で思っていても動かせない社会的グッドアイデアはいくらでもあるでしょう。
皆さんも、ソーシャル行動ビジネス、一緒に考えて見ませんか?
世の中をより良く変える提案があったなら、必ずあなたの意見を入れましょう。
iPhoneより