株式会社バンダイは、誰もが一度はあこがれるセレブ気分を味わえる入浴剤「バブリーバブルバス」(250円/税込)を、全国のコンビニエンスストアを皮切りに、2008年2月中旬から順次発売する。
「バブリーバブルバス」の特徴は、あこがれの“お札風呂”が体感できる入浴剤で、片面にお札をイメージしたプリントを施した、紙状のあわ入浴剤が10枚入っている。
1枚ずつ浴槽に散らし入れ(1回の入浴につき10枚以内が適量です)、入浴剤が溶けてきたらシャワーなどをお湯の表面にあてるなどしてお湯を泡立て、あわ風呂を楽しめる。香りはさわやかなヒノキ風呂の香り。
商品の中台紙には、お金にまつわる格言入りで(全13種、例:「財布が軽ければ、心は重い。」)、また「大当たり」の文字が出れば、お札型のオリジナルハンカチ「バブリーハンカチ」10枚セットをもれなくプレゼント。
このバンダイの切り口は、楽しいバスタイムの演出。単なる入浴剤ではないところがミソですね。
入浴剤で売り出したならば、機能や価格など競合ひしめくマーケットで勝ち抜かなければなりませんが、お風呂で過ごす時間に焦点を当てているので新商品の参入方法としては正解です。
この切り口からは、入浴剤以外に「身体を洗う」という本来の入浴、「温度」、「光」、「音(リスニング)」、「見る」など”楽しく過ごす商品”はいくらでも創り出せそうです。
商品開発スピードを上げるには、バンダイが企画してその分野の製造メーカーと業務提携になるでしょう。
新しいマーケットを創出する Topdas