書名 神様の女房
~もう一人の創業者・松下むめの物語~
著者 高橋誠之助
発行社 ダイヤモンド社
発行年 2011年9月8日
頁数 291頁
価格 1,300円+税
・どうにもならないことは、考えてもしょうがない
丁稚から身を起こし、後に松下電器産業(現パナソニック)を一代で築き上げた稀代の経営者には、
数々のエピソードが残され、それらは今なお語り継がれている。
だが、そんな幸之助の奇跡の成功ヒストリーを、陰で支え続けた“もう一人の創業者”がいたことは、意外に知られていない。
その人物こそ、幸之助の妻、むめのだった。
五里霧中の商品開発、営業の失敗、資金の不足、苦しんだ人材の採用と教育、
関東大震災と昭和恐慌、最愛の息子の死、そして戦争と財閥解体…。
幾度も襲った逆境を、陰となり日向となり支え、「夫の夢は私の夢」と
幸之助の描いた壮大なスケールの夢を二人三脚で追いかけていったのが、むめのだった。
松下幸之助夫妻の“最後の執事”が綴る、「松下むめの」物語。