My Library

気まぐれ読書・映画・音楽の記録。本文に関係のないコメントについてはご遠慮させていただきます。

永田萌「花ときどき風」

2008-11-11 | エッセイ

京都新聞に掲載された萌さんの絵と文。

 

自然と厳粛な気持ちにふけっていると、どこからか「そんなことはずっと前から知っていたでしょう?」と笑いを含んだ声が聞こえてくる気がするけれど、しみじみした思いは消えない。

 

時の流れの中では一瞬でも立ち止まる事ができないなら、せめて心に残る美しい人や花や出来事を絵や文に留めたい。その思いは以前から変わらないのだが、最近になって気がつくことがある。それは、今は確実に私の中に蓄えられて絵を描くエネルギーになっているということだ。年齢を重ねるのも悪くはない。かえって幸せなことかもしれない。

~京都北山。上賀茂の緑の中で・永田萌

 

花を愛し、風のように生きる…。素敵だな。

萌さんのイラストは、虹色の色彩がきれいで憧れていました。私が子供の頃、母が習っていた華道の月刊誌の表紙絵が、もえさんで、季節の花と花の妖精や童が愛らしく。毎月見るのを楽しみにしていました。

表紙だけ、切り取ってファイルしてくれたのが、まだ、あったかな。

 

どのページを開いても、イキイキと可愛らしい花々に囲まれているようで、いま、冬を迎え、花が寂しくなったので、コーヒーのお供のリラックスタイムに嬉しい一冊です。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして! (あさぎ)
2009-01-28 23:43:18
こんにちは。
イラストで妖精を検索してこちらに辿り着きました。
永田萌さん、私も大好きです。
ご自分ではお描きになられないのですか?
返信する
ようこそ~♪ (mint)
2009-01-29 10:18:53
あさぎさん、初めまして。

絵手紙やトールペイントなら、少々程度です。
大人の塗り絵なら出来るかも…。
本も、絵も、音楽、映画も…。
なんにも才能がない私にとっては、
すべてが心を豊かに生きる
大切な宝箱です。

でも、手芸や料理など、実用的なことは少々出来ます。
手芸の分野では、パッチワークやリフォームなどの端布の処理などは、絵は、知らず知らず色彩感覚を養うではないかと思います。
返信する

コメントを投稿