雨が降っては困惑し、犬が鳴いては困惑し、久米宏の髪型ヘンだわヘンだわといっては困惑し、原稿料が安いといっては困惑し…ともあれ何が何でも困っちゃう筋金入りトホホニスト・ハラダムネノリが積年の困惑状況を大公開。そんじょそこらのトホホとはトホホが違う。
矛盾と疑惑に満ちたこの世の中、ハラダは怒る、嘆く、困惑する。そして時に“トホホ”と頭を抱えつつも孤軍奮闘するのだ。生きるのが不器用な人に最適。読めば力 . . . 本文を読む
昔あるところに、夫を亡くしてふたりの娘と暮らしている寡婦がいました。寡婦は実子ばかり可愛がり、継子のマルーシカにはいつもつらくあたりました。ある冬の日、マルーシカはスミレを摘んでくるように言いつけられますが…。
スロバキア民話であるこのお話は、子供の頃、読んだのか、記憶にあるお話です。
1年の締めくくりにふと読んでみたくなりました。
絵本は、何冊も出ていますが。
福音館の . . . 本文を読む
笑の大学
2008-12-28 | 映画
2005年 監督~星 護 原作・脚本~三谷幸喜
戦時下の昭和15年の東京。検閲官・向坂は劇団「笑の大学」の座付き作家・椿に次々と無理難題をふっかけ、直せなければ上演中止だと脚本の書き直しを迫る。が、椿はその要求を聞いてさらに素晴らしい脚本を作りあげていく。そんな2人が、ガチンコ対決を通して次第に不思議なきずなを芽生えさせていく様を描く。 もともと本作は三谷幸 . . . 本文を読む
「わたくし事」をめぐるエッセイ集。「どうせなら陽気に老いたい」という詩人の生きる歓びとは? 詩の背後にある詩人の暮らしを綴った長篇日録「ある日」収録。
~他人に求められなくとも、自分のうちから沸いてくる生きる歓びをどこまでもっていられるか、それが私にとっての老いの課題かもしれない。
~言葉にならない意識化のもやもやは、いったり来たりしながら、ゴツゴツと現実にぶつかりながら、少 . . . 本文を読む
著者コメント「成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?」世の中にはこんなに多くの成功法則書、ビジネス書があふれているのに、成功者が増えたという話は聞いたことがありません。なぜだろう? ずっと感じていた疑問でした。そしてこの疑問に対する1つの解答を用意したのが本書です。主人公は「人生を変えよう」として何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。しかし、ある日突然、彼の目の前にゾウ . . . 本文を読む
病死した最愛の妻が残した小さき子らに、歴史の未来をたくそうとする慈愛に満ちた「小さき者へ」に「生れ出づる悩み」を併録する。
有島さんの本はこの一冊しか読んだことはないのに、なぜか10年に一度は読んでみたくなる。
たぶん、鼻腔が刺激され、涙を流したいからかもしれない。
普段、パソコンでの仕事でドライアイになっているから?
最初に読んだのが、十代で、「小さき者 . . . 本文を読む
「村上ラヂオ」「村上朝日堂」「遠い太鼓」…。村上春樹がエッセイでこだわるおいしい和食の作り方を紹介。小説とはひと味ちがう、エッセイで明かされる垂涎の料理の品々とは? 村上春樹の「わが家の味」を完全再現!
普通に基本的な家庭料理です。だから、このレシピそのものに関しては、主婦ならほとんどの方が作ることの出来る内容かもしれません。
でもでも、何と言っても、各章の冒頭に、出てくる村 . . . 本文を読む
まず好きなものを描きました。するとひとりでに、絵のお話ができていきます。トラや海賊など、怖いものも描きました。どんどん描いているうちに絵本はサンタのふくろになりました。安野光雅さんが描くサンタクロースの世界。
安野さんの魅力たっぷりの。本をどこから眺めても楽しい絵本です。
どんどん書き進んでいきます。ページをめくって、前のページと比べて、どこにペンが入ったのか、探すのも楽しい。 . . . 本文を読む
ワインといっしょに食べたいおつまみとお料理のレシピを集めました。なるべく簡単に、美味しく、そしてちょっとだけおしゃれにワインの時間を楽しみたい人におすすめです。それぞれのレシピには、どんなワインと相性がよいか、マーク(発泡系・白・ロゼ・赤)をつけました。レシピによっては、もっと具体的にワインについてのコメントも掲載しています。素材の組合せが楽しいピンチョスや電子レンジでつくるテリーヌなどアミューズ . . . 本文を読む
ちいさなサンタさんは、世界中の子供たちに、いったい何をプレゼントしたのだろう。愛の心と感動が胸うつ。 サンタクロースになったぼくは、世界中の子どもが、本当にほしがっているものをプレゼントをしに出発した。小さなサンタさんは、世界中の子どもたちに何を贈ったのでしょう。英訳付き。
葉さんの、淡いカラーに癒されたくて、サンタさんの絵本。
世界中の貧困や戦争で、家もない、食べるものもない . . . 本文を読む
近年、国際化、グローバル化が盛んに唱えられ、欧米流の生き方、考え方が日本人の間にも大きく浸透してきている。そのせいもあってか、残念なことに皮相的な利己主義も蔓延ることになってしまった。かといって、かつての日本の農耕村落共同体的な価値観に戻るのも難しい。本書では、個人主義は本来、利他主義であり、他人と和んで快適に暮らしていくためのものであるとし、日常のさまざまな疑問から出発し、具体例に即して考え、西 . . . 本文を読む
リズミカルなことばと楽しい絵がいっぱいの子どもたちの大すきな、なぞなぞあそびの本の第二弾。スキップ、とけいなど答は子どもの身近なものばかり。いろいろななぞなぞを、あそびうた風にした 子どもが楽しく遊べる本。お母さんが読んであげるなど、いろいろ工夫してみて下さい。
なぞなぞ ならんだ ぞなぞな ぞろり
にらんで なぞなぞ わらって なぞなぞ
ゆめでも なになに おきて . . . 本文を読む
「ここへ畑起こしてもいいかあ。」「いいぞお。」森が一斉にこたえました。みんなは又叫びました。「ここに家建ててもいいかあ。」「ようし。」森は一ぺんにこたえました。人が自然の声にちゃんと耳をすまし、礼儀をつくしていた時代、人と自然との仲は、豊かで温かくユーモアに満ちたものだった…。 現代こそ見つめ直すべき、賢治が提示した人と自然の関係を、力強い油絵で温かく描いた絵本。 ~ 絵:片 . . . 本文を読む
すこし、読書の時間をけずって…。
まあ、この時期は、見ているだけでも楽しくなってしまうような、毛糸小物が癒しですね。
今は、部屋が暖かいのでざっくりとしたセーターなど着ることがないし。
ここ数年、作るのは、リストウォーマー、指なし手袋、帽子、マフラーなど…。
それも、毎年、作るから。飽きてきて。
結局、マスコットとか、コサージュ、コースターー等の小物たち…。
あまりにも小さくて簡単です . . . 本文を読む
クリスマスイブの夜、サンタを待つ少年のもとにあらわれたのは、白い蒸気につつまれた謎めいた汽車。その名は…急行「北極号」。
ほかの子どもたちと一緒に北極点への旅に出る――魅力的でエキサイティングな絵本の設定。そのうえ、そんな物語を描く作家には、クリス・ヴァン・オールズバーグ以上に才能ある芸術家は望みようがないだろう。彫刻制作の気晴らしとして、軽い気持ちで絵本を描きはじめた彫刻家のオールズバーグは、 . . . 本文を読む