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気まぐれ読書・映画・音楽の記録。本文に関係のないコメントについてはご遠慮させていただきます。

「家呑みの達人」

2009-11-30 | 実用書
~おつまみ104通りのワザ。落ち着いて呑みたい時のために家がある。つまみを作ってみませんか?100円とか200円とかのレシピも登場 コンパクトな1冊。 「おつまみ横丁」の系列かしら。 お酒好きで(あまり飲めませんが)。食べ物好き。 週末は、お家居酒屋で、美味しいおつまみで、ほろ酔いで…。と言うのが至福の時です。 とにかく、おつまみというのは、どーんと出す料理とは違って。 冷蔵庫にある物 . . . 本文を読む

ぼくらのなまえはぐりとぐら

2009-11-27 | 新書・社会
 「ぼくらのなまえはぐりとぐら このよでいちばんすきなのは…」    この詩を「こう歌っています」と読者から寄せられた楽譜を、116曲掲載(うち11曲は付録のCDに収録)。童謡「ぐりとぐら」日本各地バージョン一挙掲載、といった趣。そのほか著者へのインタビュー、Q&Aコーナー、あのフライパン・カステラなどの料理の作り方、人形、バッジ、衣装の作り方など、 . . . 本文を読む

高輪沙羅「ぞうのババールものがたり」

2009-11-26 | 新書・社会
フランスが世界の子供たちに贈った最高の作品、ババールシリーズ。ブリュノフ父子が描く象の物語には、家族への思いがちりばめられていた。息子ロランへの取材をもとに綴る、「もう一つの」ババール物語。 母親ゾウの死。一風変わった絵本の始まり方には、母から子へのメッセージが隠されていた。   多くの苦難に立ち向かい、友人を助け、異国の島々や遠い星まで出かける。優れた指導力を発揮しながら、 . . . 本文を読む

「忘れられないあのひと言」

2009-11-25 | エッセイ
友の思いがけない言葉に勇気をもらった、恩師のさりげない言葉で生き方が変わった、先輩の痛烈な言葉に目を覚まされた―。人生の宝物ともいうべきひと言を、各界で活躍中の六〇人がエッセイに綴りました。短い言葉でも、その奥に真の優しさ、思いやりがあるからこそ、大きな力を発揮するもの。ひと言で深まる絆、心と心のふれあいに、感動せずにはいられません。かけがえのない「何か」を思い出させてくれる、心あたたまるエッセイ . . . 本文を読む

梨木香歩「ペンキや」

2009-11-23 | 絵本
作・梨木香歩、絵。出久根育 喜びや悲しみ、浮き浮きした気持ちや寂しい気持ち、怒りやあきらめ、みんな入った「ユトリロの白」を塗りつづけたある職人の物語。 しんやは小さい頃に亡くなった父親と同じペンキ屋になった。お客のもっとも望む色を探し出し、人々を幸せにするペンキ屋に…。一人の職人の一生を、異国的なタッチの絵と静かな言葉で奏でるファンタジックな本。   さすが…梨木さん。とっても . . . 本文を読む

「沈まぬ太陽」

2009-11-22 | 映画
監督: 若松節朗 原作: 山崎豊子 出演: 渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、香川照之、木村多江、 累計700万部を超える山崎豊子のベストセラー小説を渡辺謙主演で映画化。監督は「ホワイトアウト」の若松節朗。巨大企業・国民航空の労働組合委員長を務める恩地は、職場環境の改善を目指し会社側と戦うが、懲罰人事で海外赴任を命じられてしまう。パキスタン、イラン、ケニアと次々と転勤を強いられた . . . 本文を読む

杉浦日向子「お江戸風流さんぽ道」

2009-11-20 | 新書・社会
庶民の息遣いを今に生き生き伝える江戸案内粋(スイ)の上方、粋(イキ)の江戸。吸ったら吐き出す江戸の「いき」。情もお金も溜め込まない気風のよさを身上に、ファッション、グルメ、長屋暮らしに色に恋。江戸の庶民の息づかいを生き生きと今に伝える江戸案内。初詣に始まり桜見、花火などの行事、大相撲などの娯楽、そして生活や町の様子を概説する第1部と、浮世絵や古地図を参照しながら4回にわたって行った「講義録」を収録 . . . 本文を読む

庄野潤三「けいこちゃんのゆかた」

2009-11-15 | エッセイ
孫娘のけい子ちゃんがお祭りに行くのに、買ったゆかたが大きくて着られない。妻が寸法を直すことになったが、お祭りは今日の夕方はじまる。さて、寸法なおしは、間に合うだろうか?―夫婦二人の穏やかな日々を、祈りと感謝をこめて描く連作第十作目 老夫婦二人。ほどよい距離に住む子どもたち、孫たちの日常。日に2回の散歩を日課として、2万歩以上歩き。夜はハーモニカを吹く。 孫の成長、孫の成長。結婚。曾孫の誕生。季 . . . 本文を読む

萩原朔太郎詩集

2009-11-14 | 詩、短歌、俳句
明治時代までの古語で書くことが常識だった日本の詩を、より現代的にカジュアルな言葉で表現することに成功した詩人・萩原朔太郎。口語自由詩、古語を使った作品、漢文言葉で書いた作品、散文詩など多彩な作品を収録 「詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである」といい、ひたすら感情の世界を彷徨しつづけた萩原朔太郎は、言葉そのもののいのちを把握した詩人 見しらぬ犬~とほく、ながく、かなしげにおびえな . . . 本文を読む

北海道スノーハイキング

2009-11-13 | 実用書
スノーシューや歩くスキーで行ける、札幌とその近郊など道内32コース。道具の使い方や野外観察の方法なども紹介。北海道雪山ガイド姉妹編 この冬。ゲレンデスキーは、金がかかるし…。スケートは、リンクの中をハムスターみたいにぐるぐる回るだけでおもしろくないし。 雪が降ったら楽しむことは無いかと。おおっクロカンなどはいかなるものか…。早速。リサーチ…。それにしても、マイナーなスポーツだ。図書館の検索で、 . . . 本文を読む

椎名誠「食えば食える図鑑」

2009-11-12 | エッセイ
食えるか否か、考える前に食うのだ!ゴカイ、ウミヘビ、思わず笑える名古屋食…。みーんなごちそうさまでした。 食えるか否か、考える前に食うのだ! 日本各地で食されている珍しいもの、変わったものをまとめて食って、時々考えるエッセイ。『小説新潮』連載を改稿・改題して単行本化 こりこり、ずるずる、グネグネ、ぴりぴり―何が通常食で何がゲテモノなのか、その境界線は誰にも言えないとシーナさんは言う。食べ歩き . . . 本文を読む

曽野綾子「椅子の中」

2009-11-11 | 小説
昭和30年後半から40年に書かれた短編小説作品。 「椅子の中」「長い暗い冬」「海の底」「詩心」を納める、文庫本です。 仕事と家庭に忙殺されて、幸せを享受しながら、30代でうつに近い状態であった。という。夫の三浦朱門さんのあとがきも興味深い。 曽野さんは、宗教色が強いし、読んで、辛くなったり、すっきりしないけど、人間って本当は、皆暗く悲しいものを引きずって生きているのかもしれない。その言葉が胸 . . . 本文を読む

高橋尚子「風になった日」

2009-11-10 | エッセイ
明日も、風のように走り続けたい。家族のこと、初恋、苦しかったトレーニング、これからの私……。シドニー感動のレースから4ヶ月、高橋尚子自身が今すべてを明かす、小出義雄監督と出会って、トレーニングを積み、ついにシドニー五輪で優勝。そこにいたるまでの道のりを自ら語る。   Qちゃんのまっしぐらな思いが一杯の。初エッセイ。(8年前ですが) 「いまこの瞬間の、気持ちよさを大切にして走りたい . . . 本文を読む

椎名誠「ぶっかけめしの午後」

2009-11-09 | エッセイ
大のビール党のシーナがウイスキーの本場、スコットランドに上陸。ブルーブラックの夜空の下、目からウロコの水割り体験に陶然とする間もなく、モンゴルの左右同じサイズが揃わない靴屋と禅問答、チベットのグラマラスな女神には憤怒の目で睨まれる。高尿酸値をものともせず、やってくれます、痛快赤マント。 島国日本。津々浦々。時に海外に飛び出して。椎名さんの自由人ぶりには、いつも、ほほう~。なかなか…よいですな。と . . . 本文を読む

星野富弘「山の向こうの美術館」

2009-11-08 | エッセイ
花によせて命のいとしさを描く星野富弘。少年時代の作文や絵、入院中の手紙など、詩画の原点ともいえる未発表の作品を収録。新・富弘美術館の開館記念出版 ~花をみていると、その色、その形の美しさに、驚かされることばかりだった。花には1つとして余分なものがなく、足らないものもないような気がした。ちょうど良いところに花がつき、ほどよいところに葉があり、葉と花に似合った太さの茎があった。葉は花の色を助け、花は . . . 本文を読む