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謎解きはディナーのあとで2

2012-12-15 | 小説

毒舌執事&令嬢刑事の活躍を描く、第2弾!

今年の本屋大賞第1位を獲得し、ミリオンセラーとなった『謎解きはディナーのあとで』の第2弾が、早くも刊行です。ミステリ界の新たな名コンビ(!?)となった毒舌執事と令嬢刑事が、鮮やかに事件の真相を明らかにしていきます。
宝生麗子は、世界的に有名な宝生グループのお嬢様にして、国立署の新米刑事。麗子は、上司でかつ風祭モータースの創業者の御曹司である風祭警部と捜査に当たりますが、真犯人を特定するまでにはいくつかの謎があり、捜査は難航するかに思えます。
そこに現れるのが、宝生家の執事にして、麗子のお抱え運転手である影山です。「本当は、プロ野球選手かプロの探偵になりたかった」という影山には、麗子の話を聞いただけで、事件の謎を解いてしまうという眼力がありました。麗子に向かって時に厳しい毒舌を吐くのが、玉にキズなのですが……。
テンポのいい二人の会話や、風祭警部のミョーな存在感など、前作同様の楽しさいっぱいの本格ユーモアミステリです

令嬢刑事麗子と風祭警部の前に立ちはだかる事件の数々。執事の影山は、どんな推理で真相に迫るのか。そして、「影山は麗子に毒舌をいつ吐くの?」「二人の仲は、ひょっとして進展するのでは?」「風祭警部は、活躍できるのか?」

 

殺人事件も東川さんのコミカルな読み物の中では、テレビドラマ風で、疲れた頭のいやしになるかな。

似たもの同士の風祭警部と麗子。そして、ついに「私の大切な人を~」と口に出し、犯人に逆襲したお嬢様。

クリスマスイブの夜。ケーキ販売のアルバイトをする二人。

ほのぼのとする場面もいっぱいあって、ラブコメ路線も楽しめます。

まるで、お嬢様のわかりやすい反応を楽しんでいるかのような、執事影山。

言いたいことずばずば発言できる執事なら。この仕事楽しいだろうな。



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