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気まぐれ読書・映画・音楽の記録。本文に関係のないコメントについてはご遠慮させていただきます。

佐々木薫「アロマ&ハーブの教科書」

2010-05-31 | 実用書
アロマテラピーとハーブ、どちらも植物の有効成分を利用し、心身を健康にする自然療法として、今最も注目されている。そこで、毎日の生活に活用できる35種類の精油とハーブを厳選! 初心者からプロを目指す人まで、自分に合った使い方が必ず見つかる完全保存版!本書では、アロマテラピーとハーブの基本知識を勉強し、さまざまな活用法を写真やイラストでわかりやすく紹介。また、厳選された精油のプロフィールから心、体、肌へ . . . 本文を読む

江新太郎「お料理手ほどき」

2010-05-30 | 実用書
ミシュラン3ツ星の日本料理店「青山えさき」で一般向けに開催されている料理教室「料理手ほどき会」。同会で取り上げたメニューのうち、受講者からとくに好評だったレシピ90品をまとめたのが本書。内容は、基本となるだしを使ったお吸い物から、春夏秋冬の旬の素材を生かしたメニュー集、さらに著者の江崎さんも注目する和柑橘(ユズ、たんかん、黄金柑など)を使った料理の数々、ご飯もののバリエーション、そして青山えさきで . . . 本文を読む

田中渉「ランウェイの恋人」

2010-05-29 | 小説
亜希は、福岡県の小さな島からモデルを目指し、上京。彼女をスカウトしたモデル事務所の敏腕マネージャー直子、そして彼女の娘でカリスマ赤文字系モデルの唯が住む高級マンションに同居することになる。天真爛漫な亜希に、次第に心を開く唯……。しかし唯の元彼で、今も気持ちの残る人気カメラマン・カツキが、亜希に近づき、彼女がショーモデルとして頭角をあらわすようになると、次第にライバル視するようになる。すれ違いが続く . . . 本文を読む

ジョン・バーニンガム「くものこどもたち」

2010-05-28 | 絵本
アルバートと父さんと母さんの三人は山に登った。「真っ暗にならないうちに降りなきゃ」その時、恐しい事が起こった。アルバートが崖から落ちたのだ。でもアルバートは運が良かった。雲の子供たちがうけとめてくれたのだ…。 絵・文~ジョン・バーニンガム  訳・谷川俊太郎 表紙の青空と雲と子供がいいでしょ~。すわ~っと気持ちがふわりふわり。そらに飛んでいきたくなっちゃうの。 背景が写真で人物が絵のコラボに . . . 本文を読む

文月悠光「適切な世界の適切ならざる私」

2010-05-27 | 詩、短歌、俳句
されば、私は学校帰りに月までとばなくてはならない。十代の身体の痛々しいまでの揺らぎを、ことばの色彩で柔らかにうつしとる。16歳で現代詩手帖賞を受賞した詩人が紡ぎあげる、鮮やかな流れ―待望の第1詩集 うーん。新聞で知って。手にとりました。このうすい本が。2000円は。高い。有名な詩人の本でも、このねだんはめったにないでしょう。 現代詩…。詩というか。言葉を獲得したいと全身で全霊で感じ取ろうともが . . . 本文を読む

佐々木譲「廃墟に乞う」

2010-05-26 | 小説
13年前に札幌で起きた娼婦殺害事件と、同じ手口で風俗嬢が殺された。心の痛手を癒すため休職中の仙道は、犯人の故郷である北海道の旧炭鉱町へ向かう。犯人と捜査員、二人の傷ついた心が響きあう…。連作小説集 直木賞受賞作。こちらは、警察小説だけあって、リアルだ。 同時受賞の白石さんの恋愛小説は、はて…?という印象でしたが。 「オージー好みの村」「廃墟に乞う」「兄の思い」「消えた娘」「博労沢の殺人」「復 . . . 本文を読む

「端切れ10cmから始める1時間雑貨」

2010-05-25 | 実用書
我が家には、小さな布タンスがありまして…。 2段は絹の和布。そして、残り1段、綿生地、小さい抽斗に端切れ…(青系、赤系)で、大まかに仕切られて保存してあります。洗いざらしのコットン。着なくなった、ブラウス、男物のシャツのジーンズの生地まで…。 雨の日が続き、なんとなく、読書もしたくないときは、ソーイングボックスを出して…。さて…。なんていうときに。イメージするもの…。 雑貨の本は、梅雨の時期 . . . 本文を読む

あさのあつこ「ランナー」

2010-05-24 | 小説
「おれは走れないんじゃない、走らないだけだ、そう信じたくて、逃げちまったんだ」長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の加納碧李(あおい)は、複雑な境遇の妹を案じ、陸上部を退部することを決意した。だがそれは、たった一度レースに負けただけで走ることが恐怖となってしまった自分への言い訳だった。走ることから、逃げた。逃げたままでは前に進めない。碧李は、再びスタートラインを目指そうとする----。〈著者 . . . 本文を読む

田中渉「そして、僕らは風になる」

2010-05-22 | 小説
小さくてやせっぽちで運動音痴の高校生と、年中サンタクロースの服を着て町をうろつく変なオトコ。ある日、それぞれの事情を抱えた人生どん底状態の二人が出会い、いっしょに大きな夢を追い始めた。そんな二人を支えるのは歴代のアスリートたちの言葉だった…。有森裕子、高橋尚子、瀬古利彦、宗茂、フランク・ショーター、ポーラ・ラドクリフ、ファツマ・ロバ……著名マラソンランナーおよび指導者たちが残した数々の言葉は、血と . . . 本文を読む

鈴木宗男「ムネオ流マラソン術」

2010-05-20 | 新書・社会
仕事人間でも走れる42・195km2002年の「ムネオバッシング」から6年。第1回・雨の東京マラソンを59歳とは思えぬタイムで完走した不死鳥・鈴木宗男衆議院議員が「マラソンの秘訣」を明かす。第2回東京マラソンでは、前回を上回る3時間57分11秒という「サブフォー」を達成。 60歳になっての記録向上の陰にいたのが、日本陸連「ランニングクリニック」の人気講師、鈴木彰氏。「陸上選手と市民ランナーのトレ . . . 本文を読む

平野恵理子「和菓子のこよみ十二ヶ月」

2010-05-18 | エッセイ
四季の移り変わりをお菓子にたくし、日本人は、おいしく楽しく味わってきました。和菓子、駄菓子、お菓子の数々――花びら餅、椿餅、雛祭り菓子、桜餅、粽、葛饅頭、水ようかん、おはぎに大福、かりんとう、e.t.c.花や鳥の声で季節を感じるのと同じように、お菓子でも季節感を味わえる。それが和菓子のいいところ。季節の風物をすっかり取り入れて、お菓子にまとめる巧みさはおみごと。和菓子の奥深さと季節感を是非味わって . . . 本文を読む

Oliver・ジェファーズ「心をビンにとじこめて」

2010-05-18 | 絵本
つらいきもち、かなしいきもちはみんなビンの中にしまっておきましょう。これで、心は安全。もうきずつくことはありません。 「The Meart and the Bottle」絵と文~オリヴァー・ジェファーズ、訳~三辺律子 タイトルがさみしいきもちを感じさせますが。絵も色合いも言葉も。シンプルでとっても優しい気持ちになる絵本です。 好奇心一杯で、夢一杯。頭の中は世界の不思議でいっぱいの女の子。 . . . 本文を読む

坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」

2010-05-17 | 新書・社会
様々なメディアで「泣けるビジネス書」として話題沸騰!本書の第1部で、著者は「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、経営の目的を以下の5つに定めています。1 社員とその家族を幸せにする2 外注先・下請企業の社員を幸せにする3 顧客を幸せにする4 地域社会を幸せに、活性化させる5 株主を幸せにする多くの経営書では、会社は株主のものである、と書いています。また、「会社は . . . 本文を読む

近藤史恵「サクリファイス」

2010-05-14 | 小説
ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ。勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。それは、単なる事故のはずだった――。二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品 2年前に読んだ本ですが。また、じっく . . . 本文を読む

小川糸「ペンギンと暮らす」

2010-05-11 | エッセイ
夫の帰りを待ちながら作る〆鰺。風邪で寝込んだときに、友人が届けてくれた菜の花ご飯。元気を出したい人の為に、身体と心がポカポカになる野菜のポタージュ…。大切なお客さまの為ならば、八百屋を6軒はしごすることも厭わない。そんな著者の美味しくて愛おしい、もてなしの毎日。ベストセラー『食堂かたつむり』の著者が綴る日記エッセイ ゆるり。ゆる~りといい感じ。小川さんのブログ「糸通信」をまとめた文庫です。少し忙 . . . 本文を読む