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気まぐれ読書・映画・音楽の記録。本文に関係のないコメントについてはご遠慮させていただきます。

平井堅「Ken's BarⅡ」

2010-11-19 | 音楽・芸術
Ken's Bar開店10周年を記念して「Ken's Bar Album」第2弾をリリース!平井堅がブレイク前からスタートさせているコンセプトライブ「Ken's Bar」が去年2008年5月29日にめでたく10周年を迎えました。2003年にリリースし70万枚のヒットを記録したコンセプトアルバム「Ken's Bar Album」の第2弾のリリースが決定!!前作に引き続き、洋楽邦楽問わずエバーグリーン . . . 本文を読む

小池昌代「わたしたちはまだ、その場所を知らない」

2010-11-16 | 小説
詩に惹かれる女子中学生・ミナコと女性教師・坂口が交わした、不器用な愛と友情。―孤独な心を未来へ渡す、希望の長篇【著者からのコメント】  この本には、「詩」を媒介にしてつながりあう、中学生男女と教師が登場します。詩を書きたいと切望しながら、詩が書けずにいる主人公のミナコは、かつてのわたし自身のようです。 詩を書くことばかりでなく、詩を探し、詩を求める、その行為がすでに詩なのだと、わたしはずっと思ってきました。しかしなぜ、詩を追い求めてきたのか、今も、追い続けているのか。自分でも不思議でなりません。詩それ自体は、何の助けにもならないのに。 「詩」と人間の関わりのほかに、もうひとつ、考えたかったのが、「場所」と人間の関わりです。 人間が人間らしく生きられる場所と、詩が生まれてくる場所は、重なりあうはず。そんな思いを、今持っています。 ラストに至って、意図したことではありませんでしたが、とある場所へ、光が差しこんできます。 一冊にまとめるまでに、たいへん苦しんだ作品ですが、最後に至って、静かなよろこびがわき上がってきました。わたしには珍しいことでした。 書きあげてよかったと、心から思いましたが、さらにこの一冊を、誰かに手渡したいと、そんなことまでを思ったのも、初めてのことでした。~小池昌代 . . . 本文を読む

山本ふみこ「朝ごはんからはじまる」

2010-11-16 | エッセイ
仕事、家族、自分自身・・・台所を中心に、毎日をうまく回すためのアイデア満載エッセイ。毎日新聞好評連載中。「日々を明るくする100のヒント付き。 家族と一緒でも。ひとりでも。食卓をまんなかに、日々をくりまわす。大事なのは、心を寄せること ・まんなかに食卓~食に対する著者の思い ・日々の厨仕事~簡単レシピつき台所エッセー ・暮らしの景色~食を中心に道具や食器。食品。お店。台所に関するエッセー . . . 本文を読む

伊坂幸太郎「オー!ファーザー」

2010-11-05 | 小説
みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。我が家は、六人家族で大変なんだ。そんなのは珍しくない?いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、みんなどこか変わっていて。俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。 . . . 本文を読む

村上春樹「海辺のカフカ」下

2010-11-04 | 小説
四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。“入り口の石”を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか? . . . 本文を読む

佐川光晴「おれのおばさん」

2010-11-01 | 小説
挫折なんて突き抜けろ! 痛快!青春物語ある日突然、父親が逮捕! 東京の進学校から一転、変わり者の実のおばさん率いる札幌の児童養護施設の居候となった14歳の陽介。さまざまな出会いに彼は・・・。時代の閉塞感を突き破る、痛快青春ストーリー! 高見陽介、14歳。父が逮捕され、母と離れ離れになったら、未来を拓く「出会い」が降ってきた。児童養護施設に暮らす中学生たちの真っ向勝負の「人生との格闘」、体を張って受け止めるおばさんや大人たちの生きざま…全編を貫く潔さが胸に迫る . . . 本文を読む