田辺聖子が行き着いた人間の生き方。人間とは・・の思い込みが必ず変わるオトナのエッセイ。だまし、だましの中から人生の希望が生まれる。田辺聖子が到達した「ほな」と「そやな」の生き方哲学。 生きていくために必要な二つの言葉、ほな、とそやね。別れる時はほな、相づちには、そやねといえば、万事うまくいくという。本書は田辺ことばと共に楽しめる究極の人生の哲学満載である。
「ほな」~接続詞でほんなら、それなら . . . 本文を読む
食べものに関する昔の記憶や思い出を感性豊かな文章で綴るエッセイ集。
「富士日記」を読んで、感銘を受けた人物。武田百合子さんの文章。スッキリとして、無駄がなく、見たまま聞いたまま、つらつらと…
そんなイメージだったけど。前半、枇杷、牛乳、キャラメル、お弁当など、誰だって口にする食べ物から、子供の頃、また亡き夫とのエピーソードなど、記憶を辿る。
百合子さんは、幼い頃に母親を亡くし、父と祖母との . . . 本文を読む
高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ――「人が死ぬ瞬間を見たい」。由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。少女たちの無垢な好奇心から始まった夏が、複雑な因果の果てにむかえた衝撃の結末とは?
この紹介文 . . . 本文を読む
市場経済は万能?会社は誰のもの?格差問題の解決策は?経済に関するすべてのギモンに答えます!「見えざる手」で世の中が見えてくる。待望の超入門書。
池上さん=週刊こどもニュースのおとうさん。のイメージで。とっても親しみやすい。
ちくまプリマー新書って何冊か読んだことがありますが。中高校生向けに書かれたものだと思います。
冒頭は、経済の「競争原理」を導入した教育~学校選択制について、そ . . . 本文を読む
春の宵には、誰もいない台所で冷蔵庫の小さな鳴き声に耳を澄まし、あたたかな冬の日には、暮れに買い置いた蜜柑の「ゆるみ」に気づく。読書、おしゃべり、たまの遠出。日々流れゆく出来事の断片に、思わぬふくよかさを探りあてるやわらかいことばの連なりに、読む歓びが満ちあふれます。ゆるやかにめぐる四季のなか、じんわりしみるおかしみとゆたかに広がる思いを綴る傑作エッセイ集。
新聞朝刊に川上さんの連載小説が今月か . . . 本文を読む
マラソンでつくる、超ポジティブな生き方&カッコいいボディ!「マラソンを始めてみたい」予備軍に向け市民ランナーの旗手谷川真理がシューズ選びから、効果の上がるトレーニング方法までを伝授。マラソン完走へのアドバイス満載の一冊! フルマラソン完走を目標に走りたいあなたを応援する谷川真理のトレーニング実践法。
本日、海岸コースを久々に走る。霧で、もやもや~としたお天気…。朝から、釣り人やウォーキ . . . 本文を読む
フィリップ・ドレルム 訳・橋啓
「日曜の朝のケーキの箱」「エンドウの莢むきを手伝う」「歩道のクロワッサン」「古い列車に乗って」…日常生活のなかのシンプルな喜び、至福の瞬間を限りなく繊細な筆致で描く34篇。全仏ベストセラーのエッセイ集。
この詩のようなエッセイのような…。言葉は。実に心地よいです。
清少納言、江國さんや村上さんに通じるモノがありますが。女性の場合、感情も一緒に描きますが . . . 本文を読む
とるにたらないけれど、欠かせないもの。気になるもの。愛おしいもの。忘れられないもの―。輪ゴム、レモンしぼり器、お風呂、子守歌、フレンチトースト、大笑い…etc.。そんな有形無形の身のまわりのもの60について、やわらかく、簡潔な言葉でつづられている。行間にひそむ想い、記憶。漂うユーモア。著者の日常と深層がほのみえる、たのしく、味わい深いエッセイ集。
江國さんの言葉は、女の子の匂いがして。可愛らしい . . . 本文を読む
父、檀一雄の思い出は、昔の家の記憶と共に蘇る。原稿に行き詰まった父が夜中に料理をしていた台所。友人坂口安吾を居候させていた書斎。父お手製の竹馬で遊んだ庭―。父は亡くなり、家は建て直された。現在暮らす家の煩雑な悩みは尽きることがない。けれど私の中には「生活すること」を愛した父の魂が息づき始めている―。深い共感と切ない郷愁を誘う、“家”にまつわるエッセイ集。
ふみさん曰く「ホンカク的な女優を目指し . . . 本文を読む
ネッドとドニーはふたごです。ある日、ドニーがてぶくろをひとつなくしてしまいました。そのことを知った近所の人たちがつぎつぎに、おちていたてぶくろをとどけてくれるようになりました。おとなりさん、学校の先生、ゆうびんやさん、ごみあつめのトムさん、ぎゅうにゅうやさん…。ふたごのうちには、てぶくろがいっぱいあつまりました。こんなにたくさん、どうしたらいいのでしょう。そのとき、ネッドがいいことを思いつきました . . . 本文を読む
哀切な愛のバラード。「何か言って詩じゃないことを!」詩人の運命を生きるしかなかったひとりの男と彼を恋したひとりの女。詩人・谷川俊太郎と絵本の名手・太田大八による贅沢な大人の恋の物語。
絵は、モダンな現代アート…だから。より心理的で内面に向かって、言葉に集中できるかもしれません。
詩を書くことしか自己を表現できる術がなかった男。彼の詩が好きなのか男が好きなのか娘には分からなかった。男が娘に . . . 本文を読む
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか 。これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。
究極のね。純愛。こういうのが流行るのは。現代に愛が薄く感じられるからと何かで読んだことがあ . . . 本文を読む
金沢の蟹、明石の鯛、京都の筍、下関の雲丹、長崎の唐墨…。おいしい食物が眼の前にならんだ幸福と食卓の愉しさを満喫させる決定版食物誌。全国津々浦々にわたる美味求真の旅は、時に“西洋”を舌先で味わいあるいは酒飲みの心理にいたる…。食物の美や立食式にもこだわりをみせた、独自の文体に香りが漂う不朽の名著。
長浜の鴨、神戸のパンとバタ、飛島の貝、近江の鮒鮨、瀬戸内海のままかり、広島の牡蛎、新潟の筋子、金沢の . . . 本文を読む
女性作家と料理研究家の名コンビが東奔西走。真剣かつ抱腹絶倒のショッピング・バトルを展開して選びぬいた、雑貨やお菓子、お鍋や洋服など、買って納得、使って大満足の品46点を紹介。カラー文庫。あの迷コンビが帰ってきた!お気楽独身生活を満喫するタニムラさんと、主婦兼料理家である和緒先生が、今度はお買物に東奔西走。毎日の生活の中で、または旅先で、はたまた通販のカタログから、選び抜いたお得な逸品が、ずらり46 . . . 本文を読む
2008.米
監督~マーク・ウォーターズ
出演~フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、メアリー・ルイーズ・パーカー
両親の離婚で、双子の兄弟ジャレッド&サイモン、姉のマロリーは母のヘレンに連れられ、朽ち果てた家で生活することに(行方不明になった大伯父スパイダーウィックの屋敷)。壁の裏に何かがいる気配を感じたジャレッドは、さっそく屋敷を探検。屋根裏部屋で「決して読んではいけない」と警告のメモが . . . 本文を読む