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「ベニシアのハーブ便り」

2010-04-18 | 実用書

【 英国貴族の生活を離れて、日本の田舎でハーブ・ライフ オリジナル・レシピ110 】
貴族の生活を捨て、自分にとっての幸せを追い求めてきたベニシアさんが、ハーブのある田舎暮らしを提案。

約30年前にイギリスの貴族社会を飛び出してきた著者は、今京都・大原の豊かな自然の中にある築100年の古民家に暮らしています。
家のまわりには、幼い頃から憧れていたコテージガーデンを造り、200種類以上のハーブを育て、手作りライフを楽しんでいます。
自ら育てたハーブを使って作るのは、料理からスキンケア、石けん、防虫剤、風邪薬など、生活に必要なありとあらゆるもの。
本書は、著者が自分のオリジナル・レシピ約110点を初めて公開し一冊の本にまとめたものです。
そして、大原での暮らしと四季折々の美しい風景写真を紹介し、田舎暮らしの楽しみや、イギリスの屋敷で暮らしていた日々の想い出をエッセイに綴りました。

「誰でも一度は、おとぎ話に出てくるようなお城に住み、凛々しく勇敢な王子様に出会うことを夢見るでしょう。
私は、幼い頃からこの屋敷に住んでいたけれど、心が満たされることはありませんでした。
私を幸せにしてくれるのは、王子様と結婚し大きなお城に住むことなのか。それとも、別の生き方があるのでしょうか。
答えを見つけ出すために、ある日私は旅に出ました。」

昨年テレビで。ベニシアさんの京都大原での暮らしを放映されて。何てステキなんだろうと。四季の豊かさとハーブの暮らし。日本の古民家。自然と共に、優しく暮らす。姿にほ~~~~っとため息。

この本を見つけて、また。とってもステキだわ~。

花のある暮らしのターシャさんもとっても好きだけど。

ベニシアさんは。英国の貴族から。日本。そして、京都にお住まいになるまでの。強い意志と。自分の価値観を信じて探し求める姿にも感動した。

京都大原の12ヶ月。ハーブや季節に咲き乱れる花々。そして何より。ハーブは暮らしの中で、活用することが大切だな。フレッシュハーブもドライでも。自然の香り、そして太陽の恵みを一年中楽しめると思う。

ストレスで落ち込んだとき。疲労で疲れたとき。ハーブの香りは、すーーっと体に入ってリラックスできます。

走ることを楽しむようになって。アロマやハーブの利用は。体が求めているなあって思うようになりました。小さな庭では沢山の種類は不可能だけど。

ベニシアさんの爪の垢ほどの利用でさえ。心地よさを。演出できます。

カラー写真が満載で。そして、彼女の今に至る。生い立ちとエッセーも、考えさせられますし。時の流れを静かに見つめている。って感じがします。英国貴族で豪邸に住んでいた嬢様から、日本の自然美を教えられちゃうような。気恥ずかしさが、情けないような気もしますが、ベニシアさんの住んでいた冷たい石のお城より。断然ステキな古民家が。とっても嬉しいかんじ。

どの頁を開いても。ホットする。そして、何かしら。実用的な暮らしのヒントがある本です。



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