Indoor airplane world
 



正月の休みを利用してハイパワーで超小型の赤外線送信機を作りました。

バレーコート1面ほどの広さでインドアエアプレーンを飛ばす場合は、従来の赤外線送信機で十分ですが、広い体育館や周囲からの赤外線反射の少ない体育館などで飛ばすことを考えると、もっと強力な赤外線送信機がほしくなってきます。また、としちゃんのフライトムービーでみるように、太陽が顔を出さない時のアウトドアフライトも視野に入れ、ハイパワー化することにしました。

スローフライ機なら2チャンネルあれば十分に飛ばせます。そこで送信機は2チャンネルとし、超小型のケース(タカチHW1551KB 80mmx40mmx20mm)に収めました。PICは従来の18ピンのPIC16F84Aから8ピンのPIC12F629に変更して小型化しました。LEDはケースの前面に収まる21個(3個直列x7組)を使っています。電源スイッチを省略し、38KHzと57KHzをジャンパピンで切り替えられるようにしました。

現状で安価に調達できる赤外発光ダイオードの中から最も効率のよいSLR932AV-7Kを使い、極限までハイパワー化しています。ハイパワー化には内部抵抗の少ない電源を使うことが重要です。リチウム電池2セル直列の7.4Vを電源に使います。強力な赤外線外を出力するためにLEDには3Aほどの瞬間最大電流が流れます。連続2C放電可能な電池では少なくとも1500mAhの容量を持つものが必要になります。今回は十分な性能を発揮するため、20C放電可能なKokamの340SHDというLi-Polymer電池を使いました。3Aのパルス放電ならまったく問題なく使えます。電池が薄いので2セル重ねてケースの下面に貼り付けて使うことができます。連続で2時間半ほど使えるので容量も十分です。






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コメント
 
 
 
すごい (としちゃん)
2005-01-03 18:20:40
飛行会で「うちにも所長いるよ」とのことでしたが種類まで同だったとは!

わたしもより小型の送信機が欲しいなと思っていたところなので、大変参考になります。ちなみに私の送信機はタブつき単3ニッケル水素2000mA5本でまかなっています。
 
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