Indoor airplane world
 



 
 38KHzの赤外線受信機と57KHzの赤外線受信機を使えば同時飛行が楽しめるのですが、今までショップでは57KHz赤外線受信機を取り扱っていませんでした。

 57KHzの赤外線受信機を作るためには5Vに昇圧するDCDCコンバータ回路が必要になるため、軽量な受信機を作るのが難しかったのですが、0.5mm基板の採用と3mm角のMSOPマイコンを使うことで0.24gと小型で軽量な受信機IRX213-57が完成し、ようやくショップで販売できるようになりました。
 

IRX213回路図

 電池電圧が3Vに低下すると受信機のLEDが点灯して知らせるバッテリモニタ回路も搭載しています。


IRX213-57 PICマイコン搭載面


IRX213-57 DCDCコンバータ搭載面


IRX213-57にはPNA4614Mが同梱されているがNJL21V380AもD380DSCも使用可能


IRX213-57 接続端子の説明

 IRX213-57赤外線受信機には57KHzの赤外線受光素子(PNA4614M)が同梱されていますが、38KHzの赤外線受光素子も使えます。

 DCDCコンバータ回路で昇圧された5Vを赤外線受光素子だけでなく、PICマイコンにも供給することで、ラダーのコントロール使うマグネット・アクチュエータへの供給電圧も高くなるので、アクチュエータのトルクもパワーアップします。また、PICマイコンの2ポートを並列に使うことで更に出力トルクが増加します。

 5V駆動によるトルクの増加により、マグネット・アクチュエータは50Ω以上、アクチュエータにモータを使う場合はSHICOH-F7パルスチェッカまたは簡易チェッカなどで正常に動作することを確認してください。


簡易チェッカ回路図


 受光素子軽量化参考記事

コメント ( 4 ) | Trackback (  )
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コメント
 
 
 
凄い。。。 (みなと)
2010-08-04 21:00:19
難しそうですね~ 
当然ですが 私にはチンプンカンプン…
初めての方。。。というのと空撮を 読ませて
いただきましたが ご趣味なのですか?
びっくりです 
楽しませていただきます。
 
 
 
雑多な趣味 (toko)
2010-08-04 23:49:07
みなとさんとの出会いは「旅行」でしたから、
全く異なるジャンルのブログに驚かれたことでしょう。
海釣り、パラグライダー、ウインドサーフィンなども体験しましたが、
一番長く続けている趣味が模型飛行機なんです。
最近はクラシックギターの虜になっていますけど・・・。
そうそう
今月から合奏練習で「風の丘」(魔女の宅急便)の練習に入ります。

 
 
 
PNA4614M (LM5505E)
2011-10-30 13:29:52
ん~  2~4個ほど欲しいな~
通常の38kHzだと、使い方によってTV等のチャンネルが勝手に変わっちゃうもんな~

AV関係以外の赤外線リモコンは、57kHzに統一されればいいのに。
そうしたら、パーツも安くなるしデータ通信に使えば速度も上がる。
 
 
 
PNA4614Mは生産終了です (toko)
2011-10-31 11:14:18
ということで、残念ながら入手できません。
需要が少なかったから生産をやめてしまったんでしょうね。
とても残念です。
 
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