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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

ファーストmessage

2022-01-01 07:01:37 | 随想

  明けまして

    おめでとう

      ございます!!

     ファーストmessage

 

 会いたい人にも会えず、楽しみ事の企画は敢え無く水泡に帰し、無念さと諦念だけが胸の裡に拡がった去年一昨年。思えば厖大な我慢を強いられた子と丑の日日。この新年に成っても、愛でたい寅の元旦を迎えても、変異を遂げた憎っくきウイルスは”オミクロン”と名前を換えて人類の安眠を妨げ、幾十億の人々から依然としてその表情を強奪し、世界は行き場所のない悲哀に溢れる。

 そんな運命共同体のHomo sapiensが乗船する”蒼い舟 地球号”は、未知の憎悪のようなvirusと、人類の放蕩の付けが一気に回ってきたような温暖化による気候変動で、今にも浸水が始まりそうな危うさの渦中を漂う。星にも其処に住む生き物にも特別な幸運など有り得ないのだとの、否応なしに再認識を迫る過酷な現実が続く。

 僕らは一体、何を縁よすがに生きればいい?何を支えに命を全うする?今を生きる一人一人に突き付けられる難問。なかなか答えを導き出せない問題だが、その事をいつでも腹の底に据え、覚悟を決めて天命として享受する時間を生きてゆくしかない。

 けれど、直面する現実の脅威に晒されて、僕らは少しずつ、心を強く太くしなやかに養ってきたような気もする。この先の混沌を拓いてゆくのは、やはり、それぞれの身の裡に在るheartと云う見えざる不変の心情、おのおのが結んできた縁の絲の見えざる束になるチカラに頼るしかないと気付く。

 僕なりのそういう結論を凛と身の裡に掲げ、この先の多難や苦渋や混沌に立ち向かってゆきたい。思えば”風に吹かれる葦”のようなものだが、どんなkazeに吹かれても大地に根を張る根本の脈拍こそinochiの証だとの自覚と自信を持って、この寅の年も、延々と未知へと続く不可視の明日へと歩み出したい。

       令和4年 正月元旦 05:20:05 まんぼ 

 

          Count Down

 

新しい年が回ってきて

新たなカウントダウンは

もはや六時間を数えた

時の計りは

寸分の狂いもなく

永遠とわに三世を刻んでゆくけれど

個個に付与された

一回限りのinochiのcountdownは

或る日,突然に動き始めて

予告なしに,満了の刻を迎える

それ故,何時でも

その自覚と覚悟を胸に秘めて

不告知の

liveのscheduleを熟さねばならぬ

 

その一年が,そのひと月が,その一時間が

彼岸と此岸の

夢現の渡しに為ると

明確な意思を持って・・

       2022 01/01 07:07

 

コメント (6)
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