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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

満干のUTA.88

2018-02-24 13:55:51 | 満干の詩

                   Uta.88「イノチの価値を」

 

ほんの些細な糸口さえ見つかれば

僕はそれを手繰ってゆける

イノチを刻んできた

僕の二万有余の日々に堆積されてきた技能で

物語を編むことはいとも簡単な手作業かも知れぬ

 但し

味や深みや色合いや拡がりや

興味や感動や

含まれる哀楽の分量を別にすれば・・だ

 

その中身に

essenceや序破急や意匠を鏤めてゆくのは

一言で断言できる程には簡単ではない

けれども

其処にこそ苦悩が生まれ

その葛藤が

イノチの価値を

一ランク押し上げてくれる

02/24 14:11

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古里は2℃

2018-02-24 07:00:08 | ふるさと

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 昨日は穏やかな日和で、窓越しの日差しを受けていれば春が来た!!と勘違いしてしまいそうでしたね

昼下がりに急に思い立って、久し振りに現住所から8キロ(2里)隔たった生まれ故郷の無人の生家の換気に向かいました

    

気温8℃の街中の団地から、僅か2里の距離で気温は

何と2℃

いつ向かってもその結果が信じられない。例えば、近畿から8キロで東北へ旅するような・・。

バケツに溜まっていた氷が、ぶっちゃけてみると

厚さが15センチぐらいは有るでしょうか。我が家から奥には家もなく、まだ雪が

    

足長叔父さんも吃驚!!

子供の頃には20軒を越えていた村も、今は建物が10数軒、住んでいる家はたった3軒に・・。

路はジャングル

資産家の本屋の屋根は”銅板”で葺かれていましたが・・、何もかもが元の自然に還ろうとしているように

家も雑草に覆われて

侘しさ極まる風景に

去年新しく立て直した赤い鳥居がすすり泣くのが聴こえる

母が居なくなって最早9年の歳月が流れた。

この居間の時計は、何時から時を刻まなくなったのかも定かでなく、再び時を刻み始めることも無いのだ

淋しい静寂の中に暫く身を沈めて

帰宅

02/24 07:00:07 まんぼ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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満干のUTA.87

2018-02-24 06:17:17 | 満干の詩

                  Uta.87「美しいフレームに」

 

霊長類ヒト科に分類される種族にとって

最も重要なことの一つは

出合うことだ

monoともhitoとも想いとも

出会いたいと願うことだ

劇的に巡り会うことだ

素敵に廻り合うことだ

DEAIこそが

生きて在る間の

TOKIの間に間のcrevasseを埋める

 

濃度や密度や輝度や明度など

さまざまの要素に彩られて現出する世界

それを

兎にも角にも求めなければ

其処に何の充実も生まれない

どんなstoryも誕生しない

どんなhistoryも刻まれない

どんなclimaxも訪れない

如何なる豊饒も胸に仕舞えないのだ

 

僕が最も大切にするのは

そんな交差するitoに出逢うこと

何時かそれが

百彩の曼陀羅に織りあがれば

それが巡り合う事の証の

美しいフレームになるに違いない

02/24 06:17

 

 

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