降って来るもの

写真と散文とぽえむ

聴心記.LⅧ

2017-12-29 21:37:12 | 聴心記

                  LⅧ「不滅の詩詞に」

 

-僕は歩きながら文章を書く-

 

歩きながら

 アノ人への手紙を書く

幼子の使う”お絵かきボード”のように

胸の奥に誂えてある便箋や葉書や

200字詰めや400字詰めの原稿用紙に

代わる代わる必要な分だけ

要りようになった行だけ

 言葉を書き付けてゆく

 

勿論、僕のは架空のboardだから

其の儘に放置しておけば

 直に

時間が掻き消してしまうので

大切な文書や大事な書き付けは

余り間を空けずに取り出すのだが・・

 

ときどき出す宛てなしの手紙を綴ったりもする

僕の中の色々なboku宛に

 或いは

僕の器に記載されている

縁の人の宛先や苗字や名前にも・・

 

歩き出せば何時でも

 胸の用紙を拡げて僕は

取り留めのない想いを筆記してゆくのだ

悪戯に

真実を一行か二行挿入し

 ほくそ笑んだりして・・

 

今書くものは

巡り合う千載一遇の僕の一行になる

 

今読んでくれているアナタへの一編は

僕の一期一会の記念碑になる

 

願わくば

アナタも曰く”同じく”の

不滅の詩詞になって欲しいけれど・・

*2017 12/29 21:36 万甫

 

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寒々と、黄昏

2017-12-29 07:07:57 | 夕景

        ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 ようよう白み始めて、薄墨色の風景に成って来た師走29日午前6時半の山里。その微かな明るさで読み取った温度計の数字は1℃。曇天の空の色と合わせて、何となく侘しい年の瀬の遣る瀬無さも混じっているのを感じたりしている朝デス。

 何時も文字ばかりの愛想のない画面を見てもらっているので、今朝は一昨日27日の夕方の当に冬の真ん中の「寒々とした夕景」をUP。と言っても特別な映像ではないので申し訳ないですが・・。

 この所特別何処へ出掛けるでもなく、日常に特段の変化もなくて、cameraを袈裟懸けにして朝夕のwalkingに出たとしても、なかなかレンズを向ける対象にも出会わなくて、それだからどんなに工夫しても似たような”風景画”に。

 で、中には写真を楽しみに覗いてくれる人もいるかも知れませんが、そんなブロ友さんには-悪しからず-の今日も、又!です。

12/27 16:40に出発

 前日の夕方は冷たい風がそれも強風が吹き荒れて、体感温度を数度は押し下げた歩きに成りましたが、27日の夕方のも、防寒着で完全武装してのウオーキングになりましたよ。

 この日は北陸と北日本で暴風雪のニュース。その映像が頭に残っていて、見上げる空模様はその片割れの尻尾部分のようなおどろおどろしさで広がり、黄昏時の仄暗さと相俟ってそれはそれは肌寒い40分間でした

オレンジのシェードが田面も波立つ

 ”孫の向かえ”という新たな仕事が出来たので、始まりはどうしても4時半から5時の間になってしまい、冬至までは暗さとの駆けっこでした。昼の一番短い日から5日経ち圧迫感は少し減少しましたが、それでも5時20分過ぎの帰宅時間には、もはや5メートル前方の真近まで冬の暗闇が迫ってきていましたよ

凛とhalfmoonが

微かに南東の空にblueが

12/29 07:07 まんぼ

 

 

 

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聴心記.LⅦ

2017-12-29 03:09:04 | 聴心記

                  LⅦ「八百万の神々でも」

 

枯れないでいたいと念願する

 生死はひとつの連環だが

 イノチを安堵されている間は

飢えないでいたいと祈念する

 

愛するココロと慈しむココロと

許すココロと夢見るココロと

writerであり続ける現実とを

忘れないでいたいと切望する

 

些細な希望を列挙してゆけば

八百万の神々でも足りないが

 僕は唯

様様な”ぼく”として認知できる僕を

僕として表記してゆける間は

 僕を失いたくないと

只管、合掌するのだ

 

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