何時ものように何時もではないものと
何時ものように何時もではないものと触れ合う
それでこそ
新しい朝だ
見始めの世紀だ
幾千幾百の心象を収納しても
満足というものがない
けれど
その虚しさこそが
何時もを何時もではないに
絶えず変換してゆく
同じ機会など永劫にないものだ
-東の方角に連なる山々のお陰で風景の全体に覆い被さってしまう陽光のその前に天然の惠のような山影の中を歩く。最早空に蒼はなくて薄青の濃淡の色合いだけで拡がる天空よ。歩き始めて間もなく西の方角から鐘の音が鳴る。何処かの山寺の和尚が律儀に撞く午前六時の時報だ-
僕は
新しい初めの始まりの
熟成されて鮮やかなozoneを
胸の容量一杯に満たしながら
新品の工作機械のように動き始める
軽やかに滑らかに
呼吸しながら・・
*
何時ものように何時もではないものとその様に巡り会いながら、僕は昨日の朝も、一期一会の大小さまざまの感動を撮った
06/19 05:05
06/19 05:55 日の出が!!
魅惑の
水玉達
止められない
止まらない
光る!!
密やかに
恙なきよう・・
森の陽光
美しい青
美しい風景
美しい日の出
06/20 05:15 まんぼ