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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

僕の闇は

2017-03-06 22:40:58 | 

 

        僕の闇は

 

消耗し疲弊して堆積する

使い古しの時間を

静かに穏やかに覆い隠してゆく

 慈悲のような

闇の帳よ

 

生きていた昼の

時間の遣り繰りさえ

思い出す気力も萎えた

 夜の僕を

労わるように

深まってゆく闇よ

 

神様は

誰にも同じように昼と夜を創造し

その昼夜の間で

 僕等は

哀楽の起伏を生きる

 

僕の闇は

創造と癒しの二面観音のように

 存在する

03/06 22:40:40

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梅五輪

2017-03-06 07:00:07 | 風景

 

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

日曜日の昨日は、春の訪れを色濃く感じさせてくれる日和でしたね

一昨日”梅一倫”を書きましたが、今日は”五輪”の昨日の朝の画像を届けます

良く冷え込んだので、霜はやっぱりびっしりと!でしたが

霞の空

山峡も春の風情に満ちて・・

笹の葉っぱの先端に溜まった”露の滴!”を

こちらは朝日とコラボ

なかなか素敵な映像でしょ

朝と夕方と、六地蔵さんも表情を替えます

梅五輪の様子です

昼から満を持して畑を耕し、春野菜の苗を植え込みました

え~と

スティックブロッコリーと壬生菜と小松菜とサニーレタスを3株づつ

03/06 07:00:07

 

 

 

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模詩を

2017-03-06 06:30:06 | 徒然

 

        模詩を

 

小さな石槫が一個の切子に見えるときや

虫喰いの葉っぱが哀楽の表情だったり

水玉や氷が何かを話してくれるときに

僕は黙って

その徒然の傍に寄り添い

其処に微かな詩の匂いを嗅ぎ取る

 

綻び始めるときに

花の香りが極まるように

僕をノックした瞬間の騒めきが

一番艶かしいように

赤子の肌の無垢の証のような艶めかしさに

触れて初めて判る

それぞれの人の温もりのように

 

そうして

僕は国語の模試を受けるように

僕の模詩の回答を思案してゆくのだ

03/06 06:30:06 万甫

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手紙を

2017-03-06 06:00:06 | 徒然

 

          手紙を

 

宛名の有る手紙を書くと

僕は何時でも

待つ喜びを与えられる

 

計算するのだ

二日で着いて

もしかしたら三日かかって

それから

あの人の手許で二~三日滞在し

筆まめのあの人なら

四日目には

返信をポストに投函する・・

だから最短でも

一週間はドキドキと過ごせる

 

胸奥を撹拌するそのドキドキが

僕の心血に弾力を呼び覚まし

僕の精神を

伸びやかに保つビタミンになる

 

筆不精の

あの人の元に届いた手紙は

熟慮の胸で幾足りも

反芻され、醸造され、醗酵されて

そこから

最初のエキスが滴り落ちるときに

新しい命を認め

僕に帰ってくる

あの人の

文字と匂いと想いの詰まった白い封筒で・・

 

いつでも

予測不能の楽しみを贈ってくれる

手紙を書けば

その度に

感性が磨かれてゆく

 

想いの綾取りは

決して時間の長短じゃなく

取り敢えずは

その糸を取るか如何かにかかっている

形の如何は

その次の愉しみに移行するものだ

 

あなたも

そんな喜楽が欲しいと思ったら

意中の誰かに宛てて

手紙を書いてみることだ

例え架空の宛先にでも

 

取り敢えず綾取る糸を

相手にかざしてみることだ

誰かの胸と

誰かの手で

何かが始まるかも知れぬのだから・・

03/06 06:00:06

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