
8/1-6に行ってきた九州旅行シリーズの6回目です。
8/3の朝に熊本を出て、人吉からくま川鉄道に乗り換え、湯前までを往復してきました。この後は肥薩線に乗って矢岳越えをします。
矢岳越えとは、肥薩線の人吉ー吉松の間を通り抜けることで、途中に矢岳駅があります。この区間の矢岳駅ー真幸駅の間は日本鉄道三大車窓の1つに数えられる景色の良い場所があり、もともと「いさぶろう」「しんぺい」はこの矢岳越えの観光列車として登場したものです。九州新幹線開業時にキハ140形改造の専用車が投入される前は、キハ31形の転換クロスシートの間に畳を敷いた専用車が運用されていました。最初にこの区間を通った時はキハ31形専用車でしたので、今となっては懐かしいですね。

人吉駅のJRホームから撮影したくま川鉄道KT-203「KUMA1」、KT-103「KUMA2」。廃車されており、少し痛みが進んでいます

吉松からの「しんぺい2号」が人吉駅に到着します

八代方面普通列車のキハ40形と「いさぶろう」「しんぺい」

人吉駅の駅名標

これは「SL人吉」のための肥薩線路線イラスト




朝に熊本駅から乗ってきたこの列車に再度乗車し、矢岳越えをします


まずは大畑駅に到着。ここでスイッチバックしますが、このスイッチバックもループ線の途中にあるという日本唯一の構造です



大畑駅の駅舎と駅舎に貼られた名刺の数々。貼ると出世するのだとか

SL時代の給水塔が残っています

スイッチバックで大畑駅を発車します


実は2段スイッチバックになっています

スイッチバックを過ぎてすぐにある工事関係者の慰霊碑。肥薩線の矢岳越えは難工事だったのだ。駅からは歩いていける場所ではある(ただし駅構内なので普通は入らない)

矢岳駅に着くまでの間に、記念撮影用ボードをアテンダントさんが持ってきたので、ボードだけ撮影

気がつけば大畑のループを登りきり、大畑駅がはるか下に眺められていた

矢岳駅に到着。ここで少し停車時間が設けられる

矢岳駅にあるSL展示館。「SL人吉」用の8620形もここに保存されていたものだ


現在はD51 170のみが保存されている


誰もいなかったのだが、無人販売はやっていた

キハ31形時代に作ったと思われる記念撮影用ボード

動輪が一軸だけ置かれている

D51の後ろ側


運転席。毎度思うのだが、最初期のSLに比べると配管や計器の多さが目立つ。SLの構造がどういう進化をしてきたのか気になる


矢岳駅の駅舎

矢岳駅駅名標

矢岳駅は標高536.9mにある。本州の小海線や中央本線には及ばないが、十分高い場所にある



さて、肝心の日本三大車窓ですが、すっかり曇ってしまいました。山の上ですので、ここだけ天気が悪かったりもするんですよね。今まで7回くらい通ったけどまともに見えたのは2回くらいな気がする

一応、こういう説明ボードも車内から見える場所にあります

真幸駅に到着しました。縁起のいい駅名として知られる場所です。実は肥薩線でここだけ宮崎県のため、宮崎県で最初に駅ができた場所でもあります



真幸駅の駅舎と駅舎内

真幸駅もスイッチバック構造で、駅のホーム端には山津波で落ちてきた岩が置かれています

吉松駅に到着



鹿児島中央から特急「はやとの風」がやってきました。しかし、今回は吉都線に抜けるので乗車しません

ホームを挟んで並んだ「いさぶろう」「しんぺい」と「はやとの風」。ともにキハ40系の改造車で、片方は普通・快速用、片方は特急用

跨線橋を越えて駅舎へ

吉松駅。しばらく待ち時間がありました

お店はずっとやっていない感じでしたね

駅近くに保存されているC55 52。C55形3次車で、この後製造されたのが現在も2両が活躍するC57形でした

駅に戻るとキハ40形が2本来ていましたが、どちらも肥薩線でした

やってきた吉都線のキハ140形

都城駅に到着

都城駅の駅舎
さて、ここまでは青春18きっぷで移動していましたが(くま川鉄道は別途購入)、いい加減普通列車ばかりも飽きたし、そういや明日は鹿児島からこっちに戻る行程だったなと言うことで、券売機で2枚きっぷの鹿児島中央ー都城を購入しました。JR九州の特急列車は、2枚きっぷ、4枚きっぷ等の割引きっぷが多くの区間で設定されており、往復利用や複数人利用がしやすくなっています。今回は往復利用にしました。


待ち時間に撮影した817系。日豊本線の鹿児島中央ー宮崎の主力はかつては475系・457系、717系200番台でしたが、現在は817系になっています


比較的通学客が多い鹿児島中央地区のため、北側から転属した415系の姿も見られます。なお、ロングシートです


787系「きりしま」がやってきました。元は「有明」用だった4連です



787系車内。テーブルには未だに「ARIAKE」のシールが残っています

鹿児島中央駅に到着し、宿に荷物を置いて夕食へ


鹿児島中央駅南口を出て右側の商店街にある「桜勘」で、カンパチ漬け丼と鳥唐揚げの定食をいただきました
ちょっと写真が多めになってしまいましたが、これで8/3の行程は終了。次回は8/4の行程に入ります。
8/3の朝に熊本を出て、人吉からくま川鉄道に乗り換え、湯前までを往復してきました。この後は肥薩線に乗って矢岳越えをします。
矢岳越えとは、肥薩線の人吉ー吉松の間を通り抜けることで、途中に矢岳駅があります。この区間の矢岳駅ー真幸駅の間は日本鉄道三大車窓の1つに数えられる景色の良い場所があり、もともと「いさぶろう」「しんぺい」はこの矢岳越えの観光列車として登場したものです。九州新幹線開業時にキハ140形改造の専用車が投入される前は、キハ31形の転換クロスシートの間に畳を敷いた専用車が運用されていました。最初にこの区間を通った時はキハ31形専用車でしたので、今となっては懐かしいですね。

人吉駅のJRホームから撮影したくま川鉄道KT-203「KUMA1」、KT-103「KUMA2」。廃車されており、少し痛みが進んでいます

吉松からの「しんぺい2号」が人吉駅に到着します

八代方面普通列車のキハ40形と「いさぶろう」「しんぺい」

人吉駅の駅名標

これは「SL人吉」のための肥薩線路線イラスト




朝に熊本駅から乗ってきたこの列車に再度乗車し、矢岳越えをします


まずは大畑駅に到着。ここでスイッチバックしますが、このスイッチバックもループ線の途中にあるという日本唯一の構造です



大畑駅の駅舎と駅舎に貼られた名刺の数々。貼ると出世するのだとか

SL時代の給水塔が残っています

スイッチバックで大畑駅を発車します


実は2段スイッチバックになっています

スイッチバックを過ぎてすぐにある工事関係者の慰霊碑。肥薩線の矢岳越えは難工事だったのだ。駅からは歩いていける場所ではある(ただし駅構内なので普通は入らない)

矢岳駅に着くまでの間に、記念撮影用ボードをアテンダントさんが持ってきたので、ボードだけ撮影

気がつけば大畑のループを登りきり、大畑駅がはるか下に眺められていた

矢岳駅に到着。ここで少し停車時間が設けられる

矢岳駅にあるSL展示館。「SL人吉」用の8620形もここに保存されていたものだ


現在はD51 170のみが保存されている


誰もいなかったのだが、無人販売はやっていた

キハ31形時代に作ったと思われる記念撮影用ボード

動輪が一軸だけ置かれている

D51の後ろ側


運転席。毎度思うのだが、最初期のSLに比べると配管や計器の多さが目立つ。SLの構造がどういう進化をしてきたのか気になる


矢岳駅の駅舎

矢岳駅駅名標

矢岳駅は標高536.9mにある。本州の小海線や中央本線には及ばないが、十分高い場所にある



さて、肝心の日本三大車窓ですが、すっかり曇ってしまいました。山の上ですので、ここだけ天気が悪かったりもするんですよね。今まで7回くらい通ったけどまともに見えたのは2回くらいな気がする

一応、こういう説明ボードも車内から見える場所にあります

真幸駅に到着しました。縁起のいい駅名として知られる場所です。実は肥薩線でここだけ宮崎県のため、宮崎県で最初に駅ができた場所でもあります



真幸駅の駅舎と駅舎内

真幸駅もスイッチバック構造で、駅のホーム端には山津波で落ちてきた岩が置かれています

吉松駅に到着



鹿児島中央から特急「はやとの風」がやってきました。しかし、今回は吉都線に抜けるので乗車しません

ホームを挟んで並んだ「いさぶろう」「しんぺい」と「はやとの風」。ともにキハ40系の改造車で、片方は普通・快速用、片方は特急用

跨線橋を越えて駅舎へ

吉松駅。しばらく待ち時間がありました

お店はずっとやっていない感じでしたね

駅近くに保存されているC55 52。C55形3次車で、この後製造されたのが現在も2両が活躍するC57形でした

駅に戻るとキハ40形が2本来ていましたが、どちらも肥薩線でした

やってきた吉都線のキハ140形

都城駅に到着

都城駅の駅舎
さて、ここまでは青春18きっぷで移動していましたが(くま川鉄道は別途購入)、いい加減普通列車ばかりも飽きたし、そういや明日は鹿児島からこっちに戻る行程だったなと言うことで、券売機で2枚きっぷの鹿児島中央ー都城を購入しました。JR九州の特急列車は、2枚きっぷ、4枚きっぷ等の割引きっぷが多くの区間で設定されており、往復利用や複数人利用がしやすくなっています。今回は往復利用にしました。


待ち時間に撮影した817系。日豊本線の鹿児島中央ー宮崎の主力はかつては475系・457系、717系200番台でしたが、現在は817系になっています


比較的通学客が多い鹿児島中央地区のため、北側から転属した415系の姿も見られます。なお、ロングシートです


787系「きりしま」がやってきました。元は「有明」用だった4連です



787系車内。テーブルには未だに「ARIAKE」のシールが残っています

鹿児島中央駅に到着し、宿に荷物を置いて夕食へ


鹿児島中央駅南口を出て右側の商店街にある「桜勘」で、カンパチ漬け丼と鳥唐揚げの定食をいただきました
ちょっと写真が多めになってしまいましたが、これで8/3の行程は終了。次回は8/4の行程に入ります。