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おじい様の独り言

地球一周ウオーキング(4万キロ)に挑戦、 2018.1 目標達成
『おじい様・・』は孫との会話中に 生れた固有名詞です

1033話 名作百本の映画で いい時間を過ごす

2013-03-19 | 映画 テレビ
  春はあけぼの 東の空
  
山田洋次監督が選んだ「日本の名作100本」・・・《NHK BSプレミアム》 昨年4月 にスタートし 3月5日で 家族編 50本 喜劇編50本の放映が終わった。 今後はアンコール放送が始まる。 この番組のスタート時 《100本 全作品を見て見ようとチャレンジ》 ビデオ装置を整備し 3~5本は未鑑賞も ほぼ全放送作品をビデオで観賞した。他の番組映画を含め この1年間で 3日に1回 映画を見たことになる。
20~60年前に 邦画にこんなに多く名画が制作されていたのに 大半は 見過ごしでいたことが解かった。 
特に 昭和30年代(約50年前)の作品は「三等重役」「警察日記」「夫婦ぜんざい」「喜劇 日本のお婆あちゃん」等 魅力作品も多い モノクロで当時のことを想い 懐かしいシーンにも出遭い 嵌ってしまった。
当時の娯楽の中心は映画で 地方の大抵の街には常設の映画館があった。 なのに 選ばれた100本名作映画は ほとんど見ていない。 受験入学 就職のあわただしく過ごした時代にあたるが 当時の娯楽の中心は 映画館行きだったはず。何故か 当時のこと思い起こしてみた。
自分なりの結論は 自分を含め 当時の若者は 邦画を軽く見て 洋画にかぶれていた。歳月を経て この番組のおかげで見過ごしていた多くの名画を見れて この1年間 とてもいい時間を過ごして 得をしたような気がした。
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1016話 喜劇で 「高齢化社会」 50年前に 問題化

2013-02-13 | 映画 テレビ
当時 50歳と41歳の老け役
1~2月は多くの古い名画を見た。特に「山田洋二監督が選んだ日本の名作100本」で放送された作品はビデオに撮りだめ 全作品 欠かさずに観賞。中でも昭和30年代(約50年前)の作品「三等重役」「警察日記」「夫婦ぜんざい」等 魅力の作品も多く モノクロ効果? 当時のこと思い出し 懐かしいシーンも数多く 今気に入り 嵌っている。
喜劇にっぽんのお婆あちゃん」今井正監督 1962年製作。 
老人ホームを飛び出した2人の老婆の話。 モノクロ映画なのに50年前昔の制作とは思えない新鮮さもあった。映画の主役は すべた老人のこともあり 最近まで 日本のテレビ・映画界のフケ役で大活躍の俳優の若い頃?が見られ 50年前には すでに老け顔がはまっていた人たちが多く出演 新鮮さ?も感じた
この作品に 興味をもったことがあった 
1.高齢化社会の問題を 当時 既に先取りしていた。シビヤーな高齢化社会の問題を喜劇として取り上げていたこと
2.最近の年寄り 当時と比較すると 10~20歳は若く見えるのでは
3.二人の老婆役を 北林谷栄(当時50歳)ミヤコ蝶々(41歳) 現在の40歳台50代の女性では考えられない老け役演技で 当時71歳の 東山千栄子 64歳 飯田蝶子 年長の老け役を向こうに 主役で好演している。
4.題名「・・・お婆ちゃん」でなく「・・・お婆あちゃん」なのか に何か意味があるのか?
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937話 連続二度見 映画 『家族』

2012-10-10 | 映画 テレビ
最近 休日にはあまり街に出かけなくなっている。先週の3連休は取りだめのビデオ なかんずく映画 長時間番組を見ることにした。3日間で16時間のテレビ ビデオの観賞となった。中でも特に 友人に 推奨したいと思ったのは 1970年制作『家族』(監督 山田洋次)1度見終えたとき  映画シーン中 随所に出てくる 当時の日本列島各地の懐かしい風景 風俗を再度見たくなった。 
40数年前の光景なのに 意外にも時の経過は感じなかった。当時 札幌市内に在住 帰郷の際 山口 大阪 東北 北海道 間を何度も往復し 沿線の車窓光景 風俗が アルバムを見るようで連続鑑賞となった。
長崎県伊王島に住む家族が、閉山間近かの炭鉱を追われ、新天地を求めて高度経済成長期の日本列島を北海道の農場へと向かう物語である。昭和45年(1970)4月6日から10日までの家族の旅を中心に、回想シーンをまじえながら展開している。慌しい時代背景の中で、夫婦と子供2人そして舅の5人が、数々の苦難に遭遇しながら身も心もポロポロになつてゆ<。まだ貧しかつたころの日本と必死に生きている日本人の姿を、当時の日本の風景と共に描いている






あらすじ
一家は長崎県伊王島から、開拓のため北海道中標津町へ移住することとなった。酪農を夢見た主人公の決断によるものであった。妻の反対により、当初は、単身で移住することになっていたが、結局子供2人を含む家族で移住することになる。
同居していた父は、高齢であることから、福山市に住む次男夫婦の家に移ることになっていた。一家は、父親のため、まず福山に向かうも 次男夫婦が父親を歓迎していないことが明らかになり、結局、父親も北海道へ移住することになった。
こうして一家5人の列車を乗り継ぐ北海道への旅が始まった。大阪で日本万国博覧会を見物したのち、新幹線により 東京に到着する。具合を悪くした赤ん坊の長女の為に、急遽一泊する旅館を取るが、悪化させてしまい、近くの医院に駆け込むものの、治療が遅れ そのまま亡くなってしまう。一家は北海道へ急ぐため、火葬を取り急ぎ済まし、東北本線、青函連絡船をへて、北海道を東上する
やっとまだ雪深い夜の中標津にたどり着いた頃には、一家は疲れ果てていた。次晩、一家は地元の人々から歓待をうけ、上機嫌の父源蔵は炭坑節を歌い、一家はようやく落ち着くかのようにみえた。しかし、源蔵は歓迎会の晩、布団に入ったまま息を引き取ってしまう
コメント (1)
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ニオイ サクラ

2012-02-28 | 映画 テレビ
先週 NHK「美の壺」は「梅」を取り上げた。自分は 昨年 桜より梅 好みへの転向 宣言した。その時に 梅も桜も同じバラ科サクラ属 であることを知った。梅の別名はニオイサクラ とある。確かに匂いは桜より梅が上。今年は梅の開花が全国的に遅れ 北日本では桜と梅の開花が重なりそうとも言われている。当地も数本の早咲き以外はまだ未開花。美の壺の画面の桜も昨年のもの テレビ画面より転載した。

   
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パンにも“おいしい美”がある  

2012-02-21 | 映画 テレビ




NHK 美の壺は引き続き 楽しんでいる。「」を新しい視点で紹介する番組で 先週は「パンの美」とあった。正直なところ「パンに美?」で番組を見て写した。その美を見直した。パンに美を見つけた感性には脱帽。
 身近なもの 見直して 見過ごしている美の発見に 努めてみたい
《番組見どころ》
食べておいしいのはもちろん、実は、そこには独特の美の世界が秘められている。生地を“発酵”させ“焼く”ことで刻々と変わる豊かなパンの表情。焼き色、断面に見られる気泡、そして日本生まれのパンに秘められた独特の美意識などなど。出来上がりをイメージする想像力、発酵などを見極める勘など、職人の熟練の技が隠されていた“パン”の知られざるおいしい“美”を紹介。
     

     

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あの映画の主題歌だった

2012-02-11 | 映画 テレビ
    
♪♪ 花も嵐も 踏み越えて 行くが男の 生きる途 泣いてくれるな ほろほろ鳥よ ....♪

子どもの頃  良く誰もが 訳もわからず口ずさみ 今でもその歌詞をおぼえている この歌 映画「愛染かつら」の主題曲だった。更に映画「愛染かつら」が制作されたのは 70数年前の自分の生まれ年であったことを 作日 愛染かつら総集編《NHK山田洋二監督の選んだ名作100本》を見ていて始めて分かった。
年月の経過で 現在に比べ 画面や音声はやや見劣りするが 主演の田中絹代の生き生きした魅力は素晴らしかった。筋はすれ違いストーリーが主流で 戦後 大人気の「君の名は」を連想した。題名のかつらは かつら科 落葉高木とのことを知った
生まれ年の社会が あのような光景 風俗だったのかと興味深く見た。
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ご覧になったら如何 「兄とその妹」

2012-01-28 | 映画 テレビ
   

昨年より始まった NHKBS【 山田洋二監督が選んだ日本の名作100本】 欠かさずに見ている。どの作品も見ごたえあり毎週楽しみにしている。最近放映の作品で特に注目したのは 1939年制作の【兄とその妹】 70数年前 自分誕生翌年に制作された古ーい作品。最近の映画に比べれば 画面は暗く美しくはない 音声も良くない 当時の家庭生活 住宅街の暗い夜道の様子が生々しく印象的 あのような時代に生まれたのだ。。 あのような暗く人通りの少ない街で街頭犯罪は ほぼ皆無だったいうときく 明るい街灯や防犯カメラがあちこちに設置された現在 街頭犯罪増加の原因はなにか。 
ある県知事が 新年よりスタートのNHK大河ドラマ「平清盛」の画面が「色彩乏しく暗い 汚い」とクレームをつけられたとのことが話題に。70年前のこの作品を一度ご覧になったら如何と思う。更に照明器具のなかった数百年前の【清盛時代】 もっともっと時代考証的には 暗く 色彩は乏しかったのでは
時代考証間違い?ではと思う光景があった 主人公が上司宅訪問の際 インターフォンで来訪を告げるシーン。 当時 既に一般家庭に設置されていたとは。あの装置が 自分の生まれる前から既にあったとは。
あらすじ
妻と妹と3人で和やかに暮らす実直な会社員の生活を通して、家族の心の機微を繊細に描いた島津監督の最高傑作。
碁の腕を買われ、たびたび会社の重役の家に招かれ相手をしていた間宮。聡明な妹、文子は兄が重役に取り入ろうとしていると誤解されないか心配していたが、文子に結婚を申し込んできた男性がたまたま間宮に碁の相手をさせる重役の甥(おい)だったことから、その心配が現実となってしまう


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「生きる」 再見のほうが

2012-01-15 | 映画 テレビ
山田洋二監督の選んだ日本の名作100本は 見逃さず見ている 
『30~40年前に』一度見た古い映画の再見なのにほとんど詳しい内容に記憶はない。
名作であるためなのか 映画の見方が変わったのか どの作品も 初見より 再見のほうが新鮮で感動的
ビデオに撮っていた「生きる」をみた
 
市役所の市民課長は、余命いくばくもないことを知りがく然とする。自暴自棄になったが、希望に燃える若い女性事務員の姿に、自分も生きがいを見つけようと模索。悪疫の源となっていた地区に清潔で新しい児童公園を作ろうと全力で奔走する。志村喬の演技が胸を打つヒューマニズム映画。ベルリン映画祭で、特別賞を受賞した黒澤明の代表作のひとつ
印象的シーンは 女性事務員の履いている靴下は 穴があき電線状態(当時は珍しくない光景) それをみて 其の後 課長は 靴下を買いあたえる 現在では あのような靴下の状態は見ることはない。以前 流行り言葉にあった「戦後 女性と靴下は強くなった」を思い起こした。
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「楢山節考」 で 考えた

2011-12-12 | 映画 テレビ

山田洋二監督の「名作百本映画」は欠かさず見ている。先週は田中絹代主演 深沢七郎の小説を、木下惠介監督が歌舞伎の舞台的手法で映画化した1957年作品。老婆にふんした田中絹代は前歯を実際に抜いて熱演したとのこと 迫力あり。
「楢山節考」は残される家族の為に老婆が自ら望んで・・・・するという うば捨て伝説を題材にした重いテーマ。
口減らしのため70歳を過ぎた老人が山に捨てられることになっている寒村。69歳の老婆は、妻と死に別れた息子に気立てのいい後妻がきたことに安心し、楢山参りの準備をはじめる。だが孝行息子にとっては悲しい。
近年日本は 最低生活は憲法上も保障され 国民は餓え死の無い豊かな国になったと思っている。 なのに 無差別殺傷事件も多く 親が子 子が親の 殺傷事件が 報道されない日はない。家族について 当時の社会と現代社会を比較した時 貧困のもと 人情味 心の温かさ 心の豊かさは 当時の方が現代より上では。  大いに考えさせられた
  
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現代風で魅せた 1938年作品 「人情紙風船」 

2011-11-27 | 映画 テレビ

山田監督が選んだ名作100本 38本目1937年 山中貞夫監督作品「人情紙風船」を見た。自分が生まれる前の古い作品でモノクロで正直あまり期待していなかった。
思いのほか 昭和12年(小生は-1歳)製作の映画にもかかわらず 現代風で 現代的なスピード感、変幻自在なストーリーの展開・・あり新鮮で清々しく感じ なかなかの佳作と思った。
歌舞伎で知られる「髪結新三」をもとに、江戸の貧乏長屋に暮らす人々の日常と悲哀を採りあげたもの。
江戸の貧乏長屋、"髪結い新三"は まともな稼業と言えない暮らしながら、江戸っ子の粋でいなせな男。長屋は始終生活苦の為何らかのアクシデントあり"首吊り"などは日常茶飯事。隣人達は互いに野次馬根性&お節介、互いにズバリ物を言う正直にして素朴な人種で 小悪党の髪結新三は、町を牛耳る親分の鼻をあかす為 親分一家が用心棒をする質屋の娘を誘拐する。新三の隣人である海野又十郎は、仕官する日を夢見て妻と貧しい暮らしに耐えていたが、このいたずらめいた誘拐騒ぎの片棒を担いでしまう・・・
山中監督は完成直後に出征し、戦場で28歳と10か月の人生を閉じ この作品が遺作となった
監督ならずとも"口惜しい!"思い。
最近 やたらと テレビドラマ再放送が多い。10年位前の制作ドラマは 古臭さが目に付く。むしろ70数年前の映画作風に現代的な新鮮さを感じた
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